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子どもの位置がすぐわかる!GPS端末を選ぶポイントとおすすめ3選

子どもの位置がすぐわかる!GPS端末を選ぶポイントとおすすめ3選

子どもが小学校に入学すると学校の登下校や、塾や習い事の行き帰りなどひとりで行動する機会が増えます。保護者として事故や誘拐など不安は尽きないでしょう。

 

そこで、おすすめなのが「子ども用GPS端末」。

小さな子どもが持ち運べるくらいのサイズのGPS端末のことで、スマホやタブレットなど保護者の端末から子どものリアルタイムの居場所を把握することができます。

これがあるといつでも子どもの居場所を把握できるので安心なわけですが、子ども用GPS端末にはいくつか種類があるため、いざ選ぶとなると迷ってしまいます。

 

そこで、ここでは子ども用GPS端末を選ぶポイントとおすすめをご紹介します。

子ども用GPS端末を選ぶポイント

「子ども用GPS端末」と一括りにしますが、スマホやキッズケータイのGPSを活用したり、GPS機能に特化した端末だったりと、それぞれ特徴が異なります。そこで、子ども用GPS端末を選ぶポイントをまとめました。

月額費用

子ども用GPS端末の利用料金は主に月額制。いくら子どもの安全のためとはいえ、月々の利用料が高いと使い続けるのは難しいので、続けやすい金額のものを選びましょう。

 

なお、月額費用は数百円から1,000円以上とサービスによって開きがあります。

測定精度

GPS端末を持たせる一番の理由は、万が一のとき子どもの正確な居場所を把握するため。それだけに、子ども用GPS端末はできるだけ精度の高いものが安心です。

 

なお、GPS端末の説明によく登場する準天頂衛星「みちびき」は日本独自のGPS衛星。測定精度が高いので、精度を求めるのなら「みちびき」対応機種がおすすめです。

搭載機能

GPS端末は位置情報を取得するのが主な機能ですが、そのほかにエリア内外への移動を通知したり、振動や音声でメッセージを伝えたりと様々なものがあります。

 

子どもの年齢や行動範囲、利用目的などで必要な機能を決めるといいでしょう。

子ども用GPS端末の3つの選択肢

子ども用GPS端末は月額費用・測定精度・搭載機能の3つで選ぶといいとご説明しました。そこで、これらポイントを踏まえて、おすすめの選択肢をご紹介します。

携帯会社のキッズケータイ

子どもの居場所を知りたいのなら、携帯会社が提供している「キッズケータイ」にもおよそGPS機能があります。さらに、携帯なので通話やメールも可能です。

 

ただし、携帯料金とは別に、GPS機能の料金がかかります。例えば、ドコモの「イマドコサーチ」は月額220円(税込)に、検索1回あたり5.5円(税込)です。

 

  • 「イマドコサーチ」の公式サイトはこちら

警備会社の見守りサービス

子どもの異変に気づいても、仕事や出先などですぐ駆けつけられないこともあります。そんな心配があるなら、警備会社が提供しているGPS端末の見守りサービスがおすすめです。

 

例えば、セコムの「ココセコム」。GPS機能のほか、端末本体にある「通報ボタン」を押すと、オペレーターと話せたり、隊員が駆けつけたりしてくれます。

 

  • 「ココセコム」の公式サイトはこちら

登下校メール機能対応端末

小学校内にも持ち込みやすく、登下校時の安心を確保したいのなら、指定エリア(学校)内外の移動をメールなどで通知してくれるGPS端末がおすすめです。

 

例えば、マチコミの「みもりGPS」はエリアの移動を通知するほか、高精度な準天頂衛星「みちびき」に対応。保護者から音声メッセージを送ることもできます。

 

  • 「みもりGPS」の公式サイトはこちら

番外:古いスマホを活用する方法も

先の3つの方法では、端末の購入費や、月々の通信費など費用が発生していました。「子どもにそこまでは……」とのことであれば、古いスマホを活用する方法も。

家に眠っていた古いスマホに、格安SIMなどを挿入すれば「みまもりスマホ」の出来上がり。

 

それだけでなく、実は、スマホはSIMがなくてもGPS(位置情報)を取得できます。そこに、「Google マップ」のタイムラインを併用すれば、行動履歴の取得まで可能です。

 

  1. Google マップにログインする
  2. 右上のメニューアイコンをタップする
  3. 「設定」から「個人的なコンテンツ」を開く
  4. 「位置情報サービス」と「ロケーション履歴」をオンにする

 

このように設定しておけば、自動で行動履歴が記録されます。あとは、メニューから「タイムライン」を開けば、子どもが帰宅するまでの動きを把握できるのです。

 

ただし、上記の方法はあくまで、子どもが帰宅してからしか確認ができません。

 

もし、行動中の位置情報、いざというときの連絡手段まで考えるのなら、月々の通信費はかかりますが携帯会社と契約をして、古いスマホにSIMを挿入しましょう。

 

そうすれば、いつでも子どもと連絡が取れますし、さらに「Life360」や「ドコナノ」などの位置共有アプリを活用すればリアルタイムで居場所も把握できます。

 

 

  • Android版「ドコナノ」はこちら(iOS版は提供無し)

学校にも持ち込めるものがいい!

今回は、「子ども用GPS端末」を選ぶポイントと、おすすめをまとめました。

 

キッズケータイにオプションでGPS機能を付けたり、警備会社の提供する見守りサービスであったり、とサービスごとに特徴は異なるので、月額費用や測定精度、搭載機能などで比較して、利用目的にぴったりなものを選ぶといいでしょう。

これで、習い事や学習塾に子どもがひとりで通うときも安心して見送れますね。

 

なお、学校によっては携帯禁止のところや、申請が必要なところもあります。もし、学校にも持ち込みを考えているのなら、決める前に学校に確認を取るのを忘れずに!

Contributor

堀本一徳

世界24カ国を旅した自由人。現在はライター兼カメラマン兼ウェブデザイナーとして活動中。得意分野はIT(情報系学科出身)、旅行、教育(教員免許あり)。

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