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音声配信する人必見!最低限持っておきたいマイクと音声の知識

音声配信する人必見!最低限持っておきたいマイクと音声の知識

現在はスマートフォンが1台あれば、誰でもすぐにライブ配信を始められる時代。YouTubeや17LIVEといったアプリで大勢が配信活動をしていますが、その一方で、映像を用いない「音声配信」が近年注目を集めていることはご存じでしょうか。

 

特に海外では、Podcastやオーディオブックといった音声コンテンツが急拡大。日本国内でもVoicyなどのプラットフォームが利用者数を増やしています。身近なところでは、X(旧:Twitter)のスペース機能を使ったことのある人は多いかもしれませんね。

 

今回ご紹介するのは、そんな「音声配信」を始めたい人向けの基礎知識となります。どのような機材を用意すればいいのか、そして、どのような点に気をつけて配信を行えばいいのか。最低限意識しておきたいポイントをまとめました。

内蔵マイクじゃダメ?音声配信で欠かせない「マイク」について

音声配信を行うにあたってまず欠かせないのが、「マイク」です。

 

スマートフォンやパソコンの本体に搭載されている内蔵マイクでも配信はできますが、もし予算に余裕があるのでしたら、まずはマイクを別途準備することをおすすめします。

 

というのも、音声配信において「音」は非常に重要。視覚的な映像情報がなく、人の声に集中して聴くタイプのコンテンツゆえに、音質の良し悪しが聞きやすさに直結してしまうのです。実際、ノイズや音割れのある音声は、なかなか長時間聴こうとは思えませんよね。

 

では、具体的にはどのようなマイクを選べばいいのでしょうか。マイクには、大きく分けて「コンデンサーマイク」と「ダイナミックマイク」の2種類があります。それぞれに特徴があるので、自分の配信スタイルや目的に合わせて選ぶようにしましょう。

 

ちなみに、予算の都合でマイクを購入するのが難しい場合は、簡易的なイヤホンマイクやピンマイクも選択肢に入ってきます。極端に安い製品でなければ、安価なモデルでも内蔵マイクよりは音質が良いはずですよ。

コンデンサーマイク

コンデンサーマイクは、感度が非常に高く、クリアな音を拾うことのできるマイクです。歌や楽器などの細かいニュアンスを伝えたいシーンに適しており、いわゆる「歌ってみた」動画を個人が収録する際にもよく利用されています。

 

ただし、感度が高いということは、周囲の雑音やノイズも拾いやすいということ。特にリアルタイムのライブ配信でコンデンサーマイクを使う場合は、ノイズ対策が欠かせません。また、USB接続の製品もありますが、「ファンタム電源」という特殊な電源が必要になるものもあります。購入の際には注意して選びましょう。

 

〈コンデンサーマイクの特徴〉

  • 感度が高く、細かな音のニュアンスや空気感を捉えられる
  • 歌やナレーションなど、音質にこだわりたい場合におすすめ
  • 電源が必要な場合もあり、価格が高め
  • 衝撃や湿気に弱い

ダイナミックマイク

ダイナミックマイクは、耐久性が高く、扱いやすいマイクです。音質はコンデンサーマイクに劣ると言われていますが、音量が大きくても歪みにくく、周囲の雑音やノイズを拾いにくいため、ゲーム実況やPodcastといった雑談形式の配信に向いています。

 

コンデンサーマイクと比べると価格も比較的安く、設定も簡単ですので、配信デビューする際の最初のマイクとしておすすめです。また、決して性能面でコンデンサーマイクに劣っているというわけではなく、あくまでタイプが違うということ。ライブの現場などではボーカル用のマイクとして活躍しています。

 

〈ダイナミックマイクの特徴〉

  • 感度が低く、大きな音やはっきりした音を拾える
  • ゲーム実況や雑談など、音質にそこまでこだわらない場合におすすめ
  • 電源が不要で、価格が安め
  • 耐久性が高く、扱いやすい

用意するマイクは1本でOK?必要な本数と「指向性」について

音声配信に使うマイクの数は、配信で話す人の数や内容によって変わります。

 

基本的には、1人につき1本のマイクを用意しましょう。複数人で1本のマイクに向かって喋ると、それぞれの立ち位置や声量によって音量や音質にバラつきが生じたり、ハウリングが起こったりする可能性があるからです。

 

ちなみに、マイクにつける風防カバー(ウィンドジャマー、ウィンドスクリーン)はあったほうが良いと言われていますが、基本的には屋外で使うものですので、必須というわけではありません。リップノイズなどを軽減する目的で、ポップガードを装着するのはおすすめです。

 

また、マイクを選ぶ際におさえておきたいのが、マイクの「指向性」です。指向性とは、マイクが音を拾う方向のこと。それぞれ以下のような特徴がありますので、配信の内容や環境にあわせて適したマイクを選ぶようにしましょう。

単一指向性

1人で話す場合は、前方(一方向)からの音だけを拾ってくれる「単一指向性」のマイクがおすすめ。特定の方向の音のみを拾うため、周囲の音やノイズをカットできます。人数分のマイクを用意して話す場合も、単一指向性の製品を選びましょう。

双指向性

一方向からの音だけを拾う単一指向性に対して、前後の音を拾ってくれるのが「双指向性」のマイクです。対面で2人で話すラジオ風の配信や、インタビュー向きの製品と言えます。

全指向性

特定の方向ではなく、周囲の音を均等に拾うのが、「全指向性」のマイクです。複数人で集まって喋るグループ系の配信者や、あえて周囲の音も拾って臨場感のある配信をしたい人におすすめです。

ミキサーは必要?ミキサーの種類と、導入するメリット

音声配信の場合、マイクさえあればカメラや照明といった機材は必要ありませんが、音にこだわりたい人は「ミキサー」も導入しましょう。

 

ミキサーとは、複数の音声をミックスして、ひとつにまとめて出力する音響機器のこと。「プロ向けの機材」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、最近は個人の配信者も大勢が利用しており、数千円で購入できる安価な製品も販売されています。

 

ミキサーを導入することで得られるメリットとしては、以下のようなものがあります。

 

  • 複数の音声のバランスを調整し、聞き取りやすい音にして出力できる
  • 配信環境に合わせて、音の広がりなどの聞こえ方をコントロールできる
  • 音量や音質をより緻密に整えることができる
  • 配信で使えるエフェクトや効果音を付け足すことができる

 

特に複数人で集まって配信するような環境では、ミキサーを活用することで一人ひとりの声が格段に聞き取りやすくなるでしょう。一方で、各々が別の場所から画面越しにやり取りをするオンライン会議のようなシーンでは、オーディオインターフェースがおすすめです。

 

前述のとおり、音声配信においてミキサーは必須というわけではありませんが、あれば何かと便利な機材です。最近は配信者向けの安価なモデルも販売されているので、気になる方はマイクとあわせてご検討ください。

まずは試しにやってみよう!

以上、音声配信を始めたい人向けの基礎として、マイクとミキサーについて説明しました。本格的に配信活動を行うのであれば、やはりマイクとミキサーを揃えることをおすすめします。

 

とはいえ「スマホ1台あれば始められる」という手軽さもまた、ライブ配信の魅力です。「試しに配信してみて、慣れてきたら機材を導入する」という人も少なくありませんし、活動を通してできた仲間におすすめの機材を聞いてみるのもひとつの手です。

 

まずは気軽に、音声配信の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。

 

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光回線についてもっと詳しく知りたいという方は、
以下の記事も併せてご覧ください。

光回線とは?仕組みや種類、メリット・デメリットや選び方まで徹底解説

Contributor

けいろー

フリーライター。ネット大好きゆとり世代。趣味のブログをきっかけに依頼をもらうようになり、勢いで独立。書評・アニメ・グルメ・旅行など何でもござれ。

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