Amazonを名乗る「料金未納」の催促メール
12月1日の朝、ふとiPhoneにショートメール(SMS)が届きました。
その内容は、ドキっとするものでした。
ショートメールにはこう書いてありました。
「登録料金の未納が発生しております。本日ご連絡なき場合、法的手続きに移行します。アマゾンサポートセンター 03-6XXX-XXXX」
※電話番号の一部を伏せています。
Amazonでは常日頃、買い物しているので、何かクレジットカードの引き落としのタイミングでもあわなかったのかな?なんて一瞬思ってしまったりもしました。
しかし、いやいや待てよ、です。
- なぜショートメールでこんなにライトな感じで送ってくる?
- その未納の対象商品ぐらい説明として書くでしょう、普通。
- 〇〇様 とか宛名も指定してくるでしょう、普通。
と、ツッコミどころが満載だったので、メールに記載の電話番号を検索してみました。
怪しいので検索してみた
検索結果はもう悲惨なものでした。
「詐欺」「迷惑SMS」「架空請求」以外にも、「Webトラップ」「注意」などとにかく関わらないほうがいいことだけはヒシヒシと感じられます。
このようなメッセージを送ってきて、記載の電話番号に電話をかけさせる目的は、
- このショートメール通り、未納があると信じこませて料金を払わせる
- 電話をかけてくる人=詐欺にひっかけやすい人として、別の手口でもターゲットにできる
- 生きている電話番号リストを作る
などが想定できます。
いずれにしてもメールに記載の番号に電話をしてはいけませんね。
Amazon側も把握してる? 公式サイトにはこんな案内が
念のため、Amazon側でも何か注意が記載されてるかな、と思いAmazonの公式サイトにも行ってみると、こんな案内が書いてありました。
以下はAmazonサイトの引用です。
アマゾンを名乗り、代金不足分の支払をコンビニで支払うように電話で請求する詐欺の手口や、SMS(ショートメール)で有料動画の未納料金が発生しているため本日中に連絡無き場合は法的手続きに移行すると脅す手口があるようです。アマゾンはそのような請求やご連絡はしません。ご心配の場合は、カスタマーサービスまでご連絡ください。
まさに、同じ手口のケースが載っていました。
「ご心配の方は、カスタマーサービスまで」と迎え入れてくれているAmazonさんには思わず優しさを感じてしまいました。
ちょっとでも怪しいと思ったら検索するクセを
こんなガサツな手口でいったい誰がひっかかるんだ!? と思われるかもしれません。しかし、かくいう自分は昨年(2017年)、詐欺サイトでモノを買ってしまい、クレジットカードが不正利用されたばかり……。
それまでは、詐欺ってなんでひっかかっちゃうんだろう、とまさに思ってる身でした。
そのときのエピソードはこちら
今回のショートメールに限らず、少しでも怪しいなと思うことがあったら、すぐにネットで検索するクセをつけましょう。若しくは、周りの家族や友人に「こんなの来たんだけどどう思う?」と相談するのも有効ですよ!