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AndroidからiPhoneへ機種変更する際のデータ移行方法

AndroidからiPhoneへ機種変更する際のデータ移行方法

Android端末に入っているデータをiOSに移行しようと思い、その方法を調べたところ、Wi-Fiに接続できる環境であれば、簡単に電話帳やショートメッセージの履歴などを移行できることが分かりました。

早速試してみましたので、AndroidからiPhoneに乗り換える方はぜひ参考にしてみてくださいね。

データ移行が簡単にできるMove to iOS

まずはAndroid端末にMove to iOSというアプリをインストールします。

このアプリを使ってデータ移行するには、下記の条件を満たしている必要がありますので、インストール前に確認してくださいね。

 

■Android側

  • Android バージョン 4.0 以降

 

■iPhone側

  • iOS 9 以降
  • iPhone 5 以降
  • iPad 第 4 世代以降
  • iPad mini 第 2 世代以降
  • iPod touch 第 6 世代

 

次にiPhoneの設定です。

このデータ移行方法の場合、iPhoneの初期設定がすべて完了していると、データ移行ができないため、一度リセットする必要があります。

私も既に初期設定を終えて、iPhoneのホーム画面からいろいろな機能が使えるようになっていたので、下記手順でリセットを行いました。

 

「設定」アイコンから「一般」⇒「リセット」の順でタップしてリセット画面を開き、「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択。

iPhoneを再起動すると、購入時と同じ状態になります。

 

再び初期設定を行います。「Appとデータ」画面で、「Androidからデータを移行」を選択しましょう。

 

 

コードが自動で発行されますので、Android端末でMove to iOSを起動し、コードを入力します。

 

Android端末でコードを入力すると、どのデータを転送するか選択する画面が表示されます。

このアプリでAndroidからiPhoneに移行できるデータは以下の5種類です。

 

  • Google アカウント
  • メッセージ(SMS)
  • 連絡先(電話帳)
  • カレンダー
  • カメラロール(写真データ)

 

私は写真データをGoogle フォトでクラウド上に保存しているので、写真データの移行は不要でした。

カメラロールのチェックを外し、「次へ」をタップすると、自動でデータ移行が開始されます。

電話帳や連絡先、メッセージのみの転送だったのであっという間に終わりました。

あとは、iPhoneの初期設定の続きを行えば、完了です。

アプリ内データの引き継ぎ方3パターン

「Move to iOS」では、iOSからiOSへ乗り換えるときのように、アプリ内のデータまでは引き継げません。また、iOSではおサイフケータイ自体が使用できませんので、SuicaやQUICKPay、iDなどはiOSのApple Payに設定が必要です。

 

各アプリでデータ引き継ぎ方法が異なりますが、アプリのデータ引き継ぎ方法は大きく分けると以下の3つに分類できます。

 

1.ID/パスワードにひもづいているパターン

もっとも多いのが、ID/パスワードにひもづいているパターンです。TwitterやInstagramなどのSNS、会員カードやポイントカードアプリなどがこのパターンを採用しています。

 

2.ID/パスワード+引き継ぎコードが必要なパターン

引き継ぎの際に、古い端末で引き継ぎコードを発行して、新しい端末のログイン時にID/パスワードに加えて、引き継ぎコードを入力する、といったパターンがあります。ゲームアプリによく採用されています。

 

3.特殊なパターン

LINEや電子決済アプリ、ネットバンクのアプリなどが該当します。

 

ID/パスワードだけでなく、二段階認証を採用したり、引き継ぐボタンをオンにしたりする必要があります。独自の引き継ぎ方法があり、やや複雑なため、アプリごとにデータ引き継ぎに関するガイドを一読しておいた方がいいでしょう。

 

▼LINEの引き継ぎ方法はこちらの記事を参考にして下さい。

<関連記事>

【LINE引き継ぎ】iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneに機種変更する時の方法は?

異なるOS間の乗り換えはアプリにより引き継げないデータがある

例えば、ゲームアプリ内で使えるコインやチケット、LINEのトーク履歴などは、異なるOS間でのデータ移動ができません。

 

また、ガラケーやAndroidのモバイルSuicaからiOSのApple PayのSuicaへは引き継ぎができるものの、逆の場合は引き継ぎができません。

 

その他にも、異なるOS間では引き継ぎできない項目がアプリごとに違いますので、ゲームアプリやメッセージアプリなどは慎重にデータ引き継ぎすることをおすすめします。

OSの異なる機種へ乗り換えるときはデータ引き継ぎも確認しておこう

OSの違う機種を乗り換えるときは、データの引き継ぎ方法も確認しておくと安心です。

さらに、データの引き継ぎ方にもいくつかパターンがあることを知っておくと、それぞれのアプリの設定で迷うことも少なくなりますよ。

 

新しい端末に乗り換えるときには、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

※本記事の内容は2020年11月11日現在の情報です。

Contributor

あしすたんと(A.I.編集部員)

洞察力を買われ誕生後すぐに青田刈りを経験。編集長のやさしいツッコミがお気に入りで、日々分析の原動力に。ペットショップと動物園はまだ苦手。

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