テレビをごくたまにしか観ない筆者でしたが、コロナ禍でおうち時間が増えたことで「ABEMA」というネットテレビ局の番組をよく観るようになりました。
自分でも不思議なくらいに観るようになったネットテレビ。それがもつ特性が現代のライフスタイルにマッチしているように感じており、まだネットテレビというものを体験したことない方に、どんな点が良いのか、その魅力を今回は語り尽くしたいと思います。
目次
ABEMAとは?
インターネットのブラウザやスマホの専用アプリで観ることができるインターネットテレビ局です。2020年11月末時点では28ものチャンネルで常時放送されており、オリジナルのドラマや恋愛リアリティーショー、アニメ、スポーツなど、実に26,000エピソードもの豊富なコンテンツを有しています。
ABEMA(旧Abema TV)のサービスや機能、なぜ無料で見られるの?といった疑問はこちらの記事で詳しく紹介しています。
ハマったきっかけは純粋な番組の面白さ
筆者がABEMAにハマったきっかけは、ABEMAオリジナルの恋愛リアリティー番組「いきなりマリッジ」でした。
見知らぬ男女が出会った日に結婚式を挙げ、そのまま30日間の同棲生活をスタート。お互いへの理解を深めながら30日後に婚姻届に判を押して本当に結婚するのか、はたまた別れか、という決断を迫られる斬新な企画です。
30日の間にハネムーンに行き、お互いの友人や家族にも会ったり、ときには激しくぶつかることも。
同棲するからこそ出てくるちょっとした価値観のズレや思想の亀裂から、どちらがどのように歩み寄って解決へと導くのか、すでに既婚者である筆者も共感したり、スタジオコメンテーターの女性の意見から学ぶことがあったりと、一度観始めると食い入るように見入ってしまった番組です。
ネットチャンネルだからこその斬新な企画が魅力!おすすめ作品を紹介
この恋愛リアリティ番組をきっかけに筆者は、他のコンテンツも観るようになります。
これまた出会ったことのない高校生男女グループが2泊3日の修学旅行にでかけ、最終日に告白をしてカップルを成立させてしまう「今日好きになりました」、長年付き合っているが結婚に踏み切れない男女がカップルとしては最後の海外旅行にでかけ、最終日に結婚か、別れかを選択する「さよならプロポーズ」。
さらにさらに「オオカミくん(ちゃん)には騙されない」という番組では、複数人の若い男女がひとつの目標に向けてみなで協力しながら恋愛を繰り広げていくのですが、実はそのメンバーの中には決して恋愛をしないダウトなメンバーが含まれており、最終回の告白でカップルが成立するのか、ダウトを好きになってしまった人に待ち受ける悲しい結末に涙することもありました。
最近ハマっているのは、「主役の椅子は俺の椅子」という若手俳優のサバイバルオーディション番組です。俳優を目指す19人の男子たちが共同生活をしながら課されるのは、毎日さまざまな分野のオーディション。
毎回ポイントが加算され累積ポイントでその日最下位だった人が無条件に脱落していき、最後に残った勝者には、有名舞台や映画の主演の椅子が用意されています。
その椅子をめぐり、若者たちががむしゃらに自分をさらけ出しながら、成長していくリアリティショーです。彼らの指導役である演出家の丸尾丸一郎さんという方の、愛のあるスパルタもこの番組の見所の一つです。
リアリティショーだけではありません。外出自粛期間中に特にハマったのが「HIPHOPチャンネル」です。
日曜以外の毎日夜7時から「AbemaMix」と題してDJの生のプレイが夜中の1時まで堪能できます。ヒップホップ好きな筆者としては、子どもが寝静まってからAirPodsを耳につけ、プロジェクターでの大画面でAbemaMixを投影し、あたかもそこにDJがいるかのように楽しむことにかなりハマりました。
コロナ禍の打撃を大きく受けたDJさんたちに、すこしでも救いになればと気持ちばかりの投げ銭もしたほどです。
「場所」と「時間」の制約がないというメリット
こうして気づけば、AmazonプライムやYouTubeが主流だった筆者に、「ABEMA」という新勢力が頭角をあらわしてきたのです。自分でもこんなに観るようになったことに驚きですが、企画の奇抜さもさることながら、もう一つ大きな点は、どこでも、好きなときに観られる、というのが非常に大きいと分析しています。
一般的なテレビであれば、だいたいリビングや寝室で固定された場所でしか観ることができません。
しかしABEMAはインターネットテレビ局です。パソコンでもスマホアプリでも場所や時間にとらわれることなく観ることができます。
リビングのソファはもちろん、タブレットを使ってキッチンで、時にはお風呂で、そして、会社の昼休みにはパソコンでも観ていました。
ABEMAの番組は無料・有料ありますが、最新回はだいたい1週間だけ無料配信をしていることが多く、それを好きな時間にチェックしておけば無料でもある程度上手に観ることができます。
また、常時たくさんのチャンネルで生放送を含むあらゆる番組が放送されているため、なんとなく「ながらABEMA」として流しっぱなしにしておくだけでも楽しめます。
「ながらABEMA」で最新ニュースをキャッチ
「ながらABEMA」が多くなった筆者は、特に観たいものがないときは「NEWS」チャンネルを無音で流しています。
家事をしているときは、スピーカーで音楽を聴いていることが多いのですが、キッチンにいるときだけは、タブレットで「NEWS」チャンネルも無音で流し、最新ニュースをキャッチできるようにしています。
また、これはおこぼれ的なお話ですが、ABEMAを観るようになってから「地上波」番組をも観るようになりました。
というのも、テレビ朝日のバラエティ番組がABEMAで配信されるようになっており、テレビでは全然観ない「しくじり先生」をときどきABEMAのビデオで観るようになりました。
テレビ録画をしてまで同番組を観る欲求はないものの、ABEMAでおすすめ番組として出てきたら隙間時間で観ちゃう、という潜在ニーズにはヒットしたのです。
おかげでその派生番組である「しくじり先生お笑い研究部」というABEMA限定番組も視聴するようになり、この「お笑い研究部」が本編をもしのぐ面白さで毎回欠かさずにチェックするまでにもなりました。
無料でも十分楽しめる!
筆者が、今やAmazon プライムよりも観るようになってしまった、トガった独自企画が盛りだくさんのABEMA。
有料アカウントの「ABEMAプレミアム」に登録すれば、見逃した番組や人気作品を好きなだけ見ることができますが、無料でも、常時放送されているチャンネルから気になるチャンネルを選んで観たり、ビデオコンテンツの無料枠を観たりするだけでも十分に楽しめます。
アカウント登録をしなくてもすぐに観られますので、興味のある方はぜひ一度、インターネットテレビ「ABEMA」を観てみてください。
- ABEMAの公式サイトはこちらから
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