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子どもの帰宅をLINEで通知「Qrio ただいまキット」活用法

子どもの帰宅をLINEで通知「Qrio ただいまキット」活用法

子どもはこの春から小学生。パパ・ママは共働きで、どちらかは早く帰ることができても、子どもが帰る前に帰宅するのはちょっと難しい。そんな家庭はきっと多いと思います。

 

そこで考えるのが、子どもに“キッズケータイ”を持たせること。でも小学校低学年にケータイを持たせるのは、まだ早い気がするし、そもそも学校へケータイを持っていくことが禁止されている場合もあります。かといって、何もしないのは不安だし……。

 

そんな悩みを解消してくれるのが「Qrio(キュリオ)ただいまキット」。スマートタグをランドセルやカギに付けておけば、子どもが家を出たときに「いってきます」、帰ってきたときに「ただいま」のメッセージをLINEやメールで知らせてくれるキットです。

 

では「Qrioただいまキット」とは、一体どのようなものなのでしょう?実際に使って、その使用方法や使い勝手を紹介していきましょう。

キットの設定は意外と簡単!

「Qrioただいまキット」を使用するには、「Qrioハブ(左)」と「Qrioスマートタグ(右)」がセットになったこのキットのほかに、Wi-Fiルータ、スマートフォンが必要になります。これさえそろっていれば、設定はとても簡単。

 

 

まず、スマートフォンに専用アプリをダウンロードします。

アプリを開くと「LINEで新規登録」と「LINEを使わず新規登録」と表示されます。LINEで新規登録した場合は、通知をLINEで受けることができるので便利です。LINEを使わない場合は、通知をメールで受け取ることになります。

 

登録が完了したら、アプリの指示通りに設定を行います。今回はLINEで新規登録を行いました。

 

画面に表示された「設定をはじめる」を選択します。

 

そしてハブをコンセントに差し込みます。LEDランプがオレンジ色に点滅したら、上部にあるボタンを5秒間長押し。するとLEDランプが緑色に点滅します。(写真はボタン長押し後のものです)

 

ハブがシリアル番号を自動的に検出するので、そのまま登録します。

 

次にWi-Fiの設定画面が表示されるので、ネットワークを選んで、ルータのパスワードを入力します。これでハブの設定は終了です。

 

次にスマートタグの設定を行います。付属の電池を入れて正しく通電すると、タグの赤いLEDが3秒間点灯します。確認できたらフタをきちんと閉めて、アプリで「スマートタグを探す」をタップ。

スマートタグのブザーが鳴ったら、子どもの名前を入力して通知メッセージを登録します。

 

そしてLINEでQrioのキャラクターと友達になれば、LINEとの連携は完了です!ちなみに名前はキロちゃんです。

 

設定中に誤通知が出る場合があるようですが、その場合はルータ、ハブ、スマートタグの位置を変えて再度試すといいようです。ルータとハブの設置場所が遠かったり、ハブとスマートタグが離れていたりすると、誤通知が出るようです。

 

 

今回の設定では、スマートフォンとハブの通信状況があまりよくなかったようで、Bluetoothの設定をオンにするように案内が表示されました。オンにすると通信状況は改善、設定を進めることができました。

通知をLINEで気軽にチェック

「Qrioただいまキット」の便利なところは、子どもが何もしなくていいということ。

帰宅すると、カギやランドセルに付けたスマートタグをハブが検知して、自動的にLINEで知らせてくれるので、パパ・ママが電話をかけたり、子どもに電話をかけさせたりする必要がないのです。電話のかけ方や受け方がよくわからない子どもでも、問題なく使えます。

 

LINEで通知が来るので、簡単にチェックできるし、パパ、ママ、キロでグループを作っておけば、キロの通知は全員に送られます。

 

キロからのLINE通知は、何時何分に出かけて、何時何分に帰ってきたのかという細かい時間もわかります。

また、タグを複数用意して、学校のランドセルと塾のカバンそれぞれを登録しておけば、学校から何時に帰ってきて、塾へは何時に出かけたのかもわかります。

 

スマートタグとハブの距離は近いほうがいいようなので、スマートタグをカギにセットする場合はカギ置き場に近いコンセントに、ランドセルにセットする場合は子ども部屋のコンセントにハブを設置するほうがいいようです。

月額使用料などは一切なし!

「Qrioただいまキット」は、キッズケータイや見守りサービスなどと違って、キットを購入してしまえば、通信費など毎月の料金がかかることはありません。

 

月額1,080円のキッズケータイを利用した場合、2年間(24カ月)で36,720円がかかります※1

対して「Qrioただいまキット」の場合、かかる費用はキットの本体価格13,370円(税込)だけ※2。その差はナント約23,000円にもなります。

※1 初期費用1台10,800円+毎月1,080円の場合(税込)
※2 金額は2018年4月時点。

 

同じ条件で2人兄弟の場合だと、キッズケータイは2年間で73,440円。「Qrioただいまキット」は別売りのスマートタグを1つ追加で購入すれば、2人で17,668円。

※いずれも税込

2年間で約55,000円もの差になってしまいます。

 

子どもが複数いる家庭でも負担が少なくできるので、経済的にも大助かりですね。

 

このほか子どもの見守りだけでなく、同居しているおじいちゃん・おばあちゃん、遠距離で一人暮らしをしているおじいちゃん・おばあちゃんなどにも使ってもらえると安心です。

万が一スマートタグを外出先でなくしてしまっても、個人情報は登録されていないし、GPS機能も搭載されていないので、自宅の場所が流出してしまう心配もありません。

 

子どもの安全が気になるな、と思ったら「Qrioただいまキット」の利用を考えてみませんか?

※本記事の内容は2018年4月25日現在の情報です。

Contributor

牛島義之

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーランスとして独立。以降、アウトドアをはじめ、遊びにまつわる数々の原稿を雑誌やWEBサイトにて執筆中。

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