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メルペイとは?支払いの仕組みや使い方・利用メリットまとめ

メルペイとは

メルペイは、フリマアプリの「メルカリ」が提供しているスマホ決済サービスです。

 

メルペイの利用には、iDに対応したスマホ(もしくはスマートウォッチ)とメルカリアプリが必要になります。

※iOSの場合、日本国内で販売されたiPhone 7以上、Apple Watch Series 2以上の端末。Androidの場合、Android 5.0以降がインストールされているおサイフケータイ対応のスマホが対象です。

メルペイの特長

メルカリが提供しているだけあって、メルペイではメルカリの売上やポイントを支払いに使うことができます。

 

これまでメルカリの売上金を利用するには、メルカリ内で何かを買うか、振込申請するしかありませんでした。振込申請すれば現金化できますが、1万円以下の場合は210円の手数料がかかってしまいます。ライトユーザーの多くは、メルカリで再度買い物をすることに使っていました。

 

しかし、メルペイを使うことでこれまで使いにくかった細かな売上も簡単に使うことができます。メルカリのライトユーザーには嬉しいサービスです。

メルペイの支払い方法

メルペイの支払い方法には、以下3種類があります。

 

  • メルカリの売上金でポイントを購入して支払う
  • 登録した銀行口座からチャージして支払う
  • 翌月1日から末日の間にあと払い

 

メルカリの売上金でポイントを購入して支払う

メルカリの売上でポイントを購入し、電子マネーのメルペイ残高として使うことができます。1ポイントは1円にあたります。

これまでメルカリでの売上をポイントにしていた場合は、そのポイントもメルペイ残高として使うことができます。

 

登録した銀行口座からチャージして支払う

銀行口座を登録すると、支払い前に口座からメルペイ残高をチャージできます。この方法なら、メルペイ残高が少なくても、安心して買い物ができます。

 

ただし、事前に支払い用の銀行口座を登録する必要があります。また、一度支払い用銀行口座を登録すると、ポイントを購入できなくなるので、銀行口座を登録する前にメルカリポイントを使い切っておきましょう。

 

メルカリでの売上は、支払い用銀行口座を登録してもそのままメルペイ残高として使うことができます。

ポイントは、1ポイントあたり1円でチャージできます。手数料は不要ですが、払い戻しはできません。購入したポイントの有効期限は1年間(365日)なので、注意してください。

 

翌月1日から末日の間にあと払い

メルペイでは、2019年春から「あと払い」ができるようになりました。購入した翌月1日から末日の間にコンビニやATM、口座振替などで支払うことができます。

メルペイあと払いを利用するには、「銀行口座の登録」またはアプリで「かんたん本人確認」を済ませておく必要があります。

店頭での使い方

メルペイは、実店舗やネットショップでも使うことができます。

実店舗では、コンビニ、飲食店、ドラッグストアなど、「iD」や「メルペイ」のマークがある店舗で使うことができます。また、ネットショップではメルカリや「Apple Pay」に対応しているショップ・アプリで利用できます。

 

iDとして

あらかじめ、メルカリ側でメルペイの設定を行います。

次に、iDアプリやWalletアプリにカードとしてメルペイを登録しておきます。

店頭では、Apple Payと同じように「iDでの支払い」と申告し、iDアプリでメルペイを選択し、リーダーにスマホを近づけます。

 

一般的には、iDはクレジットカードを登録して使った分だけ払うポストペイ型の電子マネーとして使われます。しかしメルペイは、使う分をあらかじめチャージするプリペイド型の電子マネーとして扱われます。

 

プリペイドの電子マネーは、先に売上や銀行からのチャージで入金しておく必要がありますが、自動販売機やガソリンスタンドなど、ポストペイ型では使えない店舗でも使うことができます。

 

QRコード払いで

3月からはQRコードでの支払いにも対応を開始しています。メルカリのアプリでバーコードやQRコードを生成し、店舗がそのコードを読み取って決済を行う方法です。

現在の対応予定はローソンなどごく一部ですが、これから増えていくと考えられています。

 

メルペイは電子マネーの中では新規参入組ですが、iDやApple Payの支払い方法として使えるので、最初からコンビニ、ファミレス、ドラッグストア、Suicaなど数多くの店舗やサービスに対応しています。これは大きなメリットです。

メルペイ残高やポイントを送り合える「おくる・もらう」機能

2020年7月13日より、メルペイに「おくる・もらう」機能が追加されました。

 

これはチャージしたメルペイ残高や「メルカリ」の売上金(有償ポイント)を、1円(1ポイント)から手数料無料で家族や友人に送る・受け取ることができるというものです。

 

メルペイの本人確認が完了している場合は、1回最大100,000円分(1日の送金上限は100,000円)、メルペイ残高のみ送るすることができます。

本人確認が未完了の場合でも、1回最大5,000円分(1月最大5,000円)、売上金から購入するポイント(有償ポイント)のみ送れます。

 

万が一おくり先を間違えた場合でも「友だち確認」が完了するまでは、「おくる・もらう」が完了しないようになっています。

仕送りなどを送る際に使えそうな機能ですね。

 

メルペイにはメルカリの売上が使えるので、メルカリのユーザーにはとても便利に使える電子マネーと言えるでしょう。メルペイの設定をすることで、メルカリでものを売ったり買ったりすることが増えるかもしれません。

※本記事の内容は、2020年8月現在の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

Contributor

成瀬京子

WebマーケティングやAIを主に扱うIT専門ライター。ガラケー時代からの携帯・ガジェットマニアだが、なぜか仕事になりにくいのが悩み。

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