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海外で使うスマートフォンの費用がバカにならない
LCCが一般的になり、東京から大阪に行く飛行機代より、東京からソウルに行く方が安いことも珍しくありません。
気軽に海外に行けるようになったのは嬉しいのですが、気になるのは海外でスマートフォンを使う場合。
各携帯会社は、海外でもそのまま通信・通話ができるサービス(ローミングサービス)を提供していますが、制限なく使うには1日に3,000円ほどかかります(1日980円のような安いプランもありますが、速度制限があります)。
旅費が1万円にも関わらず、3日滞在で携帯電話で9,000円かかるのは納得できませんね。
また、格安SIMを使っている場合は、そもそも海外利用できないこともあります。
ローミングサービスを使わず・使えないときに、海外でインターネットを使いたい場合はどうしたら良いのでしょうか?
今回はソウルを例に出して見てみましょう。
ちなみに各携帯会社のローミングサービスは1日の利用は、以下の値段になっています。
ドコモ : 980円〜2,980円
au : 980円〜2,980円
ソフトバンク : 0円〜2,980円
※金額は2017年3月8日現在の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
海外でネットを接続する3種類の方法
日本でも申し込みができる「レンタルWi-Fiルーター」
オススメなのは、海外でも使える無線LANルーターをレンタルし、旅先で利用することです。
このレンタルWi-Fiルーターのメリットは以下の4つです。
- 携帯会社のローミングサービスより安い
- 日本で申し込み可能
- 出発・到着する空港で受け取り・返却可能
- 通信できるパケット量が比較的豊富
デメリットとしては以下の3つがあります。
- 事前の申し込み、受け取り・返却作業が必要
- 荷物が増える
- 出先で長時間使うときは外部バッテリーが必要
気になる値段ですが、1日に680円から1,000円ほどで借りれます。業者によって使えるパケット量や値段が違うので、複数の業者で調べてみることをお勧めします。
また、海外の空港で「レンタルWi-Fiルーター」を借りるという方法もあります。日本で借りるより、さらに値段が安いサービスもありますが、日本語が通じない場合や国内から予約・申し込みができない場合もあるので、ちょっとハードルが高いですね。
現地のプリペイドSIMを購入する
もしSIMフリーのスマートフォンを持っていたら、現地のプリペイドSIMを購入するのも手です。
メリットは
- ローミングサービス、レンタルWi-Fiルーターより安い
- 持って行くのはスマートフォン1台ですむ
デメリットは
- 現地の言葉でやりとりをしないといけない
- スマートフォンの設定を変更しないといけない
プリペイドSIMには「データ容量」タイプと「日数」タイプの二つがあります。
あまり通信をしない人は、データ容量タイプ。バリバリと通信する人は日数タイプがおすすです。空港で販売している場合が多く、現地に到着したらすぐに購入しましょう。
日本から旅行に出かける人も多い韓国の場合は「EG SIM」というプリペイドSIMが有名です。このSIMはデータ容量タイプで、1GBの容量と20分の通話料で3万5,000円ウォン(約3,500円ほど)です。
SIMカードを入れ替えたら、スマートフォンの通信設定を変更しなくてはいけない場合もあります。わからない人は、SIMカードを販売しているスタッフにお願いしてみましょう。
現地のWi-Fiサービス
現地で利用できるWi-Fiサービスを使う方法もあります。
このメリットは
- 無料で利用できる
- パケット容量を気にしなくて良い
デメリットは
- 使える場所が限られている
- ユーザー登録が必要な場合もある
- セキュリティ上危険な場合がある
などがあります。
手軽にインターネットが繋げるのが魅力的ですが、空港や駅、カフェ、ホテル、ショップなど場所が限られてしまうので、移動中にGoogleマップで観光名所を探したりはする時に不便です。補助的なサービスとして捉えた方が良いでしょう。
ホテルが無料Wi-Fiサービスを提供しており、インターネットを使うのはホテルだけ……という人は、無料のWi-Fiサービスだけで乗り切ることもできるでしょう。
以上、海外ローミングを利用せずに、インターネットを利用する方法でした。
海外でスマホを利用するならBIGLOBEモバイルがオススメ
海外で現地のプリペイドSIMを利用するなら、SIMフリースマホを持っていくことをオススメします。
BIGLOBEモバイルで取り扱っているスマホはすべてSIMフリーだから、特に設定など不要でSIMを差し替えるだけで利用することができますよ。
※本記事の内容は、2017年3月8日現在の情報です。