少し前からBIGLOBEモバイルの「エンタメフリー・オプション」が気になっていました。
YouTubeやABEMAなどをどれだけ見たとしても、月のパケット消費量にはノーカウントになるという魅力的なオプション(※)。YouTubeやABEMAをよく見る筆者にとっては、まさにうってつけのオプションなのです。
※一部機能、広告等はカウント対象
そんな話を当サイトの編集部さんにお話していたら、今回BIGLOBEさんのご厚意でエンタメフリー・オプション体験をさせてもらえることになりました。しかも、端末も一緒に1カ月ほど自由に使ってよいとのこと。
利用する前から、エンタメフリー・オプションがおいしすぎることは予想がついているのですが、実際に使ってみるとどんな景色が見えてくるのか、今回はそんな筆者の「エンタメフリー・オプション初体験記」をお伝えいたします。
エンタメフリー・オプションとは?
まずは、筆者が魅力を感じている「エンタメフリー・オプション」についてご説明しましょう。
エンタメフリー・オプションとは、定額料金でデータ通信量の制限なく、YouTubeなど対象の動画や音楽が楽しみ放題になる、スマホ向けのオプションサービスです。
ありがたいことに、通信速度制限中でも対象のサービスはサクサク見ることができるんです。
ノーカウントになる対象サービスとは?
動画 (視聴のみ) |
YouTube,ABEMA,U-NEXT,YouTube Kids |
音楽・ラジオ (音楽再生/ラジオのみ) |
YouTube Music,Apple Music,Spotify,AWA,Amazon Music, LINE MUSIC,radiko,らじる★らじる,dヒッツ,楽天ミュージック |
電子書籍配信 (閲覧・ダウンロードのみ) |
dマガジン,dブック,楽天マガジン,楽天Kobo |
その他 | Facebook Messenger,au PAY マーケット |
現在のところ、全20種類もの対象サービスが通信量ノーカウントとなります。
※一部機能、広告等を除く
動画・音楽以外に、電子書籍が対象になっているのもサービス利用者の方にとっては嬉しいポイントですね。
毎月月末になると、パケットが枯渇して動画や音楽を楽しみにくくなっている方や、自宅のWi-Fiでたくさん動画を見ているものの、通勤中やお出かけ先ではそれをセーブしている、という方に、エンタメフリー・オプションはまさにもってこいです。
ちなみに、SIMのみの契約もできますし、端末とセットでの契約も可能です。
お借りしたのはシャープのAQUOS。Androidもいいもんだった
そんなエンタメフリー・オプションを初体験させてもらえるということで、早速BIGLOBEさんから、北海道の我が家までエンタメフリー・オプションが使える状態の端末を送っていただきました。
到着したのはAndroid端末で、シャープの「AQUOS」。
筆者は2009年から10年以上iPhone一筋ですが、仕事で少しだけAndroidに触る機会があったのと、AmazonのFire タブレットの操作性に似ていることから、Androidの操作感にさほど戸惑いはありませんでした。
さっそくエンタメ三昧してみた!
お借りしたAQUOSでさっそくエンタメフリー・オプションを活用しまくる日々が始まりました。
中でも筆者が利用したかったのは
- Amazon Music
- YouTube
- ABEMA
の3つです。
気分に合わせて車内音楽をチェンジ!Amazon Musicがドライブにハマる
昨年秋頃にマイカーを購入したことにより、車内での音楽再生の方法を決めあぐねていました。普段自宅で聴いているAmazon Musicをスマホアプリで車内スピーカーから流すとなると、通信量がネックとなってきます。
Amazon Musicにはダウンロード機能もついているので、「自宅でダウンロードしてくればいいじゃない」と思う方もいるかもしれません。
が、あらかじめダウンロードしておくのはなかなか面倒ですし、ダウンロードした曲に縛られてしまうというデメリットもあります。
そんな悩みをこの度、エンタメフリー・オプションが解決してくれました。
ダウンロードしていなくても、Amazon Music内にある楽曲からいつでも好きな楽曲を選び、好きなタイミングでチェンジできる!これこそ、音楽サブスクの価値あるポイントですよね。
しかもAmazon Musicアプリでは「アレクサ」を利用できるため、運転中に「アレクサ、ドライブにあう洋楽をかけて」や「アレクサ、メロウなヒップホップをかけて」というと、それにあったプレイリストを再生してくれます。
通信量を気にしなくていいからこそ、気分に合わせてたくさんの音楽の中から好きな曲をかけることができる。運転をよくする方にとっては、エンタメフリー・オプションの恩恵を一番に受けられるのはもしかするとこの車内BGMかも知れません。
YouTube、ABEMAも通信量を気にせず見られる!
筆者は自宅でYouTubeやABEMAをよく見ています。YouTubeでは好きなアーティストのミュージックビデオやDJプレイを、ABEMAではバラエティ番組などです。
特にDJプレイやバラエティは1回の視聴で30分や1時間がザラです。これを外出先でスマホの通信容量内でやっていてはすぐにパケットが枯渇してしまいますよね。なので、今すぐ見たい!というもの以外は自宅を含めてWi-Fiのある環境で見るようにしていました。
しかし、エンタメフリー・オプションの体験中はその縛りから解放されたのです。お出かけ中でも通信量を気にせずYouTubeやABEMAを見ることができるようになりました。
外出先でどうしても子どもがグズったときは、YouTubeで動画を見せて少し落ち着いてもらったり、子どもが寝た後は助手席で妻がABEMAにアップされているドラマを楽しんだりと、隙間時間を埋める方法として「動画」という強い武器が手に入ったのです。
自宅では見づらい内容の番組を、外で楽しむにもいい
筆者自身も、家族を駅まで車で迎えに行ったときに、駅から家族が出てくるまでの間に見たかったABEMAの番組を視聴したりしました。
大人にとっては特に気にならない内容でも、まだ子どもには見てほしくない番組などは自宅で見るのをためらいますが、そうした子どもに不向きな番組を自宅以外で見るのにもこのエンタメフリー・オプションは役立つものです。
こうして、使ってみないと気づきづらいメリットも把握することができ、BIGLOBEさんには感謝です。
エンタメフリー・オプションを使って見えてきた世界まとめ
上述の通り、音楽面でも動画面でも大きなメリットを感じることができた筆者ですが、それらも含めて感じたメリットを最後にまとめるとこんな感じです。
- 通信量がカウントされない※1ので安心感や心のゆとりがある
- 外出の前に動画や音楽をダウンロードする必要なし、すぐに出発できる。
- ダウンロードしなくていいので、スマホの保存容量を圧迫しない。※2
- 自宅では見づらい内容の番組を外で見るにも良い。
- 流しっぱなしが可能になり、新たな番組や情報との接点が生まれる。
- ひまつぶしでなんとなくネットをしていた時間が、動画を楽しむ時間にシフトできた。
- 車内で音楽サブスクを存分に楽しむにはエンタメフリー・オプションは最適解
- オプション料金がバグかと思うほど安い、破格の308円(税込)※3
※1 編集注)一部機能、広告等を除く
※2 編集注)電子書籍は、ネットワークの混雑時間帯を避けた事前ダウンロードを推奨しています。
※3 編集注)音声通話SIMプラン(別料金)の場合。対象サービスの有料プラン、コンテンツは別途、各社へのお支払いが必要です。
最初はNetflixやAmazon Primeが対象サービスに入っていないことを残念に思っていた筆者ですが、YouTubeやABEMAを楽しむ人、または、音楽サブスクを車内などで制限なく利用したい人には非常に魅力度の高いサービスだと思います。
先にも述べました、SIMだけでの契約も可能ですし、端末とセットでの契約も可能です。乗り換えもしくはサブ機の導入として、自宅以外でもエンタメ三昧を実現するこの「エンタメフリー・オプション」をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
かくいう筆者もこの体験を機にエンタメフリー・オプション目的でBIGLOBEモバイルを契約しようと本気で検討中です。