人間相手のように自然な会話ができるAIチャット、ChatGPTって、ただ調べごとをするだけにしか使えない? いえいえ、質問さえ工夫すれば、使い方はどんどん広がります。運勢占いやクイズの作成にも利用できます。生活のなかでどんな使い方ができるか、いろいろ試してみましょう。
気軽に使うときは、スマホ版がおすすめです。(iPhone版、Android版)
明日の運勢を占ってみる
まず最初に「明日の運勢」をChatGPTに占ってもらいしましょう。
ChatGPTは科学的根拠がないことを述べるのを嫌がります。なので、プロンプトに向かって「私の明日の運勢を占ってください」とだけ聞くと、「運勢占いは一時的な娯楽の予測と楽しみにしていただくことをおすすめします。 ただし、少しだけ楽しんでいただくために、一般的な予測としての占い結果をお伝えいたします。 実際の未来を正確に予測するものではありませんので、ご了承ください。」などと言い訳を長々と述べる可能性があります。
そこでポイントとして、「占うために必要な事は私に1つずつ質問してください。」という一言を付け加えると、その通りに質問をし、素直に明日の運勢を語ってくれます。
▲ChatGPTに「明日の運勢」を聞く
ChatGPTとしては本意ではないかもしれませんが、こうした使い方もたまには楽しいですね。なお、ほかの占いも試してみましたが、タロット占いなどはうまくいかないようです。自分の名前を入れて姓名占いをお願いすると、一般的な画数占いではなく、漢字の意味を分析してきました。これはこれで面白い読み物です。
▲自分の名前を入力し、姓名占いをお願いする
性格判断をしてみる
次は、もうすこし複雑な判断を要するお願いごとをしてみましょう。
性格判断です。
ここでも、ただ「質問をして、私の性格分析をしてください。」とだけ入力すると、一気に質問を投げかけてきて大変なので、「十個の質問をして私の性格分析をしてください。質問は一つずつお願いします。」と具体的に作業手順を指定します。すると、十個の質問をしてくるので、一つひとつに短い解答を返します。
▲質問と手順をプロンプトに入力する
すると、最後に性格分析を行い、個条書きで私の特徴をまとめてくれました。といっても、ほとんど回答した言葉をそのまま使っているので、意外な心根が見えるといった意外性はありませんでした。
▲ChatGPTによる私の性格のまとめ
質問に答えるときに自分を振り返ることになるので、その作業そのものが自己認識を深めるために役立つかもしれません。
クイズを作る
次になにかを作り出すことに挑戦してもらいました。
手短なところで、三択クイズです。
ちょっとした宴会やイベントの余興でクイズ大会を行うこともあるでしょうから、多少は実用性もあるかもしれません。
質問としては、「クイズを作って私に質問してください。三択で回答できるクイズにしてください。ジャンルは日本の文芸でお願いします。いちどに質問されると答えられないので、一問ずつ質問してください。」と入力してみます。
▲三択クイズを作ってもらう
なかなか実用的というか、ほどほどに難しいクイズを出してきます。じゅうぶん暇つぶしに使えるし、雑学ツールとしても有効です。途中で「難易度を高くしてください」というと、すこし問題が難しくなります。
「自然科学」「宇宙」「哲学」などなんでも好きなジャンルを指定できるので、きっと楽しむことができると思います。
プレゼントを提案してもらう
次は、プランを考えてもらいましょう。いろいろな場合で役立てることができますが、ここではパートナーへの誕生日プレゼントを考えてもらいます。プロンプトに「パートナーに誕生日プレゼントをしたいと考えています。候補を五つあげてください。」と入力しました。
▲パートナーへの誕生日プレゼントを聞く。五つの回答が返ってきた
パートナーに関する情報を事前に与えると、そのままのプレゼントを解答するので、ここでは質問をしてくださいという文言は加えませんでした。回答が当たり前すぎると思ったら、「意外な候補を五つあげてください。」などとするのも有効でしょう。
▲質問事項に「意外な」という言葉を付け加えると、解答がすこし変化する
名前を考えてもらう
子どもの名前を考えるのはなかなか難しい仕事です。その作業をChatGPTに手伝ってもらいましょう。
「質問しながら子どもの名前を考えてください。」と入力してみました。「質問しながら」と断っておかないと、いきなり適当な名前を羅列されてしまいます。
順番に五つの質問が来ました。性別、長さなど単純なものから、意味や由来、音の感じなど、なかなか行き届いた質問が来ます。
▲子どもの名前を考えてもらう
「読みやすい名前を」とか「もっとリベラルな要素を入れて」とか、どんどん質問を継ぎ足していくと、それに応えた候補を出してきます。いくら質問を重ねても怒らないのがAIのいいところですね。
名づけを考えるときの壁打ちとしてけっこう実用的に使えるかもしれません。子どもの名前を機械任せにするのに抵抗があるときは、自分のペンネームを考えてみるのはどうでしょう。SNSなどで使う素敵な名前が生まれたら儲けものです。
いかに仕事を効率化できるかという視点で眺めがちなAIチャットサービスですが、クイズを出してもらって遊んだり、ペンネームを考えるための壁打ちをしたりと、プライベートな用途にも力を発揮することがわかりました。
たんなる調べごとの場合は、Google検索などを利用したほうが実用的な答えが返ってくる可能性が高いので、なにかを作る、考える手伝いをさせるといった視点で、ChatGPTの使い方を探ってみてはいかがでしょうか。
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