新しい機種が出るとつい買いたくなってしまうスマートフォン。気がつくと使わなくなったスマホが引き出しの中で数台眠っているなんて方も多いはずです。
でも、そのスマホたち、決して「使えなくなった」わけではありません。ちょっと世代が古くたって、まだまだ 十分使えるはず。
そこで今回は、そんな眠っているスマホの有効活用法を一挙にご紹介。家や車などの日常シーンにおいて、特定の用途の専用端末にしてあげることで、とてもいい仕事をしてくれます。
眠っているスマホがあれば、ぜひとも今日から新たな役目を担ってもらいましょう。
目次
ラジオ専用端末として
おうち時間が増えたことで、自宅でラジオを聴く機会が増えた、なんて方におすすめなのは、スマホを「radiko」専用、つまりラジオ代わりにしてしまうことです。
インターネット経由で聴くことができるので、自宅のWi-Fiにつないで「radiko」専用アプリをダウンロードすれば眠っていたスマホがラジオに早変わり。
また、「オフタイマー」を設定することも可能なので、ベッドの中で聴いていてついつい寝落ちしてしまう人にも持ってこいです。
使っていなかったスマホで聴くことで、自分のスマホに電話がかかってきたときや、ちょっとだけスマホでYouTubeを見たいときでもラジオが止まることもないのが利点です。
さらには自宅のスピーカーに常時接続して聴いていたい人にも、わざわざメインのスマホを毎回接続する手間が省けるので楽ちんです。
<参考>
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キッチンタイマーに
お料理が好きな方は、キッチンタイマー専用という使い方はいかがでしょうか。いつもキッチンの同じ場所に設置しておくことで、使いたいときにすぐに利用できます。
また、iPhoneの「Hey Siri」のような音声操作を有効にしておけば、たとえ手が濡れていたり油で汚れていても「Hey Siri 3分」と声をかけるだけでハンズフリーでタイマーを設定することができます。
お風呂で動画を見るときに
防水ケースや密閉バッグにスマホを入れて、YouTubeや映画をお風呂で楽しんでいる人もいらっしゃると思います。
ただ、たとえケースに入れていても非防水のスマホをお風呂に持ち込むのは少しリスキーですよね。そこで代替として使いたいのが眠らせていたスマホです。
メインのスマホが水濡れで壊れてしまうよりは、リスクを少なくすることが可能なので、もしお風呂に非防水のスマホを持ち込んでいる人がいれば、眠らせているスマホをお風呂専用にしてしまいましょう。
テレワークなあなたに、卓上カレンダーとして
テレワークで卓上カレンダーの必要性に気づいた方も多いことでしょう。そんなときは眠っていたスマホにカレンダーアプリを入れて卓上カレンダーにしてしまいましょう。
カレンダーアプリはいろいろありますが、卓上に常設するならば給電するために端末を逆さまにしても、画面を自動回転してくれるアプリがおすすめです。
上記写真は「TimeTree」というスケジュール共有アプリです。端末の自動スリープをオフにしておくことで、画面がスリープ状態にならずに常に画面を表示していてくれます。
<参考>
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スケジュール共有アプリ「TimeTree(タイムツリー)」の使い方
ちなみにですが、筆者はテレワーク以前からタブレットに「Googleカレンダー」アプリを表示させています。
カレンダー上で「本日」がいつなのか把握しやすいし、予定を書き込む手間もないし、通知で直前に知らせてくれるし、カレンダーを毎年買い替える必要もないなど、卓上カレンダーをアプリに頼ると良いことがいっぱいありますよ。
<参考>
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Googleカレンダーの使い方|スケジュール登録から共有まで
カーナビとして車に常設
使っていないスマホを車に常設し、カーナビとして利用するという手もおすすめ。
「え、モバイルネットワークがないと無理じゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、いえいえ、心配ありません。
それを実現するのが「Google Maps」です。事前に一定エリアの地図をダウンロードしておくことでオフラインでもそのエリア内の検索やナビ機能を利用できます。
GPSそのものは、インターネット回線がなくても機能するため、自分に必要なエリアの地図情報を事前に保存しておけば、インターネットにつながっていなくてもカーナビとして利用できるようになるのです。
最近マイカーを購入した筆者はまさにこの方法で古いiPhoneをカーナビ化。おかげで乗車のたびにメインのスマホをホルダー固定する必要がなくなり、乗り降りもとてもスムーズになりました。
<参考>
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メインのスマホそのものを撮影したいとき
人によってはあまりないかもしれませんが、ブログや記事を書いたりしているとときどき遭遇するのが、スマホそのものの写真を撮る、というシーンです。
その場にスマホがひとつしかなかったらそれを叶えることはできませんよね。
そこで登場するのが、眠らせていたスマホです。画面が大きいスマホは、撮影イメージがわかりやすく、また撮影したデータの移動もスムーズに行えるので、実は意外といい仕事をしてくれます。筆者もときどきお世話になってます。
見守りカメラとして
ペットや小さなお子さんがいる家庭では、見守りカメラとして利用するのも良いでしょう。無料の専用アプリもいろいろ出ており、ネットワークにつながる2つのスマホがあれば簡単に見守り機能を実現できます。
専用カメラなどを買うことなく手軽に実現でき、筆者も子どもが小さいときにしばしば利用していました。キッチンから赤ちゃんが寝ている姿を見られるだけでも安心感が随分と違うものです。まだまだ目が離せない小さなお子さんやペットがいらっしゃる方はぜひ導入してみてください。
サブスマホ、常設・固定でよみがえる!
利用できるシーンをたくさん紹介してきましたが、あなたの生活にマッチしそうな機能はありましたか? 利用するシーンをひとつに絞って常設や固定してしまうことで、自宅や車を機能アップさせる、というシンプルな使い方がおすすめです。もとは眠らせていたスマホなので、あまり欲張ることなく〇〇専用と絞り込んでぜひ活躍させてみてください。