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光回線の速度が遅い?よくある5つの原因と状況別の対処法を解説

光回線の速度が遅い?よくある5つの原因と状況別の対処法を解説

最近、プライベートでの動画視聴やオンラインゲーム、在宅勤務でのオンライン会議など、自宅でインターネットを利用する機会が増えた方は多いのでは?だからこそ、光回線の速度が遅いと、何かと不便を感じると思います。

 

そこで、今回は光回線の速度が遅くなる原因と、状況別の対処法を解説します。

光回線の速度の目安や、「速度が遅いな……」と感じたときにまずチェックしたい点などについても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください!

光回線の速度目安は平均でどのくらい?

光回線の速度が遅いと感じる基準は、人によってさまざまでしょう。ただ、それでは何を基準に判断すればいいのか迷う方もいると思いますので、インターネットの使用目的ごとに快適な速度の基準をまとめました。

 

WEBサイト閲覧:1Mbps~10Mbps(下り)

動画視聴(SD画質):1Mbps(上り)

動画視聴(HD・4K画質):20Mbps(上り)

オンライン会議:10~15Mbps(上り・下り)

オンラインゲーム:30〜100Mbps(下り)

上記からわかる通り、インターネットをある程度快適に使いたいのであれば、光回線の速度は下り100Mbpsはほしいところです。

光回線の速度を計測できるサイト一覧

では、光回線の速度はどう測ればいいのかですが、以下のような計測サイトを使えば簡単です。

 

  • Fast.com:アクセスするだけで光回線の下りの速度を計測できる
  • SPEEDTEST:「GO」をクリックすると、上り下りそれぞれの速度を計測できる
  • RBB SPEED TEST:郵便番号(エリア)や接続状態、回線種類など詳しい状況を設定でき、それにより上り下りのより正確な速度を計測できる

 

光回線の速度は、計測サイトによって結果が異なることがあるので、より正確な数値を把握したい方は、複数のサイトで計測してみることをおすすめします。

光回線の速度が遅いと感じたら、まず試すこと

光回線の速度が遅い……と感じたときは、まず以下のことを試してみてください。意外とちょっとしたことが原因であることも多いので、簡単に改善する場合もあります。

パソコンを再起動する

複数のサイトを閲覧していたり、アプリを起動していたりすると、パソコン側の処理能力が追いつかなくなったり、エラーが起きたりして、パソコンの動作が遅くなることがあります。

 

そんなときには、パソコンを再起動してみると、データの処理状況がリセットされて、動作が改善されることがあるので試してみてください。

ルーターやモデム/ONUを再起動する

ルーターやモデム/ONUも精密機械なので、長時間使用していると熱がこもったり、データの処理が溜まったりして、動作が遅くなることがあります。

 

そんなときは、ルーターやモデム/ONUも再起動してみるといいでしょう。ただ、後述の通り、ルーターとモデム/ONUの再起動には手順があるので注意してください。手順を間違えて、ルーターやモデム/ONUが起動しなかったときには、時間をおいて再度正しい手順で試してみてください。

プロバイダーのプラン確認

そもそも、プロバイダーとの契約が低速プランになっている可能性も考えられます。とくに相場に比べて安価なプランで契約している場合には、速度が制限されていることも。そんなときにはプランそのものを見直してみてください。

光回線の速度が遅くなる5つの原因

前述の対処法を試してても光回線の速度が遅いままなのであれば、ほかの原因が考えられます。そこで、以下に光回線の速度が遅くなる主な原因をまとめました。

端末側の問題

パソコンやスマホ、タブレットなどの端末が古かったり、故障していたりすると、いくら光回線の速度が速かったとしても、回線の性能を十分に発揮できません。

周辺機器側の問題

前述した端末側の問題と同様に、ルーターやモデム/ONU、LANケーブルなどの周辺機器に問題があり、光回線の速度に悪影響が出ているケースです。特に、周辺機器が新しい通信規格に対応していない場合は、せっかく高速な光回線を利用していても、そのメリットを生かしきることができません。

電波の種類の問題

Wi-Fiの電波には主に「2.4GHz」と「5GHz」の2種類があります。そのうち「2.4GHz」は家電にもよく使われている電波のため、「2.4GHz」で接続していると、周りの家電などと電波が干渉して速度が遅くなってしまうことも。「2.4GHz」で接続しているのなら、一度「5GHz」に変更してみるとよいかもしれません。

回線の混雑の問題

回線や機器には問題がなくても、同エリア・時間帯の利用者が多く、回線が混雑してしまうケースがあります。時間帯を変えて接続してみると、それが影響していたかどうかがわかるかもしれません。

 

また、ひとつの家のなかでも、インターネットを利用する家族が多かったり、1人でスマホにパソコン、ゲーム機など複数の端末を使ったりしていると、回線が混雑してしまい、速度が遅くなることがあるので要注意です。

プロバイダー側の問題

プロバイダーや回線事業者側のメンテナンスや不具合などで速度が遅いこともあります。そんなときは、ユーザーにはどうすることもできないため、問題が解消するのを待つしかありません。

ルーターが原因で光回線が遅い時の対処法

ここからは原因別に対処法を解説します。まずは、ルーターが原因の場合です。

ルーターの電源を入れ直す

ルーターを再起動してみると、案外簡単に改善することがあります。ただ、ルーターの再起動の方法は状況によって異なるので要注意です。

 

LANポートと直接つながっている場合

 

  1. 電源アダプターを抜く
  2. 電源アダプターを刺す

 

モデムとつながっている場合

 

  1. ルーターの電源を切る
  2. モデム/ONUの電源を切る
  3. モデム/ONUの電源を入れる
  4. モデム/ONUのランプが点灯したら、ルーターの電源を入れる

置き場を変更する

ルーターから端末までの距離が遠かったり、近くにほかの家電があったりしてWi-Fiの電波が弱くなっているのなら、ルーターの置き場所を変えてみましょう。置き場所を少し変えるだけで、電波環境が大幅に改善することはよくあります。

LANケーブルを見直す

LANケーブルで直接、端末と繋いでいる場合は、LANケーブルの状態も重要です。もし、LANケーブルが古くなっているのなら、新しいものに交換しましょう。ちなみに、直射日光が当たる場所に設置するとLANケーブルの劣化が早まりますし、踏んだり、曲げたりするのは故障の原因なので注意してください。

接続台数を減らす

ルーターは、同時に接続できるデバイス数の上限が決まっています。それを超えても切断されるわけではありませんが、通信速度は低下します。ルーターの接続上限数を確認し、超過しているようなら、同時に使うデバイス数を減らしてみましょう。

端末が原因で光回線が遅い時の対処法

次に、端末側が原因で光回線が遅いときの対処法を解説しましょう。

アップデートする

端末のOSが昔のままだと、最新の電波帯に対応していなかったり、処理能力が低かったりして、通信速度が遅くなることがあります。もし、端末のOSが古いままなのであれば、アップデートしてみてください。

不要なソフトを減らす

端末内で起動しているソフトが多いと、処理の負担も大きくなります。そして、端末の処理能力が追いつかなくなると、通信速度が遅くなることがあるのです。ソフトをいくつも起動しているのなら、不要なものは停止させましょう。

ストレージ容量を確認する

端末のストレージの容量が少ないと処理能力が圧迫されてしまい、通信速度だけでなく、端末の動作そのものが遅くなることがあります。ストレージの容量が少なくなっているなら、不要なデータは整理しておきましょう。

ウイルス対策を行う

ウイルスに感染することでも、端末の動作が遅くなることがあります。それ以前に、ウイルス感染すると端末から個人情報が流出する恐れもあるでしょう。そのような事態にならないよう、端末にはウイルス対策を施しておいてください。

端末を買い替える

ここまでの対処法を試してみても、まだ光回線の速度が遅いままなのであれば、端末そのものが古かったり、どこか故障していることが考えられます。端末を修理に出すか、場合によっては買い替えも検討しましょう。

プロバイダーが原因で光回線が遅い時の対処法

最後に、回線やプロバイダーが原因で、光回線が遅いときの対処法を解説します。

接続方式を変更する

前述の通り、Wi-Fiには「2.4GHz」と「5GHz」の主に2つの電波があります。仮に、「2.4GHz」を使っていて速度が遅いときは、「5GHz」にするだけで改善することが案外あるので、とりあえず一度変更してみるのもおすすめです。

配線方式を確認する

インターネットを使うには屋外から屋内に配線を引く必要があるわけですが、このときの配線方式によっては光回線の性能を十分に発揮できない場合があります。

 

  • 光配線方式:屋外から屋内まですべて光ファイバーケーブルで接続する
  • LAN配線方式:屋外は光ファイバーだが、屋内はLANケーブルで接続する
  • VDSL方式:屋外は光ファイバーだが、屋内は電話回線ケーブルで接続する

 

光回線方式がもっとも速く、次いでLAN配線、VDSL方式と遅くなります。可能なのであれば、屋内もすべて光ファイバーケーブルにするのがいいでしょう。

通信障害が発生していないか確認する

プロバイダー/回線事業者側で問題が起きているのなら、解消するまで待つしかありません。メンテナンスや不具合などの情報は、公式サイトに掲載されていることが多いので、何か発表されていないかチェックしてみてください。

思い切って光回線の乗り換えを検討する

前述の通り、プロバイダー/回線事業者側の問題は、契約者側では対応できません。頻繁に問題が起きたり、対応が不十分だったりするのなら、今後も不便を感じることになる可能性が高いかもしれません。思い切って乗り換えるのも手です。

 

光回線の速度を重視するならビッグローブ光がおすすめ  

 

今回は、光回線の速度が遅いときの原因や対処法をまとめました。

 

光回線の速度が遅いのは、ちょっとした原因が大半です。誰でも簡単に対処できるものばかりなので、ぜひご紹介した対処法を試してみてください。

 

ちなみに、回線の乗り換えを考えているのなら、おすすめはビッグローブ光です。

 

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*1 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。

*2 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。

光回線についてもっと詳しく知りたいという方は、
以下の記事も併せてご覧ください。

光回線とは?仕組みや種類、メリット・デメリットや選び方まで徹底解説

Contributor

堀本一徳

世界24カ国を旅した自由人。現在はライター兼カメラマン兼ウェブデザイナーとして活動中。得意分野はIT(情報系学科出身)、旅行、教育(教員免許あり)。

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