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iPhone&Android両方持ってるライター座談会(前編)

iPhone&Android両方持ってるライター座談会(前編)

あなたはiPhone派?Android派?
……いいえ、両方使っています!

 

というわけで、iPhoneとAndroidの両方を愛用している「しむぐらし」ライターによる座談会を開催しました。参加者はライターのうえやまさん、渡辺まりかさん、石井徹さんの3名。

 

前編では、みなさんの持っている機種や所持台数、iPhoneとAndroidそれぞれの用途やメリットやデメリットなどについて思うままに語っていただきました。

3人中2人がなんと4台持ちの猛者!

――――さっそくですが、みなさんがお持ちのスマホの台数と、機種を教えてください。

 

うえやま:2台持ちです。iPhoneは「iPhone SE(第1世代)」、Androidは「OPPO Reno3 A」を使っています。

 

渡辺:私はガジェット好きなもので……4台使っています。メインはiPhoneで「iPhone 11」、サブはすべてAndroidで「Galaxy Z Fold3」「AQUOS sense5G」「Rakuten Mini」です。

 

石井:僕も4台です。iPhoneは「iPhone 13 mini」、Androidは「Galaxy Z Flip」「OPPO Find X3 Pro」「Pixel 6 Pro」を使用しています。

 

うえやま:4台……!(驚) おふたりとも全部のスマホがデータSIM利用ではなく、電話番号があるんですか?

 

石井:はい、あります。

 

渡辺:私も全部あります。

iPhoneとAndroid、それぞれのメリットは?

――――みなさん、スマホの複数持ち歴は長いんでしょうか?

 

渡辺:2009年からスマホを持ちはじめて、2011年からは2台持ちになり、その後は欲しい機種があれば増えたり、増えすぎて減らしたりという感じですね。

 

石井:僕も10年ほど前から複数台持ちです。iPhoneは1年に一度は買い替えて、Androidは気になる機種を見つけたら買っています。

 

うえやま:僕は2009年から昨年(2021年)まではiPhoneだけを使っていたのですが、BIGLOBEモバイルの「エンタメフリー」オプションを使いたくて、動画や音楽専用機として画面の大きなAndroid端末を買い、2台持ちになりました。

 

なぜ買い替えでなく2台持ちにしたのかというと「iPhone SE(第1世代)」がコンパクトで片手で使えるのがとても気に入っていたからです。iPhoneはタッチをしていても動きがなめらかで、タスク間の移動もスムーズにできるのが魅力的ですね。

 

ただ、最近は画面が大きくて操作もしやすい「OPPO Reno3 A」の方がメインになりそうな勢いで使っています。

お二人はiPhone、Androidをそれぞれどんな風に使い分けられていますか? 気に入っているところなども聞きたいです。

 

石井:iPhoneは、iCloudでデータ移行が簡単にできるので、自分も含め、ひんぱんに機種変更をする人は特に便利に感じると思います。

「Apple Pay」や「Suica」もAndroidに比べて移行がしやすく、僕は支払い関係は全部iPhoneにまとめています。

 

僕もうえやまさんと同じように、iPhoneは小型のものを使っているので、Androidは映像などを見やすいように画面が大きめのものを選んでいますね。

あとは、「カメラのズーム機能が20倍」とか、Androidはメーカーごとに搭載している機能が特徴的で際立っているので、気になるものがあれば使ってみます。

今使っている「OPPO Find X3 Pro」には「顕微鏡カメラ」という機能があって、植物などを接写するとその細胞まで見て遊べるんです。

安心のiPhoneと、個性的な機能で魅せるAndroid

―――面白そう! 使いやすいiPhoneを持ちつつ、多彩な機能を楽しむためにAndroidも持つという感じでしょうか。

 

石井:そうですね。iPhoneは小型でも性能が安定しているので、電池持ちが良いところが大きなメリットですね。Androidも小型の機種はありますが、今のところ、電池があまり持たないものが多いので。

 

渡辺:私が個人的に感じているiPhoneのメリットとしては「文字入力がしやすい」という点です。

タッチをしたときに、狙い通りにフリック入力ができます。Androidは、iPhoneに比べてその感覚が薄いんですね。
文字入力が多いので、これはけっこう大きなポイントになります。

 

うえやま:その感覚、僕もわかる気がします。指の角度によってセンサーの反応が違うというか。iPhoneが100点だとすると、Androidは75点くらいのイメージですね。急に「戻る」ボタンが押されて戻ってしまうようなことがよくあります。

 

渡辺:そうですよね。ほかには、iPadやMacBookなど、他のアップル製品と連携がしやすいのと、iPhoneユーザー同士だと「AirDrop」で写真や動画などを共有できるのも大きいですね。

あとは、これはメリットとはいえないとは思うのですが……。iPhoneを買った当初に「App Store」でたくさんアプリを買ってしまったので、もったいないのでiPhoneを使い続けているという理由もあります(笑)。

 

―――確かにそれは大きい(笑)。ではAndroidのどんな部分にメリットを感じていますか?

 

渡辺:石井さんもおっしゃっているように、Androidは機種によって色々な機能があって楽しいんですよ。

今使っている「Galaxy Z Fold3」はペン入力ができるのですが、「Galaxy Notes」というアプリを使うと、本当にノートにペンで書いているような感覚で文字やイラストが書けます。
しかもペンで書いた文字を自動でテキスト化してくれる機能もあり、とても便利です。

 

あとはカメラ機能。iPhoneは良くも悪くも見た目どおりの画像が撮れますが、たとえばGalaxyシリーズなんかは、標準カメラでも、補正してきれいに撮ってくれるんです。

SNSにアップする画像は加工が必要ですが、フィルターをひとつかけるだけでも段違いできれいに撮影できる。あとから画像をみたときに「ああ、この景色本当にきれいだったなあ」って記憶を鮮やかに蘇らせてくれます。

機種は色々使ってみた結果、今はGalaxyかSHARPに落ち着いています。SHARPの「AQUOS」(アクオス)に入っている人工知能「エモパー」がかわいくて気に入っています。

iPhoneユーザーがAndroidに興味を持った理由

―――うえやまさんは「エンタメフリー」のために2台持ちになったとのことですが、そこで画面の大きなiPhoneではなく、Androidを選んだのはなぜでしょうか?

 

うえやま:理由は3つあります。
ひとつめはiPhoneよりAndroidのほうが安かったということ。
ふたつめに、コロナ禍になってあまり人と会うことがなくなったことですね。

 

周囲は圧倒的にiPhoneユーザーが多いので、飲み会などに出かけると、Androidを持っている人は「なんでiPhoneじゃないの?」「AirDropが使えない」って冗談で言われたりしていました(笑)。そういうAndroidならではの疎外感が薄れていったというのがあります。

 

みっつめは、これもコロナ禍でテレワークが増えたことですね。僕はMacも使いますが、WindowsのPCの方が使いやすいと感じていたので、Androidの方が親和性が高いなと。

Androidを積極的に選んだというよりは「iPhoneにこだわる必要がなくなった」という感じでしょうか。

 

渡辺:「AirDrop」といえば、Androidでも、Android端末同士であれば近距離でデータ転送ができる「ビーム」という機能がありましたね。Android10で廃止されてしまいましたが。

 

石井:今は同じ内容で「Nearby Share(ニアバイシェア)」という機能がありますよ。でも、Androidユーザーの間でもあまり認知度が高くないですね……。Android10以降の機種なら使えるのですが。

 

うえやま:へえ~、名前は知っていたけど、そんな機能だったとは知らなかったです!

最大で8台?複数台持ちのこだわりとは?

うえやま:おふたりに質問があります。4台持ちとのことですが、どうやって増えていったんですか?「新規契約なら安いから」ってことで結果的に4台になっちゃったとか?

 

石井:昔は乗り換えキャンペーンをよくやっていて安かったからというのもありますけど、今はそれと関係なく、気になったものを機種変更で買っています。使い比べてみると、「このメーカーのカメラは風景写真がきれいに撮れるな」とか、「指紋センサーを指でなぞって画面を上下させる機能がある! 親指だけで操作できるのがいいな」といった、メーカーによって違う“こだわり”なポイントがわかってくるんです。「あるメーカーのスマホを買ったら、次は違うメーカーのものを買う」と自分の中でルールを決めて買い替えています。

 

渡辺:私はうえやまさんのおっしゃる通り「今なら1円!」みたいな新規キャンペーンを利用してどんどん回線が増えていきました。最多では8台持っていたこともあります。誕生日にまつわる数字など、ずっと使いたい電話番号の回線を残して4台までダイエットしました(笑)。

 

うえやま:8台ですか!
僕はどちらかというと数は抑えたくて……。先ほども言ったとおり片手サイズの「iPhone SE(第1世代)」を愛用しているので、これと同じサイズのものが出たら買い替えるかもしれないです。

 

石井:今のiPhoneはミニっていっても昔のに比べたら大きいですもんね(笑)。最新の「iPhone 13 mini」もiPhone8と同じサイズだし。

ただ、ジェスチャー操作があるから、画面の上の方まで指が触れなくても操作には困らないという気もします。

 

うえやま:小型といえば、渡辺さんはAndroidの小型スマホ「Rakuten Mini」をお持ちなんですよね。

 

渡辺:はい。ズボンの前ポケットに入るサイズなので持ち運びはとても楽ですよ!
たださっき石井さんもおっしゃっていたように、Androidの小型スマホは電池持ちとか、画面の使い勝手の問題はあるかもしれません。

 

私は「Rakuten Mini」は、自宅の鍵をスマートロックにしているので、主にその開け締めのために使っています。

 

(後編に続く)

後編では、スマホ複数台持ちの月額コストや複数台持ちのメリット、2台持ちにぴったりの、隠されたAndroidの魅力に迫ります!

 

▼後編はこちら

iPhone&Android両方持ってるライター座談会(後編)

Contributor

Kana.mM (かな)

旅行、企業、美容系等で執筆活動中のフリーライター。好きなものは猫とSF、嫌いなものは寒さと空腹。アナログ心を忘れないデジモノ好きを目指す。

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