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周波数帯(バンド)とは?|より快適にネットが使える回線とスマホの選び方

周波数帯(バンド)とは?|より快適にネットが使える回線とスマホの選び方

周波数帯(バンド)とは?

ふだん何気なく使っているスマホやルーターなどの通信機器の電波は、周波数帯(バンド)で分類されています。周波数帯は、いわばデータの通り道。その周波数帯を使用する人が多いと、混雑してネット回線が遅くなる、ということもあります。

 

また、スマホごとに対応している周波数帯は異なるため、回線とスマホ選びを間違うと、ネットがいつも遅いということにもなりえます。

そのようなことが起きないためにも、「使用する回線の周波数帯」と「使用するスマホの対応周波数帯」をチェックすることをオススメします。

周波数帯はキャリアごとに違う

周波数帯は、総務省からキャリアごとにそれぞれ割り当てられています。各キャリアの対応周波数帯は以下の通りです。

 

<各事業者がLTE・3G回線で使用している周波数帯>

※各事業者「×」は対応していない周波数帯です。

※本記事の内容は、2019年8月現在の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

 

各事業者すべてについて共通なのが、広いエリアをカバーしているバンド1を主力にしていることます。

 

バンド3は東京、名古屋、大阪などの大都市で使用されている周波数帯で、広いエリアをカバーしつつ高速通信が可能です。

 

ドコモのみ対応しているバンド19、auのみ対応しているバンド18・26、ソフトバンクのみ対応しているバンド8は、いずれも「プラチナバンド」と呼ばれるものです。携帯電話の通信に適していると言われており、地下や地方の山間部など、電波がつながりにくいところでもつながりやすいのが魅力です。

格安SIMの周波数帯はキャリアと同じ?

キャリアの回線を借りているので基本は同じ

格安SIMはキャリアの回線を借りてサービスを提供しているので、基本的にキャリアと同じ周波数帯を利用しています。

 

しかし、例えばBIGLOBEモバイルなら、タイプD(ドコモ回線)とタイプA(au回線)を提供しており、タイプDの場合はFOMAエリア(3G)とXiエリア(4G LTE)に対応していますが、タイプAの場合は4G LTEエリアのみの対応となっています。タイプAを利用する場合は、利用できる周波数帯はauの4G LTEのみとなり、3Gは含まれない点に注意が必要です。

回線の選び方のポイントは?

住んでいる場所の通信状況をチェックしよう

キャリアから格安SIMに乗り換える場合、キャリアで使用していたスマホがそのまま使える同じ回線を選ぶことが多いですよね。

ただ、ソフトバンク回線のように、対応している格安SIM事業者が少ない回線もあります。

 

回線を変えて乗り換える場合は、住んでいるエリアでつながりやすい回線を選ぶといいでしょう。自分の住んでいる(活動の拠点となる)エリアの通信状況は、各キャリアの通信エリアを参考にしましょう。

 

 

それ以外にも、家族で同じ通信事業者を利用することで得られる特典を活用したり、支払いをまとめたり、などチェックして選ぶといいでしょう。

端末の選び方のポイント

回線の周波数帯とキャリアアグリケーションをチェックしよう

インターネットのつながりやすさを重視して端末選びをするなら、以下の2点をチェックしましょう。

 

  • 回線の周波数帯に対応していること
  • 端末がキャリアアグリケーションに対応していること

 

端末の対応周波数帯は、メーカーや取り扱い事業者のページで確認できます。

 

キャリアアグリケーションとは、同時に複数の周波数帯の電波を使ってデータ通信をする技術で、より高速な通信が可能です。

iPhoneの場合、iPhone 6s以降の端末はキャリアアグリゲーションに対応しており、Android端末の場合は、メーカーのwebページで確認できます。

BIGLOBEモバイルのタイプAでHUAWEI nova lite 3を利用するには?

なんとなく理解はできたけれど、どこを見て確認していったらいいかわからない、という方もいますよね。実際に端末を選ぶ手順をみていきましょう。

 

例えば、BIGLOBEモバイルのタイプA(au回線)でHUAWEI nova lite 3を利用するとして端末選びのチェックポイントを確認します。

BIGLOBEモバイルのHUAWEI nova lite 3が紹介されているこちらのページには、対応周波数帯について、以下のような記載があります。

 

3G : B1/2/5/6/8/19
FDD-LTE : B1/2/3/8/17/18/19
TDD-LTE : B41

 

タイプAのau回線では3Gに対応していないので、「FDD-LTE」と記載のあるLTE回線の対応周波数帯部分のみをチェックします。

 

一般的には、端末のスペックや仕様に「通信機能」などの項目が記載されています。「対応周波数帯」などの記載はなく、「B(バンドの意味)1」などバンド1に対応していますよ、などの簡単な記載になっています。

 

今回のHUAWEI nova lite 3の詳細スペックに記載された対応周波数帯とau回線の対応周波数帯を照らし合わせてみると、バンド 1と18に対応していることがわかり、この端末が対応していることがわかります。

 

また、メーカーページを確認すると、HUAWEI nova lite 3はキャリアアグリゲーション対応端末なので、より高速通信が可能ということになります。

周波数帯をチェックして乗り換えの不安を解消しよう

格安SIMの回線や端末の組み合わせは少し難しい、と感じるかもしれませんが、回線と端末選びのポイントがわかると、なんとなくぼんやりと抱えていた乗り換えの不安が解消でき、さらに一歩上の回線・端末選びができます。

 

より確実な方法で端末を選ぶなら、格安SIM事業者が提供している動作確認端末の一覧を参照してもいいですね。

乗り換えや買い増し時の回線選びや端末選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

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Contributor

中野友希

税理士・社労士補助や衛生管理者を経てフリーライターに。ガジェット・ヘルスケア・子育てなどを中心に『読むサプリ』をモットーに執筆中。@y_nakan0

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