引っ越しの際は、インターネットの手続き方法を確認しておくことで、スムーズにネット環境が整います。ここでは、引っ越しでのインターネット手続き方法について、事前準備やケース別の契約手続き、注意点を徹底解説しています。
引っ越し前にインターネット契約について準備しておくこと3つ
1. 現在のインターネット契約の継続・解約を決めておこう
まず、現在のインターネット契約は解約するのか、引っ越し先でも継続するのかを考えておきましょう。
引っ越しの際、インターネット契約に関しては以下の3つのケースが考えられます。
①現在契約しているインターネット回線を継続利用する
②現在契約しているインターネット回線を解約して、引っ越し先で新規契約する
③現在は回線契約をしておらず、引っ越しを機に新規契約する
①と②は、プロバイダーや回線事業者との契約状況で手続きが違ったり、解約に伴う回線廃止、新規契約に伴う開通工事などのタイミングを見定める必要があったりするため、手続きのフローを事前に確認しておきましょう。
③は、例えば実家を出て一人暮らしを始めるなどのケースです。完全に新規での契約となるため、比較的簡単に手続きが進められます。
2. 現在利用している回線事業者やプロバイダーを確認しておこう
日常的にインターネットを使っていても、いざ引越しとなるとどこに連絡すればいいのかわからない、というケースは珍しくありません。引越し予定が決まったら、自宅のインターネットの連絡窓口を早めに確認しておきましょう。
現在のインターネット契約が、プロバイダーと回線事業者とを別々に契約するタイプのものであれば、プロバイダーと回線事業者それぞれの手続きが必要になります。
一方で、プロバイダーと回線事業者がセットになった光コラボレーションモデル(以下光コラボ)での契約であれば、光コラボ事業者に解約や移転の連絡をするだけで手続きが完了します。どちらか分からない場合は、契約中の回線事業者もしくはプロバイダーに問い合わせると良いでしょう。
3. プロバイダー・回線事業者には1~2カ月前に連絡しよう
プロバイダーや回線事業者に連絡するタイミングは、引っ越しの1~2カ月前が目安です。回線廃止や開通工事の立ち会いが必要な場合、希望枠が空いていないこともありますし、プロバイダーや回線事業者、プランの見直しなどの検討に時間がかかる場合もあるので、余裕をもって進めましょう。
【ケース別】引っ越しの際のインターネット契約手続きをチェック
ここからは、引っ越しの際、インターネット契約手続きをどのように進めるのか、3つのケースに分けて具体的に確認していきましょう。契約の流れを知っておくと、スムーズにインターネットの引っ越し手続きを進めることができますよ。
ケース1. 引っ越し先で現在のプロバイダー・回線を継続する場合
引っ越しが決まったタイミングで、契約中のプロバイダーや回線事業者が新住所に対応しているかを確認しておきましょう。対応していない場合は別の事業者を検討しなくてはならないので、早めの確認をおすすめします。
また、引越し先が集合住宅の場合は、管理会社等に回線設備が導入済みかどうかを確認する必要があります。いずれも不明な場合は、光コラボ事業者、回線事業者、プロバイダーに問い合わせて調べてもらうこともできます。
次に、現在のプランが引っ越し先でも利用できるか確認します。プラン変更が必要な場合は、引っ越し先で利用できるプランの中から最適なものを選んでおきましょう。
光コラボ事業者では、以下のような流れで手続きが進められます。
(引っ越し前)
1. 光コラボ事業者へ移転することを伝える
2. 場合によっては撤去工事の立ち会い、機器返却
(引っ越し先)
3. 場合によっては回線工事に立ち会う
4. 接続設定をする
契約手続き自体は、光コラボ事業者の公式サイトなどで完了できるため、比較的スムーズに手続きが進められます。
ケース2. 現在契約中のプロバイダー・回線を解約する場合
現在契約中のプロバイダー・回線を解約する場合は、違約金や手数料、残りの利用料金の支払いについて確認しておきましょう。同時に、ONUやルーターなどの機器返却の有無、回線の撤去工事の要不要も確認しておくと安心です。
光コラボ事業者との契約を単純に解約するのみであれば、公式サイトの会員ページや専用チャット、電話等で進めることができます。
また、現在契約中の光コラボ事業者を解約して、別の光コラボ事業者へ乗り換える際は、「事業者変更(転出)」の手続きが必要です。まず、契約中の光コラボ事業者に連絡して「事業者変更承諾番号」を取得します。次に、乗り換え先の光コラボ事業者に新規契約の申し込みをします。
ケース3. 引っ越し先で新規のプロバイダー・回線を契約する場合の手続き
引っ越し先でインターネットの新規契約を行う場合は、回線事業者・プロバイダーをあらかじめ選んでおき、サービスエリア内かどうか確認しましょう。
光コラボ事業者と回線新規で契約する基本的な手順は、以下のとおりです。
1. 光コラボ事業者を選ぶ(サービスエリアも確認)
2. 公式サイトや電話の窓口で新規申し込みをする
3. 光回線の開通工事に立ち会う
4. 初期設定をする
申し込み前に、光電話やルーターのレンタルなど、利用するオプションサービスも検討しておくとスムーズです。
引っ越しの際のインターネット手続き4つの注意点
申し込みや工事日の日程調整を誤るとネットが使えない期間が発生することも
回線新規の申し込みでは、申し込み日からインターネット開通までに2週間から1カ月程度かかります。開通工事に立ち会いが必要な場合は、自分の予定と回線事業者等が提示する工事可能な日程との調整が必要です。
また、解約と新規申し込みを同時に行う場合、解約に伴う廃止工事は、新規申し込みに伴う開通工事日よりも後ろにしておくと、ネットの不通期間がないので安心です。春秋の引っ越しシーズンは、工事日の空き日程が少ないため、余裕をもって予定を組んでおきましょう。
引っ越し先で利用可能なプラン・対応エリアに注意
ケーブルテレビのインターネットのように、地域によって利用可能なプランや料金が異なることもあります。また、多くの場合は戸建てか集合住宅かで料金設定が変わります。特に集合住宅では、そもそも利用できるインターネット回線が限定されていることもあるので要注意です。
モバイルWi-Fiルーターの場合、対応エリア内だったとしても、電波状況によっては宅内に電波が届きにくいといったこともあり得ます。その場合は、引っ越しを機会に光回線などの固定回線を導入するのも良いでしょう。
継続利用でも事務手数料や工事料がかかることも
光回線を引っ越し先でも継続して利用する場合、移転事務手数料や工事料が発生することがあります。現在の契約や引っ越し先の建物の状況、利用できるプランで料金が変わりますので、事前にどれくらいの費用がかかるか確認しておくと安心です。
同じ回線を継続利用しても速度が変わる可能性がある
引っ越し先で同じインターネット回線を継続利用したとしても、同じ速度が出るとは限りません。これは、住居の構造やルーターの設置状況、集合住宅であれば配線方式によるものなど、さまざまな原因が考えられます。引っ越し後にスピードテストを実施し、改めて設置場所などを検討すると良いでしょう。
引っ越しの際はインターネットの契約をスムーズに進めよう
引っ越しの際、インターネットの契約は、スムーズに進めたいものです。今の回線に不満がなければ継続するのが最も簡単ですが、回線事業者は定期的におトクなキャンペーンや割引を実施しているので、思い切って事業者変更を検討してもよいかもしれません。光コラボ事業者であれば、回線とプロバイダーが一緒になっているため手続きも簡単です。
引っ越しの際のインターネット契約については、状況に応じて検討してみてくださいね。
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