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iPhone歴10年以上で初めて気づいたAndroidの魅力

iPhone歴10年以上で初めて気づいたAndroidの魅力

以前、当サイトの企画にて、BIGLOBEモバイルの「エンタメフリー・オプション」を体験利用させてもらいました。

 

対象の動画や音楽アプリであれば通信量を消費することなく楽しめるオプションで、まさにエンタメ三昧できる楽しさを知ってしまい、10年以上iPhone一筋の筆者でしたが、エンタメフリー目的でサブ機としてAndroid端末を契約するに至りました。

 

以来、iPhoneとAndroid端末の2台持ち生活がスタート。サブ機を購入するまでは、AndroidではYouTubeやABEMAを見られればいいやくらいに思っていたのですが、いざ二刀流をやってみると、メイン機であるiPhone SEを食う勢いでAndroidを日常的に利用するようになりました。今ではどっちがメイン機なのかわからなくなったほどです。

 

iPhone一筋だった筆者が、なぜこれほどまでにAndroidを使うようになったのか、そこにはAndroidならではの使い勝手や他アクセサリとの相性の良さなどがありました。

 

そこで当記事ではiPhoneユーザ目線で感じた、Android端末の魅力をご紹介していきます。Androidを触ったことのない、iPhone好きの方にこそぜひ見てほしいなと思います。

1.リーズナブルな機種がある!

iPhoneよりAndroidは端末価格が安いです。正確には、安いものもあります、といったほうがよいでしょうか。「メイン機をAndroidに乗り換え」でなく「サブ機としてもう1台買っちゃえ」、とすごく気軽に購入しました。

2.「戻る」ボタンが便利


Android端末には「戻る」ボタンがついています。戻るボタンといえば、WEBブラウジングをしている際、前のページに戻る際の画面遷移で使えるのが代表的。

 

しかし、Android端末の「戻る」ボタンはもっと広く使えて優秀です。WEBブラウジングだけでなくさまざまなアプリ上でも「戻る」をしてくれるのです。しかも、アプリごとに挙動を記憶していてくれるため、Aというアプリを使っていて、Bというアプリに一度切り替え、再びAに切り替えなおした場合でも、アプリA上で「戻る」を押せば、Bのアプリに切り替えた部分をスルーして、連続的に「戻る」ができるのです。

 

また、WEBブラウジングの際にも筆者はひとつお気に入りの挙動があります。それは、ChromeでWEBページを閲覧中に新しいタブが開いたときに使う「戻る」ボタンです。この時「戻る」を押すと新しいタブを閉じて、もと見ていた前のタブに戻ってくれるのです。

 

Androidの「戻る」ボタンに慣れたあとに、iPhoneを使うと「戻る」ボタンのないことに不便さを感じている自分に気づきます。そういう意味では、両者の使い勝手において絶対的にAndroidが優位な機能はこの「戻る」ボタンだと筆者は断言します。それくらい「戻る」ボタンは最高の機能です。

3.自動化アプリで条件にあわせてアプリや通知を出せる

「MacroDroid」という自動化アプリがとても気に入っています。条件にマッチしたら指定した処理を実行できるもので、「自宅のWi-Fiにつながったら、ミュージックを再生する」なんていうのが簡単な例です。これを筆者は車用とし、乗車時と降車時の2シーンで音楽が再生するように指定しています。

旧車だけど、乗車時に自動で音楽再生を実現

筆者は30年以上前の旧車に乗っているため、車内オーディオはラジオとカセットテープしかありません。なので、Bluetooth接続できるFMトランスミッターを用いて、FMラジオからスマホの音楽を鳴らすようにしています。

 

しかしこれだけだと、車に乗ったあとにどうしても「再生」という操作をしなくてはなりません。現代カーのように、エンジン始動と同時に音楽が再生するようにしたかったため、自動化アプリに「FMトランスミッターのBluetoothに接続したら、YouTube Musicアプリを開き、再生を開始する」という処理を指定することで、エンジン始動とともに自動再生することを実現できました。

降車時に「ライトの消し忘れはありませんか?」と自動メッセージ

またおっちょこちょいな筆者は、ときどき車のライトを消し忘れます。たまたま自宅の近くを通った父や駐車場のオーナーさんに知らせてもらい、バッテリーが上がるのを二度も防いでもらえました。


3回目が起こるのは時間の問題だと焦った筆者は、ここでも自動化アプリに頼り、Bluetooth接続が切れたら「ライトの消し忘れはありませんか?」とスマホから音声メッセージを流すようにしました。降車時、エンジンを切ったらBluetoothも切れるため、このガイダンスが流れるようになり、以来、ライトの消し忘れを防ぐことに成功しています。

4.Google系アプリがデフォルトで一通り入っている

Androidは、Googleが開発しているOSだけあって、Google系のアプリがもともとプリインストールされているのも嬉しいところ。YouTubeやGoogle マップ、Gmail、Google カレンダーなど、iPhoneで筆者が毎日のようにお世話になっていたアプリが最初から入っています。

 

なので、Googleアカウントでログインするだけで、iPhoneと同様に自分仕様の地図を見たり動画を見たりメールを確認することができました。この辺りは、iPhoneユーザである筆者が、Android端末をすんなり使えた要因のひとつでもあります。

運転中、わざわざ「Google マップで」と言わなくてよくなった

iPhoneの場合 Hey Siri、Google マップで〇〇までナビして
Androidの場合 OK,Google、〇〇までナビして

 

一番その恩恵を受けているのは、音声操作によるナビ検索です。どこへ行くにもGoogle マップに依存している筆者。ドライブ時、iPhoneでは「Hey Siri、Google マップで〇〇までナビして」と指示していたのですが、Androidでは「OK,Google、〇〇までナビして」と「Google マップで」というワードを言わなくて済むようになりました。

 

iPhoneのデフォルトアプリがApple純正のマップであるために、iPhoneではわざわざ「Google マップで」とアプリ名を指定してあげなくてはいけなかったのですが、それが必要なくなったのです。

 

ほんの一言に思われるかもしれませんが、いろんなところに神経を使う運転中において、この違いは思った以上に大きなものでした。

5.スマートウォッチFitbitと相性抜群。iPhoneとのペアリングではできなかった音声入力での返信が可能に!


筆者が利用しているフィットネス系のスマートウォッチ「Fitbit Versa 3」。最初はiPhoneとペアリングして使っていたのですが、ふとAndroidとのペアリングに代えてみた結果、LINEでの返信が音声で簡単にできるようになりました。

 

Fitbit Versa 3では、スマホに来る通知を手元の時計で確認できるのですが、LINEでメッセージが来ると、iPhoneとペアリングしている場合は「通知」を見ることと、事前に決めてある5種類の定型文のどれかを選んで返信することしかできませんでした。

 

しかし、Androidとペアリングしてみると、定型文に加えて音声入力によって好きなメッセージを返答できるようになったのです。メッセージを確認し、音声入力でメッセージを吹き込み、テキスト化されたメッセージを確認したら送信ボタンを押す、それが全てスマートウォッチ上で完結してしまいました。

 

iPhoneとのペアリング時代は、5種類の定型文は正直全く使い物にならず、時計に通知が来たら、必ずiPhoneを手にとり手入力して返信していました。そこから比較すると、時計だけで済むようになったこと、そして返信の入力が「音声」になったことで、より早く、より簡単に返せるようになりました。近くにスマホがなくてもLINEを返せるのはことのほか大きなメリットを感じます。

 

ちなみに余談ですが、Fitbit社は2021年の頭になんとGoogleによって買収されていました。ということは、Androidとの相性も今後ますますよくなっていくのではと期待が膨らむばかりです。

「スマホといえばiPhone」はもう過去の話。Androidも悪くない

筆者のスマホ歴は2009年のiPhone 3GS購入からです。当時の感覚を正直にいうと、iPhoneとAndroidには雲泥の差を感じていました。iPhoneのようにサクサク動かないAndroidを見ては、やっぱiPhoneでしょ、という感覚があのとき植え付けられてしまっていたのです。

 

10年以上が経った今、現代のAndroidを毎日のように触ってみると「これはこれでありじゃん」「この機能iPhoneにも欲しい……」と感じはじめ、Androidを見る目がガラリと変わりました。

 

戻るボタン、GoogleベースのOS、カスタムアップのしやすさ、そして価格の安さ。iPhoneと同様にAndroidにも魅力があります。iPhoneはすごいんだ、というiPhone神話を信じるのも決して悪いことではありませんが、スマホを選ぶ際は、よく使うアプリは何か、手持ちのデバイスとの連携はどうか、家族や知人のスマホとの親和性などを複合的に考えて、本当に自分に合うスマホを選びたいものですね。
 

Contributor

うえやま

競馬カメラマンからWEB業界へ異色の転身。WEB制作に加えて大手メールマガジンやツイッターの中の人もこなす。三度の飯より件名を考えるのが好き

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