他キャリア(通信事業者)のガラケーやスマホを使っているけれど、格安SIMへ乗り換えたい!
でも契約から2年以内に解約すると、違約金(解約金)が発生した上、端末の支払いも残るんでしょ?……と迷っている人も多いのでは?
「支払い残額は一括で支払わないといけないの?」「使っていた端末はそのまま使えるの?」「解約金っていくらかかる?」などなど、乗り換えにあたっての疑問についてQ&A方式でお答えします!
Q1. 端末代の支払いが残っているけど、キャリアを解約することはできる?
A. 支払いが残ってても解約は可能です。
ただし、もちろん端末代の残金は支払う必要があります。また端末代とは別に解約金かかかるケースもあります。
Q2. 残っている端末代金の支払い方法は一括?分割?
A. 残りの端末代金の支払い方法は、これまで通り分割払いを継続することができます。また、一括で残金を払うことも可能です。
ただし注意点が2つあります。一つはこれまでの支払いで遅延が多いと、残り端末代の分割払いを拒否される場合があること。そして二つめはこれまで適用されていた割引が使えなくなる場合があることです。
チェックポイント!残りの端末代に割引サービスは適用されない
ドコモやau、ソフトバンクのキャリアに限った話ではありませんが、端末を購入すると割引が適用されるケースがあります。
例えば、iPhoneを分割払いで購入する際に、割引が適用されて毎月支払う端末代が3,600円から720円になるとします。
仮に残りの支払いが5か月分残っていた場合で考えてみましょう。
解約せずに分割で支払う場合 : 720円×5か月=3,600円
解約して残りを分割で支払う場合 : 3,600円×5か月=18,000円
※これまでに分割払いで支払った期間の割引分に関して請求されることはありません。
Q3. 解約金はいくらかかる?
A. 2019年9月よりキャリアの料金プランや違約金(解約金)が大きく変わりました。端末の購入や支払いに関しては各社のサイトをご確認ください。
▼解約にかかる費用については、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
ドコモ・au・ソフトバンク解約にかかる費用は?新料金プラン適用後の最新情報
Q4. SIMフリーに乗り換えても、キャリアの端末はそのまま使える?
A.キャリアで使っていたスマホ端末、そのまま使えるなら使いたいという人もいますよね。
今使っている端末を格安SIMでそのまま使えるかどうかは、各MVNO事業者の動作確認端末のページをご確認ください。
格安SIMでそのまま端末を使うには、SIMロック解除という手続きが必要になることがあります。
▼SIMロック解除については、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
【まとめ】解約をするときは契約期間と乗り換え先の通信費をよく考えてから
ドコモ、au、ソフトバンク、どのキャリアも途中解約をしたとしても残りの端末代金は一括払いでなくともOKです。端末代がこれまで通り分割で支払えると、乗り換え時のコストがだいぶ抑えられるという人も多いのではないでしょうか。
ただし、これまでの割引は適用されなくなるため、残りの支払い期間によっては安いキャリアや格安スマホに乗り換えても、結果として高くなってしまう場合もあります。
契約途中で解約する場合は、乗り換え先の通信費が今と比べてどれぐらい安くなるのか、残りの端末代金はいくらなのか、をしっかりと計算したうえで乗り換えることをおすすめします。