見逃したテレビ番組もアプリやサイトで気軽に楽しめる時代
ひと昔前は録画し忘れてしまったドラマやバラエティは、再放送でもされない限り簡単に楽しむことはできませんでしたよね。
最近はネットを通じて最新の番組から過去の番組までをアプリやサイトから簡単に楽しめるようになりました。
ただ、民放テレビ局が連携してサービスを行っているものもあれば、各局独自のものもあり、さらには無料タイプ、有料タイプなどさまざまなものがあって、いったい何を使って見るのがよいかわかりづらくないですか?
そこで今回は、2015年10月に開始したTVerと2018年にサービスを開始したParaviを中心に、それぞれのサービスの違いやおすすめポイントをご紹介します!
テレビ番組配信サービスのメリットとは?
見たいドラマやバラエティ、スポーツ番組を録画し忘れてしまった、録画したものの、忙しくてなかなか見る時間がない……そんなときに便利な動画配信サービス。
スマホやタブレットでも視聴できるので、電車で移動する時や昼休みの空いた時間など、すきま時間を使って好きな番組はもちろん、サービスによっては映画も楽しめるのが大きなメリットです。
それでは具体的にParaviとTVerの特徴や違いについてご説明します。
「TVer(ティーバー)」とは
「TVer(ティーバー)」は2015年10月に在京民放キー局である日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京のほか、電通などの広告代理店4社が共同で立ち上げた動画配信サービスです。
基本的にはそれぞれのテレビ局が独自に行っている動画配信サービスを集約させたポータルとしてサービスを提供しています。また現在では一部地方のテレビ局も参加し、ローカル番組の視聴も可能です。
TVerの最大の特徴は、通常のテレビ番組同様に、CMが付くことで無料視聴が可能になっている点です。TVerで配信されている番組はすべて無料で視聴できます。
ただし基本的に視聴できるのは最新の番組のみで、1話から最新話まで全部見るといったことはできません。
「Paravi(パラビ)」とは
「Paravi(パラビ)」はTBS、テレビ東京、WOWOWなどのテレビ局と日本経済新聞社、電通、博報堂DYメディアパートナーズが共同で立ち上げた動画配信サービスで、2018年4月にサービスを開始しています。
月額925円(税別)~の有料サービスですが、有料である分、視聴できる国内のテレビ番組数は多いのが特徴です。
また、70年代から現在までの人気ドラマの見放題もあり、古いドラマ好きにはおすすめです。ただし最新のドラマは別途課金のものが多く、見逃してしまったドラマを一つだけ見たいといった場合の利用には不向きです。
最新の番組が見たい場合はTVer、過去のドラマをゆっくり見たい場合はParaviがおすすめ!
TVerはドラマはもちろん、各局おすすめのバラエティや報道・ドキュメンタリーなどをすべて無料で視聴できるため、すきま時間にちょっと見逃した番組を見たい方に最適なサービスです。
これに対しParaviは、有料サービスということもあって視聴できる番組数が多いのが一番のメリットです。
また、ほかの配信サービスにはない過去の人気ドラマを1話から最終話まで見られることもあり、時間をつくってゆっくりと楽しみたい方におすすめです。
動画配信サービスは、ほかにも海外ドラマにも強いHuluがあります。こちらは日本では日本テレビの子会社が運営していることもあり、主に日本テレビの番組を楽しみたいといった方にはおすすめです。
ParaviもHuluも有料サービスですが、最初の30日は無料で利用できるので、気になった方は登録だけでもしてみてはいかがでしょう。
※本記事の内容は、2018年10月30日現在の情報です。