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iPhoneの写真の保存先は「iCloud写真」と「共有アルバム」のどちらがおすすめ?

iPhoneの写真の保存先は「iCloud写真」と「共有アルバム」のどちらがおすすめ?

2023年7月26日にサービスを終了したAppleの「マイフォトストリーム」。

 

iPhoneやiPadで撮影した写真をiCloud上に30日間、最大1,000枚まで保存できましたが、今後はその機能が使えなくなります。代替手段としては「iCloud写真」や「共有アルバム」が選択肢として示されていますが、使うならどちらが良いのでしょうか。

 

このページでは、マイフォトストリーム・iCloud写真・共有アルバムの3つの機能の特徴を整理しつつ、マイフォトストリーム終了後はiCloud写真と共有アルバムのどちらを使うのが良いかを説明します。

「マイフォトストリーム」とは?

マイフォトストリームは、2011年に発表されたAppleの写真同期サービス。もう10年以上にわたって運用されているため、比較的古いAppleデバイスでも利用することができます。

 

この機能をONにしていると、iPhoneやiPadで撮影した写真を自動でクラウド上にアップロード。マイフォトストリームにアップロードされた写真は、30日間だけiCloudに保管されます。最大1,000枚まで保存でき、古い写真から削除されていく仕組みになっています。

 

使い方は人それぞれですが、撮影した写真をクラウド上に「仮保存」する機能、と捉えてもいいかもしれません。残したい写真は、期間内にデバイスにダウンロードすれば保存可能。iCloudの有料領域を消費しないため、空き容量不足が気になる人にも嬉しい機能でした。

 

ただし、前述のとおり保存期間と枚数の制限があるほか、クラウド上に保存したデータをiPhoneにダウンロードする際に、写真の解像度が落ちるというデメリットもあります。

「iCloud写真」とは?

iCloud写真もマイフォトストリームと同じく、撮影した写真をiCloudに自動保存してくれるサービス。マイフォトストリームとは違ってビデオも保存できます。

 

「クラウド上に写真を自動で保存する」という点ではほぼ同じ機能に見えますが、マイフォトストリームとは異なり、iCloud写真はiCloudの有料領域を消費します。しかし一方で、保存期間や枚数の制限はなく、保存した写真も元の画質のままダウンロードが可能です。

「共有アルバム」とは?

共有アルバムは、その名の通り写真やビデオをほかの人と共有できる機能。自分と招待した人のみが共有アルバムにアクセスでき、お互いに写真やビデオを追加して共有したり、コメントを残したりできます。

 

共有アルバムはマイフォトストリームと同様にiCloudの無料領域を消費しませんが、写真やビデオの解像度が落ちるデメリットがあります。具体的には、写真は長辺が最大2,048pxに調整され、ビデオは720pの映像を最大15分までしか保存することができません。

マイフォトストリーム・iCloud写真・共有アルバムを比較してみよう

ここまで、マイフォトストリーム・iCloud写真・共有アルバムの3つの機能について簡単に説明してきました。どれも「クラウド上で写真を保存する」ための機能ではありますが、それぞれ若干の違いがあるわけです。

 

では、マイフォトストリームの終了に伴う乗り換え先としては、iCloudと共有アルバムのどちらが良いのでしょうか。両者のメリット・デメリットを改めてまとめてみましょう。

iCloud写真の特徴とメリット・デメリット

まず、iCloud写真の特徴を整理すると以下のようになります。

 

  • 画質を保持したまま、写真やビデオを保存できる
  • 保存する枚数や期間に制限がない
  • 編集・加工した写真もすべてのデバイスで同期される
  • iCloudの有料領域を消費する(追加料金が発生する場合がある)

 

iCloud写真のメリットは、Apple IDの紐づいたすべてのデバイスで写真やビデオを同期し、元の画質のまま保存できることです。変更履歴もクラウド上で同期されるため、複数のデバイスをまたいでの編集やSNSへの投稿も簡単にできます。

 

デメリットとしては、iCloudの有料領域を消費すること。iCloudのストレージに余裕がある人なら問題はありませんが、普段から写真やビデオを大量に撮影して保存している人は、ストレージ容量が不足して追加料金を支払う必要が出てくるかもしれません。

共有アルバムの特徴とメリット・デメリット

次に、共有アルバムの特徴を再確認していきましょう。

 

  • 写真やビデオを特定の人とだけ共有できる
  • 保存期間は無制限
  • 1つのフォルダに最大5,000枚のデータを保存できる(※フォルダは最大200個)
  • 写真は長辺が最大2,048pxに調整される
  • ビデオは画質が720pに調整される
  • ビデオは最大15分までしか保存できない
  • コメントなどのコミュニケーション機能がある

 

共有アルバムのメリットは、iCloudの無料領域を消費しないことです。特定の人とだけ写真やビデオを共有でき、コメントを介したコミュニケーションも可能。フォルダの上限数は決まっていますが、膨大なデータを保存できるのも嬉しいポイントです。

 

デメリットとしては、写真やビデオの画質が落ちる可能性があること。極端に低画質になるわけではありませんが、自動で解像度が調整されてしまうため、InstagramやYouTubeを見慣れている人はちょっと気になる部分かもしれません。

iCloud写真と共有アルバム、使うならどちらが良い?

以上の点を考慮したうえで、マイフォトストリームの終了に伴う移行先は、iCloud写真と共有アルバムのどちらが良いのでしょうか。

 

いろいろな考え方があるかと思いますが、一言でまとめるなら「目的や状況による」と言えるでしょうか。普段からどの程度の写真を撮るのか。iCloudの利用状況はどのくらいか。そのようなポイントを踏まえつつ、自分に適した機能を利用しましょう。

iCloud写真がおすすめな人

自分の撮影した写真やビデオを、画質を落とすことなく、すべてのAppleデバイスで同期しつつ保存したい人には、iCloud写真がおすすめです。iCloud写真は有料領域を消費しますが、5GBまでなら無料で使えます。

 

もちろん、普段からたくさん写真を撮る人の場合、5GBでは近いうちに容量が足りなくなることでしょう。ただ、ストレージのアップグレードにかかる料金もそこまで高額ではありません。50GBの追加ストレージに130円/月、200GBは400円/月などの設定になっています。

共有アルバムがおすすめな人

画質にこだわりがなく、自分のために記録をするというよりは、家族や友人と写真やビデオを共有したい人には、共有アルバムがおすすめです。iCloudの無料領域を消費しないため、追加料金は発生しません。

 

保存できる枚数や期間に制限があり、必要なデータは別途ダウンロードする必要があるため、少なからず手間はかかります。逆に言えば、その作業を手間だと感じない人、そこまで大量のデータを保存しない人であれば、共有アルバムでも事足りると言えるでしょう。

自分の目的に合わせて以降しよう!

以上、マイフォトストリームのサービス終了に伴う移行先として、iCloud写真と共有アルバム、それぞれの機能について説明してきました。

 

Apple公式ではiCloud写真への移行を推奨していますが、ライトユーザーであれば、共有アルバムでも十分だと感じられるかもしれません。どちらの機能が自分の目的に合っているかを考えつつ、この機会に写真の保存・共有方法を見直してみてはいかがでしょうか。

 

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Contributor

けいろー

フリーライター。ネット大好きゆとり世代。趣味のブログをきっかけに依頼をもらうようになり、勢いで独立。書評・アニメ・グルメ・旅行など何でもござれ。

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