Apple公式サイトでは、iOSの使用年数は3年と想定しています。とはいえiPhoneは、もっと長く愛用されているケースがほとんどではないでしょうか。買い替えるべきタイミングがいつなのか、迷ってしまうこともありますよね。ここでは、iPhoneを買い替えるべき4つのタイミングについてチェックしていきましょう。
目次
iPhoneを買い替えるべき4つのタイミング
1,iPhoneの状態が悪くなったとき
明らかにiPhoneの買い替え時、と言えるのが、バッテリーの持ちが悪くなったり、動作が遅くなったり、故障したりした場合です。具体的には、バッテリーの最大容量が80%以下になった、満充電したにも関わらず急激にバッテリーが減る、突然シャットダウンするといったケースです。
iPhoneのバッテリー最大容量は「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」から確認できるので、「充電の持ちがやけに悪くなった」と感じたら、一度チェックしてみましょう。
修理を検討しても良いかもしれませんが、修理にかかる費用が高くつく場合や、そもそも修理ができない場合もあります。修理費用をいくらかけて、どれくらい使用期間が延長できるかにもよりますが、高額になるのであれば買い替える方がメリットが大きいでしょう。
2,新しいモデルが発売されたとき
Appleは、年に1回新しいiPhoneモデルを発売します。新しい機能や性能が追加された最新機種を使いたい場合は、買い替えの検討時期かもしれません。
また、Appleでは対象デバイスを下取りに出すと、Appleの店舗やオンラインストアで製品を購入する際に割引してもらうことができます。例えば、2023年4月時点ではiPhone12なら最大41,000円、iPhone13なら最大60,000円での下取りが可能。下取り額は時期に応じて変動しますから、買い替えを考えているならチェックしてみましょう。下取り価格のつかない製品は、無料でリサイクルに出すことができます。
3,メジャーアップデートの対象外になったとき
Appleは毎年、新しいiOSのメジャーアップデートをリリースしています。現在使っているiPhoneがアップデートに対応していない場合は、新しい機種の買い替え時かもしれません。
メジャーアップデートの対象外になると、新機能が使えません。また、アップデートの多くには、セキュリティパッチが含まれていることが多いため、セキュリティ上の問題の修正や不具合の改善も行えません。
アップデートに対応していた場合でも、自分のニーズに合った新機能が追加されているなら、買い替えの検討をおすすめします。
4,サポート期限が終了したとき
iOSにはサポート期限があります。サポート期限内であれば、セキュリティーの問題やバグを修正するパッチが配信されますが、サポート期限を過ぎると修正が行われなくなります。サポート期限が過ぎても、端末を使い続けることはできるものの、ゲームアプリでアプリの動作が不安定になる、決済アプリで最新版のアップデートができなくなるなど、動作が保証できない状態になることも。
例えば、2016年に発売されたiPhone SE(第一世代)は、2022年秋にサポート終了となっています。とはいえ、今現在もiOS 12でサポートされる製品として記載されていますから、実質的には延長サポートが続いていると言ってよいでしょう。その他のiPhoneの発売日やサポート終了日を参考にすると、発売から5年くらいは使用に差し支えないと考えられます。ただしそれ以上経過しているのであれば、安全に使い続けるためにも買い替えを検討したほうがよさそうです。
番外編:新しいプランやキャンペーンが実施されているとき
手持ちのiPhoneはまだまだ現役で使えるけれど、新しい機種を低予算で試したい、というときは、携帯キャリアやMVNOで新しいプランやキャンペーンが実施されていないか、チェックするのもいいでしょう。現在使っているiPhoneよりも新しい機種を、割安で手に入れられるかもしれません。
買い替えを検討する際の注意点
iPhoneは、最新機種であれば10万円を超える高価な端末になっています。買い替え検討の際は、予算や必要な機能を十分に検討しておくことがポイント。メッセージや通話程度であれば、必ずしも最新機種でなければならない、ということはありません。
iPhoneの買い替え時を見逃さない!
iPhoneは長く使えるので、買い替えのタイミングに迷ってしまうこともあります。手持ちのiPhoneを下取りに出して、常に最新機種を購入するのも良いですし、自分に必要な機能が備わった、やや型落ちの機種を選ぶのもいいでしょう。買い替え時に迷ったときは、ぜひ参考にしてみてください。
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