Face IDは一度設定すれば、スマホのロックをすぐに解除できる便利な機能です。
しかしマスクを着けたままだと認識せず、ロック解除できませんでした。
マスクを着けている人が増えている昨今、解除できないと不便ですよね。
そこでこの記事では、マスクを着けたままFace IDでロックを解除する方法をご紹介します。
※追記※
2022年3月に配信されたiOS 15.4では、マスクを装着したままFace IDが利用できる機能が公式に追加されました。
マスクを着けたままFace IDでロックを解除する方法
基本的にはマスクを着けたままでは、マスクをしていない状態で登録したFace IDは認識してくれません。そのためロックを解除するには一度マスクを外す必要がありました。
しかしある裏技を使えばマスクを着けたままでもロックを解除できるんです。ここではその方法をご紹介します。
マスクを着けている顔を認識させよう
マスクを着けていてもFace IDを使って解除するには、マスクを着けている顔と着けていない顔を認識させる必要があります。
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「設定」→「Face IDとパスコード」をタップします。
- 設定しているパスコードを入力します。
- Face IDをリセット」をタップします。
- そして新規にFace IDを設定します。この時にマスクを用意しましょう。
- マスクを半分に折ります。
- 片耳にマスクをかけ、顔半分をマスクで覆います。そしてマスクを押さえながら撮影しましょう。この時鼻は出した状態にします。ここで顔の右半分をまず登録させます。
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次に「もう一つの容姿をセットアップ」をタップします。
そして右半分にマスクを装着し、左半分の顔を認識させましょう。2つ作成することでマスクありとなしの状態で認識します。 - ロック画面に戻りFace IDでロック解除できるか試してみましょう。この時鼻の形をある程度出すことで認識しやすくなります。
アップデートでパスコード入力画面が出るようになった
iPhoneでは「iOS 13.5」以降、マスクを着けていてもFace IDを使おうとした場合、パスコード入力画面にすぐアクセスできるようになりました。
マスクを着けている時にFace IDでロック解除しようとした場合、パスコードが素早く表示されます。
またロック画面の下の端から上にスワイプすると、パスコードが自動的に表示されるようになりました。
これはロック解除する場合だけでなく、App Store、Apple Pay、iTunesなどにサインインする際にも適用されます。
マスクを着ける機会が多くなったので、着けたままFace IDで解除できると便利ですよね。
「マスクを着けているとロック解除できない」とお困りの方はぜひ試してみてくださいね。