自宅でインターネットを使用していて、自宅の回線は遅いほうなのかそれとも速いほうなのか気になる人も多いでしょう。
遅いと思っていても、ごく普通の速度だったということもありますし、反対に「こんなものだろう」と思っていても平均より遅いことも。
速度の基準がわからないなら、回線速度を測定してみることが大切です。
本記事では、固定回線の速度測定の方法や数値の見方などについて解説していきます。
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目次
回線速度は「上り」と「下り」「ping値」に分かれている
回線速度には「上り」と「下り」があります。
下記で紹介する回線速度測定でも、「上り」「下り」それぞれの数値が表示されます。
では、「上り」と「下り」にはどのような意味があるのか見ていきましょう。
「上り」速度の意味
「上り」はユーザーがサーバー側にデータをアップロードするときの速度のことです。
上りが遅いと、インターネット上で行った操作が反映されるまでに時間がかかります。
「下り」速度の意味
「下り」はサーバーからユーザーがデータをダウンロードするときの速度のことです。
下りが遅いと、Webサイトにアクセスしたときに画面が表示されるまでに時間がかかります。
インターネットの利用で行う通信はデータのダウンロードが中心のため、上りよりも下りが重要です。
「ping値」の意味
「ping値」というのは応答速度のことです。
ユーザーが行った操作に対して、実際にデータが送信されるまでの時間を意味しており、ms(ミリ秒)という1秒の1,000分の1の単位で表示されます。
数値が低いほど応答速度が速く、高いと遅いことを意味するものです。
ping値が高いと、上りや下りの速度が十分でも画面の切り替わりが遅く、ストレスに感じることがあります。
自宅の回線速度を測定する方法
自宅の回線速度を測定するには、スピードテストサイトを利用する方法とスピードテストアプリを利用する方法があります。
PCならサイトのほうを利用し、スマホやタブレット端末ならアプリを利用するのがいいでしょう。
スピードテストサイトを利用する方法
「ping値」というのは応答速度のことです。
スピードテストサイトというのは、回線速度測定ができる機能を備えているサイトのことです。主に次のようなスピードテストサイトがあります。
▲SPEEDTEST
▲FAST.com
FAST.comはアクセスするだけで自動的に測定され、SPEEDTESTとUSEN GATE02はボタンを押すと測定されます。
みんなのネット回線速度は、測定前に回線タイプやプロバイダー名、地域などの選択が必要です。
各スピードテストサイトで使用しているサーバーが異なるため、測定される速度にもやや差が出ますが、試してみればおおまかには同じであることがわかるでしょう。
スピードテストアプリを利用する方法
スピードテストアプリは速度測定をするためのスマホアプリです。
主に次のようなスピードテストアプリがあり、「Speedtest」と「FAST Speed Test」についてはそれぞれ、上でご紹介したサイトのアプリ版です。
▲Meteor Speed Test
アプリの場合にはスマホにインストールする必要がありますが、使い方はスピードテストサイトとほぼ同じです。
FAST Speed Testはアプリを起動するだけで速度測定が始まり、SpeedtestとMeteor Speed Testはボタンを押すと速度測定が始まります。
どのくらいなら「普通レベル」なのか
では、本題となる「普通レベル」についてですが、モバイル回線やケーブルテレビ回線なども含めた一般的な回線速度は、80〜100Mbps程度です。
80〜100Mbps程度の速度が出ていれば、通常の用途で不便に感じることはほとんどありません。
インターネット回線の中でも光回線であれば基本的に高速であり、1Gbpsプランであっても200〜300Mbps程度が平均と、インターネット回線全体の「普通」よりも遥かに速い速度で通信できます。
もし光回線で80Mbps未満しか出ないのであれば、何かしらの問題が生じているのかもしれません。
オンラインゲームを快適に遊べるのに必要な回線速度
オンラインゲームは他の用途と比べて速度が要求されます。
ゲームのジャンルにもよりますが、快適に遊ぶためには100Mbps程度の回線速度が必要です。
格闘ゲームやシューティングゲームなど、短時間で細かい動きを多くする内容のゲームほど、速度とping値が重視されます。
普通レベルの速度でも遊べないわけではありませんが、快適に遊ぶためにはもう少し余裕を持たせた方がいいでしょう。
他のデバイスも同時に使用していると、速度が足りなくなることもあります。
また、RPGやシミュレーションゲームなら動きが少ないため、格闘ゲームやシューティングゲームほど速度は要求されません。
速度だけでなく「ping値」も重要
格闘ゲームやシューティングゲームではping値の重要度が高く、速度が十分でもping値が低いと快適には遊べません。
動作が遅延してしまう可能性があります。快適に遊ぶためには概ね15ms以下が望ましいです。
通常の用途ならそこまでは要求されず、50ms以下ならストレスを感じることはほぼないでしょう。
まとめ
回線速度は80〜100Mbps程度あれば普通で特に困ることはありません。
オンラインゲームだと速度が要求されますが、それでも普通レベルの回線速度で問題なく遊べます。
もし、体感的に回線速度が遅いように感じるのであれば、一度回線速度測定をして数値を確認してみるといいでしょう。
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*1 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。
*2 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。