これから光回線を導入したいと考えている人の中には、どこの業者と契約するのがいいか迷っている人もいるでしょう。
光回線は家族みんなで使うことも多く、よく吟味した上で、長期間利用できるところを選びたいところです。
本記事では、光回線の選び方について解説していきます。
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ご自宅でのWi-Fi環境導入にはIPv6接続(IPoE方式)*1で最大10Gbps*2の「ビッグローブ光」がオススメです。
*1 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。
*2 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。
目次
光回線とは
光回線とは、光ファイバーケーブルで通信する仕組みのインターネット回線です。
高速で安定した通信が可能で、広く普及しています。
通信制限などは設けられていないので、月額料金を支払えば基本的に使い放題です。
かつて広く使われていたインターネット回線であるADSL回線と違って、基地局からの距離で通信速度に差が出ることはありません。
契約さえできれば全国どこでも高速通信が可能です。
光回線の種類
光回線は使用する回線の種類により、次の3種類に分類できます。
NTTの光回線
大半の光回線はNTTで敷設した回線を使用しています。
まず代表的なものとしてNTT東日本とNTT西日本が提供しているフレッツ光があります。
そのほかに、一般の通信事業者がNTT東日本またはNTT西日本から光ファイバーケーブルを借りて提供している光回線サービスもあり、これはコラボ光と呼ばれています。
フレッツ光の場合には、プロバイダとの契約が別途必要ですが、コラボ光はプロバイダサービスとセットになっています。
また、業者によってはスマホとセットで利用すると割安になるなどの特典もあります。
コラボ光も回線そのものはフレッツ光と変わらず、多くの場合、料金や割引サービスなどの面でお得に契約できます。
月額料金だけでなく、契約時にかかる工事費無料などのキャンペーンを実施しているところもあります。
ダークファイバー
ダークファイバーというのは、NTT東日本またはNTT西日本の予備回線です。
もともとNTT東日本またはNTT西日本が敷設しましたが、使用されていなかったものが一部の通信事業者に貸し出されており、独自の光回線サービスを提供するのに利用されています。
ダークファイバーは利用者が少ないため、NTTの光回線と比べると、通信が安定しやすいのが特徴です。
現在、ダークファイバーの回線を使用したサービスはNURO光とau光で提供されています。
電力会社の光回線
電力会社系の光回線は、一部の電力会社が独自に敷設した回線です。
利用可能な地域は、西日本の一部の地域にとどまります。
光回線の最大通信速度
光回線は最大通信速度が、1Gbpsと10Gbpsのプランがあります。
いずれも理論上の速度であり、実際にその速度で通信できるわけではありません。
以下で、それぞれどういったプランなのか解説します。
1Gbps
現在提供されている光回線サービスの大半は1Gbpsのプランです。
実測値としては、200〜300Mbps程度の速度で通信できます。
動画や音楽なども基本的には問題なく通信できるので、通信速度が特に重視される用途でなければ、1Gbpsプランで困ることはほぼありません。
10Gbps
10Gbpsプランは、近年、各通信事業者で提供され始めたサービスです。
実測値として2〜3Gbps程度の速度で通信できます。速度が上がっているぶん、料金は1Gbpsプランよりもやや高めです。
オンラインゲームやリモート会議など、通信速度が重視される用途では重宝するプランになっています。
光回線の選び方
光回線の種類や最大通信速度を考慮した上で、光回線を選ぶ際には、次のような点をチェックしておきましょう。
実質月額料金
光回線の月額料金の相場は、戸建てタイプで5,000〜6,000円程度、マンションタイプで3,000~4,000円程度です。
また、割引サービスやキャンペーンによる一定期間の減額などもあるので、その分も考慮して比較する必要があります。
回線速度
速度が重視される用途でインターネットを使用するのであれば、10Gbpsプランを選ぶのがおすすめです。
また1Gbpsと10Gbpsでは異なる回線を使用するため、導入後に変更する際には再び工事が必要になります。
そのため現在は1Gbpsプランで間に合う場合でも、将来的に10Gbpsプランを利用する予定なら10Gbpsプランを選ぶのが無難でしょう。
家族構成
家族が多いと、同時に接続するデバイスの数も必然的に多くなります。
パソコンとスマホなど、1人で複数のデバイスを同時に接続することも考えられますし、スマート家電なども使うならば同時接続台数はさらに増えます。
そのため家族が多い家庭では、オンラインゲームやリモート会議などの用途では使用しなくても、10Gbpsが適している場合もあります。
光回線を契約する際の注意点
光回線を契約する際には、次のような点に注意が必要です。
戸建て住宅の場合
戸建て住宅で光回線を導入する際には、工事が必要です。
近くの電柱から光ファイバーケーブルを室内に引き込み、光コンセントを設置します。
比較的簡単な工事のため、所要時間は1時間程度ですが、申込みをしてから実際に工事をするまで1〜2ヶ月程度かかることがあります。
春先で新生活のシーズンなど、混雑している時期だと、もっとかかる場合もあるため、早めに申込みをしておきましょう。
また最寄りの電柱から自宅の建物まで距離が離れていると、工事ができない場合もあります。
不安な場合には、申込みをする際に、工事の可否を確認しておきましょう。
マンションやアパートの場合
マンションやアパートでは、光回線の導入で戸建て住宅のような工事が必要とは限りません。
共用部分まで工事済みの場合や光コンセントの設置まで済んでいる場合もあります。
そこで現在どのような状態なのか、管理会社やオーナーに確認しておきましょう。
共用部分まで工事済みなら、自分の部屋まで光ファイバーケーブルを引き込むだけの簡単な工事で済みます。
室内に光コンセントも設置されていれば、工事は必要ありません。
契約を済ませればインターネットを利用可能です。ただし、プロバイダが決まっていたり選択肢が少なかったりする場合があります。
居住地域が提供エリアか
各光回線業者では、提供エリアが決まっています。
フレッツ光やコラボ光の場合、全国の多くのエリアで利用可能ですが、他の光回線はエリアが限定されているので事前の確認が必要です。
管理会社やオーナーへの許可
賃貸物件の場合には、入居者が勝手に工事をすることはできません。
事前に管理会社やオーナーに連絡して許可を得ておく必要があります。
許可を得ずに工事をしてしまうと、トラブルになる可能性があるため注意しましょう。
光回線は3種類ある!賢く選ぼう
光回線は、大きく分けるとNTTの回線とダークファイバー、電力会社の独自回線の3種類です。
NTTの光回線は、フレッツ光だけでなく、他の通信事業者が回線を借りて提供しているコラボ光というサービスもあります。
コラボ光はプロバイダとセットになっていて、キャンペーンや割引サービスなども豊富です。
主に1Gbpsと10Gbpsのプランがありますが、用途や家族構成などを考慮して選びましょう。
また、光回線を新規で導入する際には工事が必要です。
工事の可否や既に工事済みかどうかなどあらかじめ確認しておきましょう。
ビッグローブ光はNTTの回線を借りて利用しているコラボ光の1つです。
高速で安定した通信が可能で、スマホとのセット割もあります。光回線を導入するなら、ぜひビッグローブ光をご検討ください。
\ ご自宅での安定したWi-Fi環境に /
ご自宅でのWi-Fi環境導入にはIPv6接続(IPoE方式)*1で最大10Gbps*2の「ビッグローブ光」がオススメです。
*1 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。
*2 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。