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iOS16に自分のiPhoneが対応してない……この先使えなくなるの?

iOS16に自分のiPhoneが対応してない……この先使えなくなるの?

古いiPhoneを日常的に使っている方にとって、毎年秋にある新iOSの発表は少しそわそわするイベントではないでしょうか。というのも、iOSのアップデートは全てのiPhoneが対象になるわけではなく、古いiPhoneはアップデート対象から都度はずされていくのです。

 

初代iPhoneSEを愛用している筆者は、昨年の2021年までは「アップデート対象に入っていてよかった……」と安堵していたのですが、今年の2022年秋に発表されたiOS16において、ついにサポート対象外となってしまいました。

 

と、ここで素朴な疑問が浮かぶ方もいると思います。iOSのアップデート対象から外されてしまった端末はこの先使えなくなってしまうの?という疑問です。そこで、今回はこの疑問について解説してまいります。

iOS16でサポート対象外となった5つのiPhoneとは?


まずは、2022年秋に発表されたiOS16のサポート対象外機種をおさらいしましょう。

 

iOS16でサポート対象外となった機種

  • iPhone 7
  • iPhone 7 Plus
  • iPhone 6s
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone SE(第1世代)


簡単にいうと、iPhone7以前の機種が、今回のiOS16アップデートにおけるサポート対象外となりました。

アップデート対象から外れた機種は使えなくなるの?

一番心配になるのは「対象外になると使えなくなってしまうのか?」という点ですが、これについては否定しておきます。アップデートの対象外になったからといって、ただちに使えなくなるわけではありません。


ただ、今回でいうとiOS16のアップデート対象外の機種は、iOS16の新機能を使うことはもちろんできません。従来のiOS15を最後のアップデートとして、今後もiOS15でそのiPhoneを使い続けることになります。

セキュリティ面の脅威が増え続ける

では、対象外となってiOSが進化をとめると、いったいどんなリスクが待っているのでしょうか。一番恐れなくてはいけないのはセキュリティ面です。


iOSのアップデートでは「カメラの機能がアップしました」とか「ミー文字を使えるようになりました」といった機能面でのアップデートが目立ち、人々はそれに歓喜しがちですが、一方ではもちろん、セキュリティ面でのアップデートも都度行われています。

 

悪意あるスパムやフィッシング詐欺などの行為は、常に新しい手法や巧みな抜け穴をくぐって、私たちの個人情報やクレジットカード情報を搾取しに来ています。iOSのアップデートでは、そうした脅威に対しての防御策を都度講じて、私たちにアップデートという形で提供してくれています。

 

そのため、iOSのアップデート対象から外れてしまうと、古い防御体制のままで新たな脅威に立ち向かい続けなくてはならなくなり、アップデート対象のiPhoneよりもセキュリティ面で脆弱になるのは間違いありません。サポート対象外のiPhoneを使い続ける上で、このセキュリティ面のリスクはしっかりと理解しておく必要があります。

使えなくなるアプリが徐々に増えていくかもしれない

また、iOSがアップデートされると、App Storeからダウンロードした各アプリも新iOSに対応したアプリのアップデートをリリースしてきます。各アプリは「このアプリはiOS XX以降でご利用いただけます」という一定の足切りを実施していますので、古いiPhoneを使い続けると、いつかはアプリ側におけるサポート対象外に遭う可能性があることも考慮しておきましょう。


いまのままで調子よく使えているアプリの場合、古いiOSの状態で最新のアプリのアップデートを行うと最悪使えなくなる場合もあるので、サポート対象外となったiPhoneにおいて、今後各アプリのアップデートを行う場合は、ネットやSNSで同じ条件でアップデートをした人の口コミやレビューなどを見てから実行するのがおすすめです。

新しいiOSのサポート対象外になったiPhoneは機種変更するのが賢明

自分のiPhoneがiOSアップデートのサポート対象外になってしまった場合、どんなリスクがあるかについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

ただちに使えなくならないことに一安心したとしても、今後セキュリティ面での脅威が増えることやアプリが使えなくなる可能性などは否定できません。

 

新しいiOSのサポート対象外になったiPhoneは、この機会にサポート対象機種への変更をおすすめします。

 

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Contributor

うえやま

競馬カメラマンからWEB業界へ異色の転身。WEB制作に加えて大手メールマガジンやツイッターの中の人もこなす。三度の飯より件名を考えるのが好き

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