SIMとは
すべてのスマホに共通して入っている小さなカードのことをSIMカードと言います。
このカードの中には自分が契約している携帯電話会社や電話番号、料金プランなどの情報が入っており、そのおかげで私たちは通話や通信のサービスを利用できるのです。
つまり、SIMカードはスマホの司令塔。
実際、SIMカードを抜いた状態のスマホには「SIMが挿入されていません」という警告が表示され、通話をはじめとした主要サービスが使えなくなります。
けれどこのSIMカード、スマホを購入した携帯電話会社以外のものも利用できるって知ってましたか?
最近では携帯電話会社の料金プランよりも安くスマホを使うために、「格安SIM」というSIMカードを使う人も増えています。
「格安SIM」とは
「格安SIM」にも携帯電話会社のSIMと同じように電話番号や料金プランなどの情報が入っています。
携帯電話会社のSIMカードとの違いは、料金が格段に安いこと。
「格安SIM」をキャリアのSIMカードの替わりに差し込むことで、今まで使っているスマホはそのままで通信料はかなり抑えられます。
実際にどのくらい安いのか、BIGLOBEモバイルが提供する格安SIMと携帯電話会社の通信料金を比較してみましょう。
なんと半額以下の料金でサービスを受けられるんです!
*1 MM総研2015年6月発表の調査結果より、通話料・データ通信量・オプション料の合計金額、端末代含まず
*2 音声通話SIM(6ギガプラン、6GB/月)の通信料。通話料・端末代含まず。
*3 BIGLOBEモバイルでは定額通話プランがないため、従来のスマホとの比較のためBIGLOBEでんわ通話料およそ20分間分(MMD研究所2014年8月発表の調査結果より、スマホ所有者1カ月の通話時間の平均値)を入れています。
※ 別途プラン申込手数料3,000円+SIMカード準備料394円と毎月ユニバーサルサービス料、ご利用に応じてSMS送信料がかかります。音声通話SIMは、最低利用期間内に解約などされた場合、契約解除料のお支払いが必要です。
※ 金額は全て税別です。
格安SIMがここまで安い理由
BIGLOBEモバイルのように「格安SIM」を販売する会社は、ドコモやauなどの大手携帯電話会社から通信ネットワークを借り受けてサービスを提供しています。
通信ネットワークを開設・維持するコストがかからない分、ユーザーに低料金でサービスを提供できるんですね。
ちなみに、携帯電話会社から通信ネットワークを借り受けてサービスを提供する事業者を「MVNO(エムブイエヌオー:仮想移動体通信事業者)」と呼んだりもします。
「MVNO」が提供する「格安SIM」を使ったスマホが「格安スマホ」なんですね。
大手の携帯電話会社でスマホを契約・購入すると、その会社の料金プランに従わなきゃいけない、と思いがち。
けれどSIMカードは差し替えられるものだと分かれば、今のスマホを使ったまま、通信料金をずっと安く抑えられます。
もちろん、量販店などでSIMが入っていないスマホ(SIMフリースマホ)を購入し、それにSIMカードを差して使うこともできますよ。
SIMカードの仕組みを詳しく理解して、スマホライフをおトクに楽しんでみましょう!
転用元:エンジョイ!マガジン
※本記事の内容は2016年5月25日現在の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。