1. 格安SIM/スマホ TOP
  2. しむぐらし
  3. おサイフケータイからApple Payに!メリット・デメリットは?

おサイフケータイからApple Payに!メリット・デメリットは?

おサイフケータイからApple Payに!メリット・デメリットは?

Androidには「おサイフケータイ」、iPhoneには「Apple Pay(ここでは、iPhone 7以降のFeliCa対応端末とします。)」という決済機能が付いています。どちらも電子マネーやクレジットカードを設定して、スマホで決済ができますが、設定や使い方が違うところもあり、どちらを使うか迷っている人も多いですよね。

 

この記事では、おサイフケータイを8カ月、Apple Payを4カ月使用して、両者を比べて良かった点、悪かった点をまとめました。

※Apple PayはiPhone 7で使用しています。

おサイフケータイをApple Payに変えて感じたメリットは?

1.Suicaのチャージがスマート

おサイフケータイからApple Payに変えて、まずはじめに感動したのはSuicaへのチャージがとてもスマートということです。

 

Suicaにチャージ可能なクレジットカードを登録しておくと、指紋認証で即時チャージができます。面倒なパスワードなどを入力する必要がなく、使いたいときにセキュリティにも気を配りながら即時チャージができるのはとても便利です。

2.指紋認証で安心感があり、認証もスムーズ

Apple Payでは支払いの都度、指紋認証を求められるので、万が一スマホを落としたときでも悪用される心配が少なく安心です。例外として、Apple Pay Suicaを「エクスプレスカード」に登録すると、電車の改札を指紋認証なしで通ることができます。

 

指紋認証のタッチ反応も素早く、決済完了までわずか数秒しかかかりません。これまで何度も使用しましたが、指紋認証がはじかれて決済ができない、などのトラブルはありませんでした。おサイフケータイもセキュリティ対策として、ICカードにロックをかけることもできますが、都度パスワードを入力してロックをかけたり、外したりするのは面倒でした。

SuicaのTouch ID(指紋認証)画面

3.決済がスピーディー

先にお伝えした指紋認証のおかげで、決済の流れがとてもスマートです。店頭でSuica、QUICKPay、iDなど任意の決済方法を伝え、あとはICカードリーダーにiPhoneの上部をかざし指紋認証をするだけ。「(決済方法を)伝えて、(iPhoneを)かざす」、たったこれだけで支払いが完了してしまいます。

 

Apple Payで複数のクレジットカードを登録した場合は、「メインカード」を設定すれば、決済時は優先して設定したメインカードが起動します。もしも、メインカード以外で支払いたいときは、ウォレット一覧で使用するカードを選んでから、ICカードリーダーにiPhoneをかざし、指紋認証ですぐに決済できます。

 

例えば、クレジットカードで決済した場合、カードを渡してスキャンする、もしくはカードを渡してスキャンした後、暗証番号やサインを求められることもあります。しかしApple Payでは、そういったいくつかの工程をなくしつつも、指紋認証でセキュリティ面に配慮しつつ、さらにクレジットカードのスキミングの心配もなく決済が完了できます。

4.機種変更が簡単

Apple Payは登録しているクレジットカード情報の削除や機種変更での引き継ぎが、おサイフケータイに比べると簡単です。基本的にはApple Payとウォレットに登録している情報はApple IDにひもづいており、新しい端末からセキュリティコードを入力して復元することができます。

 

Apple Pay Suicaのみ若干方法が異なり、いったんサーバーに情報を退避させてから新しい端末に引き継ぎます。iPhoneからAndroidへは機種変時に引き継ぎができず、一度退会する必要がある点に注意しましょう。

 

登録したカードを削除する場合、Apple Payはウォレットから該当のカードを開き、右上のメニューの「このカードを削除」から削除可能できます。

 

一方で、おサイフケータイはFeliCaチップ(ICチップ)に残されたデータをユーザー自身で削除できないため、キャリアの店舗に設置されている専用機器や窓口での手続きが必要になります。Apple Payに比べると、初期化に手間がかかるのです。

Apple Payに変えて感じたデメリットは?

Apple Payはおサイフケータイに比べて対応している電子マネーが少ないという点です。

ただ、個人的にはおサイフケータイよりもApple Payの方がチャージや決済の工程がスマートで使いやすく、好みです。

おサイフケータイの対応電子マネー(一部)

iPhone 7以降ならApple Payも使ってみよう

ちょっとそこまでお出掛けするときに、お財布は忘れてもスマホを忘れることは少ないですよね。Apple PayにSuicaやクレジットカードを登録しておけば、コンビニやドラッグストア、自動販売機でスマホをかざして買い物ができます。

 

これから機種変更や電子マネーをスマホで使用する際、おサイフケータイとApple Payのどちらを使うか迷ったときの参考にしてみてくださいね!

 

※本記事の内容は、2019年10月7日現在の情報です。

Contributor

中野友希

税理士・社労士補助や衛生管理者を経てフリーライターに。ガジェット・ヘルスケア・子育てなどを中心に『読むサプリ』をモットーに執筆中。@y_nakan0

次に読むNEXT

特集FEATURE

特集一覧

お困りのことはありませんか?