プライム会員になるだけで、いろいろなコンテンツを使えるとてもおトクな「Amazonプライム」。
これまでは年に3,900円でしたが、今回1,000円値上がりして、年4,900円になりました。同じく月会費は400円から500円(年6,000円)に。
そしてスチューデント会員(Amazon Student)は1,900円から2,450円への値上げです。
※本記事に記載の金額は全て税込で、2019年7月26日現在の情報です。最新の金額は公式サイトでご確認ください。
数字だけ見ると結構な値上げ。プライムサービスが始まって初めての値上げなので、驚いて解約を考えた人もいるでしょう。でも、本当に解約すべきなのでしょうか?
Amazonプライム会員を継続すべきはこんな人
個人的には、値上げされてもやっぱりおトクな制度だと思います。特に、次のようなユーザーは継続をおすすめします。
配送サービスをよく利用する忙しい家庭
荷物を確実に受け取れるようにするためのPrime Deliveryは、Amazonプライム会員限定のサービスです。Prime Deliveryには、次のようなサービスが含まれます。
- お急ぎ便が無料(注文確定日から3日以内にお届け)
- 当日お急ぎ便(地域限定、注文当日にお届け)
- マケプレお急ぎ便
- お届け日時指定便
- お届け日時指定便(当日配送)
- Prime Now(地域限定、プライム会員限定、2時間以内での配送サービス)
Amazonプライム会員以外のユーザーがこれらの配送サービスを使おうとすると、オプションの有料サービスになってしまいます。Prime Nowは使うこともできません。
でも、プライム会員なら何度でも無料で利用できます。これなら、忙しく不在がちの人でも荷物を受け取りやすいですよね。
また、通常の買い物でも購入金額が税込2,000円に満たない場合は、送料が400円(エリアにより440円)かかってしまうのですが、プライム会員は無料になる商品が多いです。
都会に住む共働き家庭
生鮮食品を扱っている「Amazonフレッシュ」。生鮮食品、飲料、お酒、日用品、お取り寄せグルメなどが時間指定で購入できます。Amazon版ネットスーパーと言えるでしょう。
Amazonフレッシュはプライム会員限定、かつ地域限定のオプションサービスで、月額500円で利用できます。
他にも「Amazonパントリー」や「Prime Now」など、日常の買い物を楽にしてくれるサービスがあります。
どれも今のところは東京や大阪近辺に限られていますが、共働きで買い物の時間がない家庭には、とても便利です。
小さい子どもがいる家庭
Amazonには「Amazonファミリー」という、小さい子どものいる家庭向けのサービスがあり、おむつ、ミルク、日用品など、育児に必要な商品がファミリー会員限定のセールで購入できます。
Amazonファミリーはプライム会員でなくても登録できますが、プライム会員なら紙おむつやおしりふきがいつでも15%割引になります。
また、プライム会員は「定期おトク便」の送料が無料になります。定期おトク便を使えば買い忘れなくおトクに買い物できるので、子育て家庭にピッタリです。
Amazonファミリーと定期おトク便、Amazonパントリーを組み合わせることで、買い物がだいぶ楽になるはずです。
学生がいる家庭
大学生がいる家庭では、その子の名前でプライム会員に申し込むとおトクです。
なぜならAmazonプライムには、「Amazon Student」というプライム会員のほとんどの機能を使うことができるのに、年会費が半額になるサービスがあるからです。教科書や参考書は15%ポイント還元、文房具・ノートが20%割引など、学生向けらしいサービスもあります。
ただし、対象となる期間は最長で4年+半年(体験期間)だけです。4年経つと、自動的に通常のAmazonプライム会員に移行します。
対象となる「学生」は、日本国内にある大学と大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生です。小学生から高校生は対象外です。
一家に一人プライム会員
Amazonプライムは、Amazonユーザーすべてにおトクなサービスですが、例に出したような家庭なら、さらにおトク度がアップします。使えるサービスをフル活用すれば、1,000円程度の値上がりは気にならないのではないでしょうか。
一家に一人プライム会員がいると、家族全員で恩恵を受けられるので、とても便利ですよ。