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Android搭載のプロジェクター「MoGo Pro」ってどう?使い心地をレビュー

Android搭載のプロジェクター「MoGo Pro」ってどう?使い心地をレビュー

数年前からモバイルプロジェクターというものがずっと欲しかったのですが、「これだ!」というものをなかなか発見できずにいました。

が、コロナ禍によるステイホームをきっかけにおうちアイテムを充実させる中で、ようやくひとつのプロジェクターに出会い購入することができました。

 

それがこれ、XGIMI社のMoGo Proという商品です。

世界初、Android TV搭載のプロジェクター「XGIMI MoGo Pro」購入に至った理由

このMoGo Proという製品、なぜ筆者が購入に踏み切ったのかというと、一番の理由はAndroid TVを搭載している、という点です。

 

プロジェクターそのものに、Android TVのOSが入っているため、インターネットにつながってさえいれば、プリインストールされているYouTubeアプリで動画を楽しんだり、Prime Videoをインストールすることで、いままでスマホで観ていた映画やドラマをこのMoGo Proひとつで観たりすることだってできてしまうのです。

 

もちろん、5,000以上のアプリがあるGoogle Play Storeから好きなアプリをダウンロードして利用することも可能です。

【特徴1】完全ケーブルレスが生み出す気軽さと柔軟性

モバイルかつOS搭載のMoGo Proは、ケーブル接続からも開放されます。

「モバイル」なので、充電バッテリーが続く限りはコンセントとつなぐ必要がありません。また、先述したOSの搭載によって、スマホやPCをプロジェクターにつなぐ必要もないのです。

 

このケーブル接続の作業レス化により、観たいときにすぐ観る気持ちにさせてくれる気軽さと同時に、コンセントの位置やパソコンの置き場所などを気にすることなく、好きな場所にプロジェクタ-を配置して観ることができるという設置場所の縛りからも開放されたのです。

さらにBluetoothにも対応しているため、お気に入りのBluetoothスピーカーともケーブルレスでつなげることが可能です。

【特徴2】オートフォーカスと自動台形補正が超優秀

また、MoGo Proはオートフォーカスと自動傾き補正が実に優れています。
MoGo Proを置く場所を変更するたびに、すかさずオートフォーカスが起動し、ものの数秒ですぐにピントを合わせてくれます。

 

さらには、本体の垂直方向の傾きが変わった際には自動で台形補正もしてくれ、垂直方向に傾きが変わっただけであれば、常に同じ画角の長方形をキープし続けてくれます(最大40+度)。

このオートフォーカスと自動台形補正は使ってみると本当に便利です。今後、この機能がないプロジェクターは買いたくないな、と感じるほどです。

水平方向の台形補正は「手動」。しかしメリットも!

水平方向の台形補正だけは手動で行う必要があります。素人目線からすれば、垂直もいけるんだから水平もいけるでしょ?と思ってしまうのですが、きっと技術やコストの面で難点があるのだと思います。

 

しかし、手動で台形補正できるからこそ、設置場所の柔軟性は多分にあるといえます。必ずしも壁に対して真正面にプロジェクターを設置する必要がないため、部屋の角からななめ方向に向けて壁一面に映し出すことだってできてしまうのです。

 

実際のところ壁の真正面にプロジェクターを置くのは邪魔くさかったりもするので、ななめ方向から置いて台形補正ができるのはある意味、便利な機能かなと感じます。

実際に映してみた

では映像はどんな感じに映るのか、実際にYouTubeでも再生してみましょう。

真っ暗な部屋で投影

エンジョイ!マガジンで過去にアップロードされた動画をプロジェクターで写し、撮影したものです。どうでしょうかこの明るさと画質。

1080Pかつ300ANSIルーメンの明るさで投影できるため、薄暗い部屋で白い壁に投影すれば美しい映像を楽しむことができます。

 

ちなみにこの画質は調整することができます。明るさやコントラストも細かく調整可能なので設置場所に合わせて自分好みにカスタムすると良いでしょう。

薄暗い部屋でも、意外に見える!

また、午前中にカーテンをしめた薄暗い部屋でも投影をしてみました。真っ暗な部屋にはやはり劣るものの意外と観えるものでした。

 

が、投影する映像自体が暗い場合だとだいぶ暗さがきになるところです。夜のシーンが多い映画や宇宙などの暗い場面が多い映画などは、やはり真っ暗な部屋で投影するのがよいと思います。

対応している動画サービス一覧

対応している主な動画サービスは以下の通りです。

 

  • YouTube
  • Amazon Prime
  • Abema
  • Hulu
  • dTV
  • TVer
  • DAZN

 

だいたいの動画サービスは網羅されていますね。

色んな用途で活躍!使い方の例

自宅が、映画館やライブ会場に!

プロジェクターの強みはやはり大画面です。スマホやパソコンで観ていた映像とは迫力がまるで段違い。筆者はBOSE社の低音バリバリのBluetoothスピーカーやAirPodsと接続して映画やオンラインライブを観たり、好きなアーティストのMVを流し見したりしています。

 

中でも驚いたのは、いつも観ていたMVであっても暗い部屋に大画面で投影することで、目で観るというよりは身体全体で浴びる感覚に陥ったことです。ビートにあわせてハンズアップしてしまっている自分に気づいたときにはさすがにビックリしました。

おソトでも活躍!旅行やキャンプにも連れていける

おうち時間充実のために購入したMoGo Proですが、実際使ってみるとそのコンパクトさと設置場所の柔軟さから、旅行や出張、キャンプにも持っていくようになりました。

 

特に出張では、ホテルの部屋の壁は余計なものが少ないため自宅よりも大きなサイズで投影できたり、また、家族に気を遣うことなく思う存分に映画を観られることから、出張の秘かな楽しみともなりました。

気になる値段は?

さてさて、MoGo Proの魅力を存分にお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

気になるお値段ですが…現在のAmazonでの価格を見てみると74,800円と、少々お高いというのは事実です。(2021年1月4日現在)

 

 

が、Android TVを搭載しており、オートフォーカスや自動傾き補正機能もあり設置場所に柔軟性がある点から、筆者はこの値段の価値はあるなと思っています。

 

プロジェクターが欲しいけど、どれがいいかいまいちわからないという方は、世界で初めてAndroid TVを搭載したMoGo Proをぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。

Contributor

うえやま

競馬カメラマンからWEB業界へ異色の転身。WEB制作に加えて大手メールマガジンやツイッターの中の人もこなす。三度の飯より件名を考えるのが好き

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