深川岳志 
夏休みの季節がやってきました。長距離ドライブの機会も増えますね。スマホには道路の渋滞情報を教えてくれるアプリを用意しておきたいものです。
ここでは「Yahoo!カーナビ」と「Googleマップ」の渋滞情報の使い方について解説します。
Yahoo!カーナビとは
Yahoo!カーナビは、Yahoo!が提供している無料のカーナビアプリです。iPhone版とAndroid版が提供されています。
ルート検索はもちろんのこと、出発時刻を指定し、実際の到着時刻を予想するという実用的な機能を装備しています。地図はオンラインにありますからいつでも最新のものが使えます。ほかにも駐車場の詳細情報表示、有料道路の料金表示にETC料金表示、ガソリン単価表示など、多彩な機能を搭載しています。
意外に便利なのが駐車場位置保存機能。車を駐車したときに、「P」ボタンをタップすると、駐車位置として保存されます。経過時間を測定してくれる上、帰りには徒歩マップも表示されるので地理音痴の人には必須です。持っていて損はないので、まだ持っていない人は前述のストアからインストールしてください。
渋滞情報を知るにはYahoo!JAPANへのログインが必要
Yahoo!カーナビに渋滞情報を提供しているのは、JARTIC（日本交通情報センター）です。この情報を利用するためには、Yahoo!JAPANへのログインが必要となります。
Yahoo!カーナビを開くと、三本線の設定画面があります。タップしてみましょう。メニュー画面が開きます。まず、「Yahoo!JAPAN IDでログイン」をタップします。
▲Yahoo!カーナビのメニュー画面。「Yahoo!JAPAN IDでログイン」をタップする
ログイン画面があらわれますので、IDを持っている人は「ログイン」を、持っていない人は「Yahoo!JAPAN IDを新規取得」をタップしましょう。
▲IDを持っている人は「ログイン」を、持っていない人は「Yahoo!JAPAN IDを新規取得」をタップする
渋滞情報を表示する
渋滞情報を表示するには画面下中央にある「交通情報」ボタンをタップします。全画面表示の場合、ボタンは表示されませんので、その場合は「全画面表示を解除」をタップします。
▲全画面表示になっていたら、「全画面表示を解除」をタップする
画面下部にボタン類が表示されます。「交通情報」をタップしましょう。
▲画面下中央にある「交通情報」をタップする
画面が切り替わり、「道路交通情報」の画面となります。画面左上には何時の情報であるかが表示されています。渋滞の程度は色で表示されています。黄色、赤色の部分が渋滞箇所です。色がついた部分をタップしてみましょう。
▲渋滞情報が表示される。赤い色の部分をタップする
どこが何キロ渋滞しているかが表示されます。より詳細な情報を見るためには「つぶやきを見る」をタップします。
▲「つぶやきを見る」をタップする
より詳細な情報の書かれたツイートが表示されます。発信元は高速道路の情報を専門に発信している「highway info」（@highwayinfo1）です。
▲関連ツイートが表示される
渋滞状況を考慮したルート選び
Yahoo!カーナビでルートを検索すると、自動的に渋滞情報を考慮した候補を示してくれます。ためしに都心から千葉県市川市までのルートを表示してみます。交通情報オフの状態で検索すると、高速2つ、一般2つの計4つのルートが表示されました。それぞれ時間と費用が表示されます。
▲交通情報をオフにしてルートを検索する
交通情報をオンにしてルートを検索すると、候補が3つに減ります。渋滞の影響を強く受けるルートを外したわけです。
▲交通情報をオンにしてルートを検索する
Googleマップで渋滞情報を見る
オンライン地図アプリとしてよく利用される「Googleマップ」にも渋滞情報を表示させることができます。Googleマップの場合、基本となる地図情報の上にさまざまな情報レイヤーが重なる形で表示されます。画面右上からすこし下、「…もっと見る」の下にあるレイヤーボタンをタップしてください。
▲画面右上にある「レイヤー」ボタンをタップする
地図の道路上に色が表示されます。赤色と橙色が渋滞を示します。Googleマップではこれ以上詳細な情報は表示されないので、渋滞の長さは感覚でしか把握できません。
▲渋滞の情報レイヤーが表示されている
ふだんGoogleマップを利用している方は、渋滞情報の表示方法をチェックしておいてください。まだカーナビアプリを使ってない方には渋滞情報に強い「Yahoo!カーナビ」がおすすめです。
では楽しいドライブを！
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