なるべく外出を控えたい今日この頃、パソコンとインターネットを使って博物館を体験できると便利ですね。
東京・上野の国立科学博物館では、自宅からでも“かはく”のコンテンツを楽しめるよう、バーチャル博物館のサービスを行っています。なかでも注目は、ハワイの実業家、故ワトソン T.ヨシモト氏が1992年に私費を投じて創立した「WILDLIFE MUSEUM」です。
そこで展示されていた標本はのちに国立科学博物館に寄贈され、現在のヨシモトコレクションとなりました。現在、これらの標本の大部分は筑波地区標本収蔵庫に収蔵されており非公開となっていますが、VR空間上でリニューアル公開となりました。
博物館を訪問しても見られない貴重な剥製の数々をバーチャルで堪能できるのは、お得の一言!
目次
「THE WILDLIFE MUSEUM」を見る
「THE WILDLIFE MUSEUM」の公開URLはこちらです。推奨ブラウザは「Google Chrome」。推奨OSはWindows10とMacOSです。残念ながらスマートフォンやタブレットには対応していません。ページを開くと、中央にSTYLYというVRプラットフォームのウインドウがあり、ここをクリックすることで、VRが始まります。
コレクションの剥製は空中に浮かんだ台座の上に並んでいます。規定のストーリーがあるわけではないので、拡大したり、角度を変えたりして、自分の好きなように剥製の群れを眺めて回ることができます。
▲VRプラットフォームのウインドウ。クリックすることでデータがダウンロードされる
▲操作はマウスあるいはキーボードのキーで行う。方法は画面に表示される
▲空中に浮かんだ台座の上に剥製が並ぶ。拡大し、好きな角度から眺めることができる
データベースを見る
ヨシモトコレクションについてのページの中に「剥製データベース」があります。23体の標本について詳しいデータが表示されています(3D化されていないデータは400点に及びます)。
23体の標本については、数値データのほかに3Dモデルビューアーがついており、標本をくるくる回転させながら、好きな角度から眺めることができます。応答速度が速く、自由自在に接近できるので、VRよりも見やすいかもしれません。
▲ヨシモトコレクションの剥製データベース「剥製3Dデジタル図鑑」
▲「アルガリ」を3Dモデルビューアーで閲覧しているところ。距離、角度を自由自在に操作できる
かはくVRを見る
今回はヨシモトコレクションを中心に見てきましたが、そのほかにも多数のVRが用意されています。常設展の目玉をVR技術を使って拡大、縮小しながら見て歩くことができるので、文字通り、「おうちでかはく」が実現します。
「おうちで体験! かはくVR」のページを開くと、「日本館」と「地球館」を選択できます。
「日本館」を開くと、VRが3階の「フタバスズキリュウ復元全身骨格」からスタートします。かなり近づくことができるので、標本を見ることはもちろん、説明パネルを読むことも可能です。また、操作アイコンをクリックすることで、案内動画を表示させたり、階の移動をしたりすることが可能です。
科学博物館は展示物が多いので、実際に訪問するとお子さんが途中で飽きてしまうかもしれません。「おうちでかはく」なら何回でもパソコンから訪問することができるので、日を改めて見学ということが可能ですね。
▲手前の青い丸をクリックすると、案内動画が表示される。また、画面左下のアイコンをクリックすると、階の移動などを行える
VR技術を用いて展示物を公開している博物館は、日本の国立科学博物館だけではありません。他にも、国内外の博物館がさまざまなコレクションを公開しています。
「WILDLIFE MUSEUM」や「おうちで体験! かはくVR」を楽しむことができたら、検索していろいろな博物館のVRにもチャレンジしてください。
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*1 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。
*2 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。
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