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ガラホとはガラケーにスマホの機能を搭載した端末
「ガラホ」とは、「ガラケー」と「スマホ」を合わせた単語で、従来のガラケー(折り畳み型携帯電話)の形状をそのままに、スマートフォンの機能を搭載した携帯電話を指します。
テンキーや、十字キーを備えているため、従来のガラケーに慣れ親しんだ世代には、抜群の操作性と言えるでしょう。
また、従来のガラケーとは違い、パソコン・スマートフォン用のWebサイトを閲覧することもできます。
LINEはもちろんTwitterやFacebookといったSNSを、快適に利用することも可能です。
ガラホと格安スマホはどちらがお得?
ガラホと格安スマートフォンのどちらがお得かは、使う人の状況によって異なります。
たとえば、YouTubeのような動画サイトを頻繁に閲覧する場合、TwitterやFacebookなどSNSをよく利用する場合には、格安スマホがおすすめです。
毎月のデータ通信料に関しては、ガラホよりも格安スマホのほうが安い傾向にあります。
一方、音声通話の発信をメインに利用するときは、ガラホを使うほうが低コストで済みます。
というのも、ガラホの場合、かけ放題など定額で利用できる通話プランが充実しているのです。
ただし、格安スマホでもお得な通話プランは用意されているため、必ずしもガラホのほうがお得とは言い切れません。
携帯を買い替える前に、各キャリア・各MVNO会社の用意する通話プランを確認しておきましょう。
格安SIMを利用したガラホのメリット
ガラホでも格安SIMを使用することができます。
ガラホはスマートフォンよりも端末の価格が低い傾向にあります。そのうえで格安SIMを利用することによって、料金をさらに節約することが可能です。
また、スマートフォンに比べて、ガラホはバッテリー消費が少ないので、電池持ちがよい点も魅力の1つです。機種によっては、Bluetoothやテザリングにも対応しています。
そういった機種を選べば、モバイルWi-Fi代わりに使うこともできるのです。
格安SIMを利用したガラホの注意点
格安SIMをガラホで利用する場合の注意点は、「Google play」に対応していないことです。
Google playのアプリは、もともと大画面タッチパネル式のスマートフォンで使うことを前提に開発されているためです。
ガラホの場合、原則として、アプリはメーカー独自のストアからインストールして使用する方式になっています。
とはいえ、Google playと比べると、ガラホ対応のアプリ数は決して多いとは言えません。
LINEやTwitterを使う分には問題ありませんが、ゲームアプリで思い切り遊びたい場合にはガラホはおすすめできません。
ガラホと格安スマホの2台持ち
最近では、ガラホと格安スマホの両方を持っている、いわゆる2台持ちの人もいます。
通話料金の安いガラホを通話専用のプランで契約し、インターネット利用に適している格安スマホにはデータ通信専用のSIMカードを使うことで、通話料とデータ通信料の両方を安く抑えながら、快適に利用することが可能です。
通話主体で利用するのか、データ通信を主に利用するのか、用途を見極めたうえで、ガラホや格安スマホの利用プランを決めるようにしましょう。