メッシュWi-Fiを構築するときのプロバイダ選び

HIKARI

2023/01/26

自宅のどこにいても安定したネット環境を楽しみたい方におすすめなのが、「メッシュWi-Fi」機能があるルーターです。今回は、そんなメッシュWi-Fiとはどのような機能なのか、また、対応ルーターをおトクに手に入れる方法についてご紹介していきます。

メッシュWi-Fiとは？

メッシュWi-Fiとは、Wi-Fiをメッシュ（網目状）のように張り巡らせることで、広範囲に安定したネット環境を構築できるシステムです。

今や、家族みんながスマホやタブレット、ゲーム機などをもっている時代。しかしWi-Fiには、接続する端末が増えれば増えるほど速度が低下する、という弱点があります。

そのため、従来のようにモデムやONUに1台のルーターを接続するだけでは、通信帯域が不足して速度が低下したり、繋がりにくくなったりと、さまざまな不都合が生じやすくなるのです。さらに部屋の数や間取りによっては、電波が届かない場所も出てくるでしょう。

そういったとき、複数のメッシュWi-Fi対応ルーターがあれば、家のなかにWi-Fiのネットワークを張り巡らせることができます。場所に応じてもっとも電波の強いルーターに自動接続してくれるので、ストレスなくインターネットを楽しめるのです。二階建ての家なら、メッシュWi-Fi対応ルーターが2台あれば、全体をカバーできるでしょう。

中継機とは違うの？

Wi-Fiの範囲を広げる方法としては、「中継機」と呼ばれるものもあります。しかし、これはあくまでメインルーターからの電波を中継するだけです。メッシュWi-Fiのように接続先を自動で最適化することはできません。

つまり、中継機を導入した場合、必ずしもネット環境が安定しているアクセスポイントに繋がるとは限らないのです。場合によっては、その都度自分で繋がりやすいアクセスポイントを探して、接続先を切り替える必要があります。

メッシュWi-Fiにデメリットはないの？

メリットばかりに思えるメッシュWi-Fiですが、デメリットもあります。それは、メッシュWi-Fi対応ルーターが複数台必要になることです。

中継機と比較すると、メッシュWi-Fi対応ルーターは1台あたりの端末代が高価なので、何台も設置しようとすると、その分だけ費用が高くなります。

でも、安心してください。そのデメリットを解決する方法があります！

プロバイダが対応ルーターを提供している場合も！

実は、プロバイダによっては、ネット回線の契約者に対してメッシュWi-Fi対応ルーターを定価より安く販売していたり、貸し出したりしていることがあります。つまり、ネット回線を引くときにメッシュWi-Fi対応ルーターを提供しているプロバイダを選択しさえすれば、自宅にメッシュWi-Fiをお得に導入できるのです。