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HUAWEI nova lite 2レビュー|低価格でトレンド満載

HUAWEI nova lite 2レビュー|低価格でトレンド満載

2018年2月にHUAWEI(ファーウェイ)が発表した新型スマホ「HUAWEI nova lite 2」。30,000円未満の低価格にも関わらず、“トレンド要素”をギュッと詰め込んだ製品です。

 

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今回はHUAWEI nova lite 2の特長・魅力を紹介。「多くの機種で新採用される注目要素を体験したい」「価格は手頃に抑えたい」と欲張りな人は、ぜひともチェックしてみてください。

落ち着いた色味の金属ボディ。付属品の質感もグッド

HUAWEI nova lite 2はメタルボディに5.65インチの大型ディスプレイを搭載するスマートフォン。今回レビューする本体カラーはブラックで、ほかにブルーとゴールドも発売中です。

 

デザイン面からさっそく見つかる“トレンド要素”が「縦長画面」。

これまでのスマホで多く採用されてきたのは縦横の比率が16:9の画面。しかしnova lite 2が採用するのは18:9の画面で、デザインが従来より縦に大きくなっています。

縦長画面のメリットを挙げると「画面サイズを大きくしても横幅をスリムにできる」「横向きに持つと画面への没入性が高まる」「二つのアプリを同時に表示して使いやすい」など。

 

nova lite 2では縦長画面に加えて画面周囲の縁面積を小さくする「狭額縁設計」も採用。

「縦長画面」「狭額縁設計」とトレンド要素を二つ取り入れ、インチ数(数値)の割にスリムで持ちやすいサイズ感を実現しています。

 

nova lite 2の背面はつや消しが施され落ち着きのある質感。左上にダブルレンズカメラ、その下には指紋認証センサーも備えます。

スリムな本体幅で片手持ちとの相性もよく、指紋センサーにも指が自然に伸ばせますよ。

 

また筆者が個人的に感心させられたのが付属品へのこだわりですね。

充電器や充電ケーブルがセットになっていることももちろんですが、とくに目を引いたのがケース。

プラスチック製のハードケースなのですが、外側は端末本体の背面に合わせてつや消し仕上げで見た目も自然に。でも側面は光沢を残し、滑らず持ちやすいように設計されているんです。

「付属品=おまけ」ではなく、きちんと使うことを考えて設計されている点は、スマホに慣れている人にも、スマホを初めて使う人にもうれしい配慮。

ちょっとしたことですが、好印象をいだきました。

気になるスペックと縦長画面の魅力

スマホはアプリの種類もさまざま。ネット閲覧もしたいし、SNSにゲームに動画に……とやりたいこともたくさん思いつくのではないでしょうか。

 

nova lite 2は手頃な価格で購入できる製品ですが、幅広い用途にストレスなく使えるよう、スペック的にもしっかりした内容を備えています。

たとえば、処理能力の要となるプロセッサはオクタコア(8コア)モデル。メモリ容量も3GBと余裕があり、ゲームもサクサクと楽しめます。

 

例を挙げると、筆者がよく遊ぶモンスト(モンスターストライク)は動きにもたつきも出ず、スカッと楽しむことができました。スーパーマリオ ランなど王道アクションゲームもバッチリ!

 

またゲーム以上に魅力を感じた使い方が動画視聴。縦長画面は横向きにすると視界の左右に覆うように広がります。

視野角を広くカバーするため画面への没入性が高く、従来のスマホより映像に見入ってしまうことが多かったです。

 

nova lite 2縦長の大きな画面は表示を二分割して、二つのアプリを同時に使いたい場合にも役立ちます。

動画を“ながら観”しつつ、ネットで調べ物は筆者もよくおこなう実用例。気になったポイントでだけ動画を集中してみるといった感じですね。

 

一方、nova lite 2の機能面でひとつ注意が必要かも……と感じたのは、二つ用意されたSIMカードスロット。

2枚のSIMカードを同時に挿して、2つの電話番号を1台のスマホで「同時待ち受け」できる機種が最近ではかなり増えてきましたが、nova lite 2では対応する通信機能の都合により、日本国内ではこの機能が使えません。

 

「仕事とプライベート用の電話番号を1台のスマホで管理したい」「特徴の異なるプランで契約した2枚のSIMを組み合わせて使いたい」なんて場合にはnova lite 2以外の機種を選ぶほうがよいでしょうね。

ビギナー向きのダブルレンズカメラは「ボケ味」も楽しめる

「縦長画面」「狭額縁設計」とともにnova lite 2に取り込まれたトレンドが「ダブルレンズカメラ」。こちらも要チェックのポイントです。

nova lite 2のダブルレンズカメラは、それぞれのレンズで「モノクロ情報」「カラー情報」を記録する設計。各レンズから取り込んだ情報を合成して1枚の写真に仕上げます。

 

モノクロセンサーは被写体の輪郭や色の濃淡、カラーセンサーは色の鮮やかさなどを記録することに長けており、情報を組み合わせればバランスよくキレイに撮れた写真が出来上がるというわけ。

なんだかちょっと難しそうな説明……と感じたかもしれませんが、カメラが賢い分、ユーザーは適当に撮影してもキレイに撮れると理解すれば大丈夫です!

 

実際にnova lite 2で撮影してみた写真をいくつか載せておきますね。

色鉛筆は陽の当たる窓際で撮影したものですが、お陽様のやさしい光も色鉛筆のカラフルな色も自然な発色に。

街の景色も昼間に撮影したものは目で見た印象にとても近く、夜間に撮影したものは明るい場所と暗い場所をバランスよく1枚の写真に残せました。

 

“完全なカメラ任せ”の撮影に慣れてきたら、次は撮影モードを少し変えて、自分なりのアレンジを楽しんでみるのもオススメです。

たとえばInstagram(インスタグラム)をはじめSNSに載せる食べ物の写真を撮る場合には「ナイスフード」モードでパシャリ。

色が少し強めに出て、より“SNS映え”しそうな写真に仕上がります。

 

ダブルレンズカメラを活かした撮影機能「ワイドアパーチャ」も面白い存在。被写体の背景のボケ具合を、画面に表示されたメーターを操作し手動で調整できちゃいます。

わかりやすいようにここでは背景を最大までぼかした写真を紹介。

ピントを合わせたのは手前に咲いている花。この花と比べると背景が強くボケていることは、はっきりとわかりますよね。

単純にキレイに撮れるだけでなく、ちょっと凝った楽しみ方が用意されている点もnova lite 2のカメラの特徴です。

 

最後にHUAWEIスマホの多くに共通する特徴として外せない、前面カメラ(自撮りカメラ)の美顔エフェクトもテストしてみました。

逆光の場面で撮影したため背景が少し見えづらいですが、筆者の顔はかなりキレイに整えられました。ヒゲの剃り跡も薄くなり、額のシワもすっきり(笑)でも不自然な感じはありませんよね?

 

ついつい「ギョロリ」と並んだダブルレンズカメラに目を惹かれますが、見た目に普通なセルフィーカメラもかんたん・便利に使えてオススメですよ。

まとめ

30,000円以下で買える手頃さもあり、機種変更はもちろん、はじめてのスマホとして検討する人も多いであろうHUAWEI nova lite 2。

 

実際に使ってみると「よくこの価格にここまで詰め込んだな」と感心させられるほど、最近のスマホのトレンドをギュッと濃縮。もちろんスマホとしてもしっかり使える性能があり、とてもバランスが取れている機種と感じました。

 

どうせ買うなら流行りの機能が体験できるものを選びたい!そんな場合にはぜひとも、HUAWEI nova lite 2を候補として検討してみましょう。

 

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※本記事の内容は、2018年4月3日現在の情報です。

Contributor

まきはら とよかず

1986年生まれ。仙台在住。スマホなどに関心が強く、趣味で海外製品の個人輸入も。ややマニアなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」も更新中。

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