仕事のやる気がでない時の理由と対処法8選

仕事のやる気がでないとき、なんとなく重くのしかかるネガティブな気持ちにいやになりますよね。

自分の意識の低さを自覚して自信喪失することもあるでしょう。また変わらない毎日にうんざりすることもあります。

仕事は人生で多くの時間をかけるものです。

仕事のやる気がでないだけならまだしも、人生そのものが退屈に感じるようになったら自分を見つめなおすタイミングかもしれません。

仕事のやる気が出ない理由

仕事を面倒に感じることは誰でもあります。

しかしなぜやる気がでないのか、その原因をきちんと考えたことがある人は少ないのでは。

仕事のやる気が出ない理由について考えてみましょう。

体調が整っていない

仕事はどんなことでもエネルギーを使うものです。

「エネルギーを使うからこそ、そのタスクは仕事になってる」ともいえます。

誰かがしたくないことやできないこと、手が回っていないことが仕事として賃金と引き換えに課せられます。

このことを考えると普段こなしている仕事でも、ある程度のストレスがかかるものと理解できます。

そしてその体力がなかったり、メンタル的に余裕がない場合は、仕事のやる気が出ないことはある程度、仕方ありません。

ただしこのことを頭で理解しきれない時、「だったら人生とは退屈だな」と思うようになったら、それは注意が必要です。

職場の環境が良くない

多くの職場を経験する人は世の中にそれほど多くありません。

自分の置かれている環境を普通に感じてしまうものです。

職場の環境によっては「仕事なんだから」と限界まで良くない環境で我慢してしまいがちです。

世の中にはどんな職場環境があるのか、自分の実力はどのような環境下なら発揮できるのか考えなおしてみるとよいでしょう。

仕事がつまらない

そもそも自分の仕事を完全に生きるためのものと割り切っている人も一定数いるでしょう。

仕事は賃金を得るためのものだと割り切れていればよいですが、仕事をしている時間が無意味に感じてしまうことも。

仕事をしている時間が自分らしくないと感じ、やる気がでないこともあります。

プライベートに気を取られている

自分のプライベートで気がかりなことがあると、仕事に集中できずやる気がでない状況につながります。

たとえば家族の介護や子育て、夫婦関係などに気を取られていることがあれば、仕事へ集中することが難しくなるでしょう。

プライベートで気が落ち着かないことがないか振り返ってみましょう。

きちんと評価されていない気がする

自分が頑張ったことに関しては、ある程度認められたいのが人間というものです。

きちんとした評価を得られないと、それがやる気がでない理由になってしまいます。

「これだけ頑張ったとしても認められない」と思うと、やらなくてもよい気がしてくる人も少なくないのでは？　

自分がどのような環境におかれるとやる気がなくなったと感じるのかメモをしておくと自分が嫌なことを自覚できます。

仕事でやる気を出すための対処法

仕事でやる気がおきないといえど、生活するために賃金が必要な人も多いでしょう。

そこで仕事でやる気を出すための対処法について紹介します。

プライベートと仕事の区別をちゃんとする

自分の仕事とプライベートを比べてみましょう。

プライベートにまで仕事をもちこんでいないでしょうか。

あるいはプライベートが忙しすぎて、仕事に集中できないような状況にはなっていないでしょうか。

プライベートと仕事のバランスをきちんととるようにし、どのような配分が自分にとって一番心地よいのか探ってみるのがおすすめです。

転職も視野にいれて行動する

仕事のやる気がでない原因を自分の性格や家事の都合によるものだと確信がもてない場合もあるでしょう。

さらにこれまで同じような仕事しかしてきていない人ほど「この仕事が自分にあってない」と考えることは少ないはずです。

この場合、自分の仕事に対するモチベーションが低いことの原因がずっとはっきりしません。

転職も視野にいれて、まずは具体的に行動しましょう。

世の中にはどのような仕事があるのか、そしてどのような環境があり、待遇があるのかを知ることからはじめ、実際に動いてみます。

前向きな気分になれるほか、自分のもっている願望にも気づけるはずです。

仕事は仕事として諦める

仕事のやる気がでないことがいつもだとしたら、ある程度は「仕事だから仕方ない」と思うものです。

仕事は仕事として諦めて解決策を模索するのもおすすめです。

たとえば「仕事を一日頑張ったらスイーツを食べる」など、ご褒美を決めると「仕事だからある程度仕方のないこと」と割り切れるかもしれません。

自分の私生活が忙しすぎていないかチェックする

プライベートと仕事のバランスをとるほうがいいことは前述したとおり。

そもそも頑張り屋さんは、プライベートも予定を詰め込みがちです。

帰宅後も運動したり、休日も朝から晩まで忙しくしていたりしませんか？　

これではどんな人も疲れてしまいます。

寝る時間を意図的に増やしたり、スマホの電源を落としたりとぼんやりする時間を作りましょう。

疲れたらちゃんと休暇をとる

仕事で疲れたら、ちゃんと休暇を取りましょう。

仕事に責任感をもつのはよいことですが、行き過ぎた責任感は体を壊します。

細く長く続けていけるように、自分のコンディションはきちんと整えるのが先決です。

仕事のやる気がでないだけでなく、たとえば動悸がしたり倦怠感が強くなったりするのであれば、休んで受診の検討も必要になるでしょう。

体を動かす

ストレスや仕事のやる気がでないことをどうにかしなくてはと思うプレッシャーは、体を固くします。

体をほぐすことで、ストレスが緩和する可能性があります。

ストレッチやランニングをしたりと軽度の運動をしましょう。

運動という集中できるタスクができることによって、仕事で常に頭がいっぱいということがなくなるでしょう。

自分が楽しめることがないのか探る

いつも楽しくなく仕事のやる気を維持できない自分に嫌悪感がでてくるのなら、人生がとんとつまらなくなった気がしてしまいます。

自分が楽しめることはどのようなことなのか、どのような環境に身を置けば多少のストレスも耐えられるのかを振り返ってみましょう。

しばらく仕事から離れる

仕事のやる気がでない時は、休職や有給休暇などを使って、しばらく仕事から離れるのがおすすめです。

仕事から離れることで自分が大切にしたいものが見えてきて、そのために仕事を頑張ろうと思えるかもしれません。

仕事のやる気がでない時は自分を見つめなおそう

仕事のやる気がでないときは、自分の隠れた気持ちに目を向けましょう。

どのような行動をとれば人生が楽しくなるのかを考えるのです。

「仕事のやる気がでない」その先の原因をつかむことは自己理解を深めることにもつながりますよ。

仕事のモチベーションを高めるための方法をいくつか持ってメモしておくのもおすすめです。