街中やお店などで使うことのできる、フリーのWi-Fiスポット。
誰でも無料でインターネットに接続できる手段として、今や当たり前のように街中で利用されています。しかし一方で、「フリーWi-Fiに繋ごうとしたら、うまく接続されなかった」という経験がある人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、フリーWi-Fiに繋がらなかった場合の原因と対応策をご紹介。なぜフリーWi-Fiに接続できないことがあるのか、その原因と対策をまとめました。
フリーWi-Fiに繋がらないのはどうして?2つのパターンをチェック!
まず最初に確認しておきたいのが、どのような状況を指して「フリーWi-Fiに接続できない」のか。接続できない原因はさまざまですが、まずは以下の2つのパターンのどちらに当てはまるのかをチェックしましょう。
1. 端末をWi-Fiに接続できない
ひとつめは、「そもそも端末をWi-Fiに接続できない」パターン。
スマートフォンをWi-Fiスポットに接続しようと操作しても、エラーが出て切断されてしまったり、ずっと「接続中」のままで繋がらなかったり。あるいは一瞬繋がるものの、すぐに接続が切れてしまうようなケースもあります。
2. Wi-Fiには接続できたが、インターネットに繋がらない
もうひとつは、「インターネットに繋がらない」パターン。
Wi-Fiスポットには問題なく接続されており、端末上でも接続していることを示すアイコンが表示されているにもかかわらず、インターネットには繋がらないことがあります。Wi-Fiには接続されているのに、通信を行おうとすると失敗するパターンですね。
端末をWi-Fiに接続できない場合の原因と対策
では、ここからは2つのパターンの対策をそれぞれ見ていきましょう。まず「端末をWi-Fiに接続できない」パターンの原因と対策は、以下のように考えられます。
原因1「電波状況が悪い」
まず考えられるのは、電波状況の問題。現在は街中に張り巡らされているフリーWi-Fiですが、それが「電波」である以上、当然ながら繋がりやすい場所と繋がりにくい場所があります。
特に大型の商業施設や広い店舗などの場合、アクセスポイントから離れれば離れるほど電波は弱まります。また、周囲に壁や障害物があると電波が届きにくくなるため、Wi-Fiをうまくキャッチできず繋がらないことがあります。
原因2「回線が混雑している」
最近は高性能なWi-Fi機器も登場しており、最大100台の端末と同時接続できるものもあります。
ですが、人が多く混雑している場所では、あっという間に同時接続数が上限に達することも珍しくありません。個人商店では最大接続数が10〜20台程度のWi-Fi機器を使っていることもありますから、利用人数の問題でWi-Fiに繋がらない、という事態は十分にあり得ます。
原因3「端末が対応していない」
施設やお店で提供されているフリーWi-Fiを使おうとしたものの、アクセスポイントが見つからない。周囲には問題なく接続できている人も多いのに、なぜか自分は繋ぐことができない――。
このような場合は、使っている端末がWi-Fi機器の規格に対応していない可能性があります。非対応である以上はどうしようもないので、対応しているフリーWi-Fiを探すか、古い端末を使っている場合は新しく買い換えることを検討しましょう。
対策1「見通しの良い場所に移動する」
電波状況や混雑が原因と考えられる場合は、移動して場所を変えましょう。これらが原因となっていたのなら、少し移動するだけでも問題が解消される可能性があります。
周囲を壁や衝立てに囲まれた席に座っているのなら、見通しの良いテーブル席やカウンター席へ、大型商業施設内の狭い通路や小さな部屋にいるのなら、開けた場所に出てみましょう。また、周囲に人が多い場合は、混雑していない空間を探すのもおすすめです。
対策2「Wi-Fiを一度OFFにして改めてONにする or 端末を再起動する」
Wi-Fiに接続できないときには、「Wi-FiをOFFにしてから改めてONにする」「端末を再起動する」といった方法でも解決できる場合があります。すでに普段から実践している人も多いかもしれませんね。
これらの方法は地味ではありますが、それなりに有効な手段です。「一度は接続できたものの、しばらく使っていたら切断されてしまった」といったケースでも効果的ですので、接続できなくなったらまず試してみてください。
Wi-Fiには接続できたが、インターネットに繋がらない場合の原因と対策
Wi-Fiには接続できたものの、通信を行おうとするとデータの送受信ができない……。「インターネットに繋がらない」パターンは、Wi-Fiの「認証」がうまくいっていない可能性が考えられます。順を追って見ていきましょう。
原因1「ユーザー認証が切れている」
Wi-Fiとの接続状態を示すアイコンが表示されているにもかかわらず、ネットには繋がらない。自宅でWi-Fi接続をする際にはあまり見ない現象ですが、これはフリーWi-Fiの「ユーザー認証」が切れてしまっているケースが考えられます。
フリーWi-Fiにもさまざまなサービスと接続方法があるため一概には言えませんが、接続する際にログイン画面が表示されるタイプは、これに当てはまる可能性があります。IDとパスワードを入力するか、あるいはSNSアカウントでログインして利用するタイプのフリーWi-Fiです。
対策1「ログイン画面から再ログインする」
ログインして使うタイプのフリーWi-Fiは、しばらく使っているとユーザー認証が切れてしまうことがしばしばあります。
「あれ? 繋がらないな?」と感じたら、改めてログイン画面を表示して再ログインするようにしましょう。Wi-Fiを一度OFFにして、再度ONにし、接続したいWi-Fiスポットを選択すれば、改めてログイン画面が表示されるはずです。
対策2「自動ログインをONにする」
再ログインする際の注意点として、iPhoneまたはiPadを使っている人は「自動ログイン」の設定がOFFになっていないかもチェックしておきましょう。
iOS端末には、勝手にWi-Fiスポットにログインしてしまわないよう自動ログインをOFFにする設定が備わっています。OFFにしているとログイン画面が表示されないため、ネットワークの設定画面からWi-Fiスポットの「!」マークをタップし、設定を見直してみてください。
接続が安定しない場合は、フリーWi-Fiの通信手段を使おう
以上、フリーのWi-Fiスポットに繋がらなくなった際の原因と対策でした。
街中で使える場所も増え、ますます便利になりつつあるフリーWi-Fiですが、無料である以上はどこかで不自由も生じてきます。
通信が不安定になることは当然ありますし、誰でもアクセスできるがゆえの危険性も無視はできません。最低限のセキュリティ対策は施されているとはいえ、少なからずリスクはありますので、よく利用する場合は、テザリングやモバイルWi-Fiといった通信手段を自分で用意することを推奨します。
一例として、「BIGLOBE WiMAX」では最新のモバイルルーターを利用可能です。家でも外でも安定した高速通信が可能になりますので、外での通信手段を探している人は検討してみてはいかがでしょうか。
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