春休みや夏休みなど、開放的になる長期休暇。共働きなどの家庭となると、保護者の目が届きにくくなり、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうこともあり得ます。
子どもにスマホを持たせている方も多いと思いますが、スマホはメールや通話、SNSなどを通じて見知らぬ人とつながったり、トラブルに巻き込まれたりなんていう話をよく聞くからちょっと心配ですよね。
そこで子どもと共有しておきたい、スマホに関するマナーやルールを再確認。どんなトラブルに巻き込まれる可能性があるのかも改めてチェックしましょう。
目次
知らないメールやメッセージに返信をしない
メールやSNSのメッセージで、見知らぬ人から連絡がきても、安易に返してはいけません。迷惑メールから詐欺サイトに誘導されたり、個人情報が漏れたりするリスクがあります。知らない人からの連絡や、気になるメールなどが来た時は、保護者に見てもらうように伝えましょう。
クラスメイトの悪口を書かない
学校の裏掲示板など、ネット上で特定の生徒の悪口や誹謗中傷を書く「ネットいじめ」が後を絶ちません。頭ごなしに否定するよりも「自分が書かれたらどんな気持ちになるか」をお子さんに考えさせることが大切です。書き込みが悪質な場合は、犯罪になる可能性があることを知っておく必要があるでしょう。
また、知っている人でなくても匿名性をいいことに好き勝手なことを書くことは、ネット上はもちろん、人としてのマナーに反することも伝えましょう。
ネット上に画像をアップする際は注意
不特定多数の人が見るSNSなど、ネット上に画像をアップするときは注意を。顔が判別できる画像の場合は個人が特定されることもあり、そのほかGPS(位置情報)がオンになっていると、自宅の周りや居場所がわかってしまうこともあります。
LINEやゲームは時間を決めておこう
自由な時間がたくさんある夏休みは、SNSやゲームなど、スマホに関わる時間が長くなりがち。画面の見過ぎは目の負担になりますし、家族と過ごす時間や食事中にもスマホが気になって、普段の生活がおろそかになるのは避けたいもの。
また、深夜にお友達とLINEなどでやり取りをすることで、生活習慣の乱れにつながることも考えられます。あらかじめ「ゲームは1日2時間まで」「LINEは朝10時から夜21時まで」など、ルールを定めておくことをおすすめします。
ゲームの課金や、許可のない買い物はNG
子どもが勝手にスマホゲームなどで課金をして、翌月高額請求がきた、という話もちらほら。悪気はなくても、古いスマホのクレジットカード履歴が残っていてそこから課金をしてしまうケースも存在します。過去の履歴を削除する、「課金アイテムはなし」のルールでゲームをさせるなどの対策をしておけば安心です。
また、ゲーム以外でも、ネットで買い物をしたいときは保護者に相談するように伝えておきましょう。
「キッズモード」でさらに安全に
一般のスマホでありながら「キッズモード」を標準搭載しているASUSの端末もあります。
「キッズモード」を使えば、有害サイトをブロックするのはもちろん、子どもの生年月日を入力するだけで不適切なアプリをフィルタリングしたり、子どもの居場所を確認することもできます。
家族でスマホに関するルールを話し合って、楽しい夏休みを過ごしましょう!