最近のiPhoneからイヤホンジャックが廃止されたこともあり、ワイヤレスイヤホンを使う人もだいぶ多くなりました。
さらに最近は家電量販店の売り場でも、BluetoothでスマートフォンやPCと接続できるワイヤレスイヤホンの割合が増えています。
ワイヤレスイヤホンのメリットとデメリットや、ワイヤレスイヤホンの選び方をご紹介します。
ワイヤレスイヤホンってどんなもの?
ワイヤレスイヤホンとは基本的に、イヤホンジャックに挿すケーブルを使わず、スマートフォンやPCとBluetoothで接続するイヤホンです。
それに対して、これまで主流だったイヤホンジャックにケーブルを差し込むタイプを、有線イヤホンと言います。
ワイヤレスイヤホンのメリット・デメリット
ワイヤレスイヤホンと、有線のイヤホンそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
- ケーブルが絡まることがなく、断線しない
- ケーブルがないので、見た目がスッキリしている
- ケーブルがものに引っかからず、引っかかったときのノイズもない
- 持ち運びしやすく、運動するときにも邪魔にならない
ケーブルが原因の不便なところがすべて解消しています。どれも一つひとつは小さなことですが、使ってみると「すごく便利になった!」と思える部分です。
デメリット
- Bluetoothの接続が切れて音切れや音飛びすることがある
- 音質はあまり良くなく、とくに低音に弱い印象がある
- ワイヤレスイヤホンを使うとスマートフォンの電池も早く消費する
- ワイヤレスイヤホンは充電の必要があり、バッテリーがあまりもたないものも多い
- 外すと紛失しやすい
- 有線イヤホンよりも大きくなりがちなので、耳の形によっては合わない人がいる
Bluetoothが原因のものと、形状が原因のデメリットに分かれます。解消しにくいデメリットが多いです。
ワイヤレスイヤホンに向いている人・向かない人
ワイヤレスイヤホンは向いている人と向いていない人がはっきり分かれるデバイスです。「こんなときに、こんなふうに使いたい!」と思う場面がある人は向いていると言えるでしょう。
ワイヤレスイヤホンに向いている人
- 運動しながら音楽を聴きたい人
- 満員電車や自転車で通勤・通学するときに音楽を聴きたい人
- スマートフォンをバッグに入れたり、テーブルにおいたり、充電したままでも音楽を聴きたい人
ワイヤレスイヤホンに向いていない人
- 長時間連続して使いたい人(充電が必要なため)
- 音質にこだわる人
- 耳の形でイヤホン類が使えない人
ワイヤレスイヤホンには3種類ある
ワイヤレスイヤホンには、単に「ワイヤレスイヤホン」と呼ばれるものと「完全ワイヤレスイヤホン」と呼ばれるものがあります。
完全ワイヤレスイヤホンってなに?
完全ワイヤレスイヤホンとは名前の通り、ワイヤー(ケーブル)がまったく無く、耳に入れる部分だけでできているイヤホンです。「トゥルーワイヤレスイヤホン」とも呼ばれます。
代表的なものはAppleのAirPodsで、左右独立したイヤホン部分と、充電器を兼ねたケースとがセットで販売されていることが多いです。
完全ワイヤレスイヤホンは小さめで、比較的高価で高機能になっています。
耳に引っ掛ける「イヤーフック」という部品がついているものもあり、イヤーフックがあると耳から落ちにくくなります。
左右一体型ワイヤレスイヤホン
左右一体型ワイヤレスイヤホンは、左右の耳に入れる部分がつながっているタイプです。ケーブルでつながれていたり、ネックバンドになっていたり、ヘッドホン型のものもあります。
比較的安価のものから、高機能で高価なものまでバリエーションが豊富です。
左右をつなぐ部分にリモコンが装備されており、初心者でも操作しやすいことや、耳から外れても紛失しにくいことがメリットです。
片耳型ワイヤレスイヤホン
片耳だけのイヤホンです。音楽よりも通話に使える機能が多いので、ワイヤレスのヘッドセットと言ってもいいでしょう。
音楽を聴くだけでなく、テレビ会議やインターネットを使った語学学習にも便利です。
ワイヤレスイヤホンを選ぶポイント
ワイヤレスイヤホンは、かなり個性がはっきりしたデバイスです。また、それぞれの機種によって得意な部分・苦手な部分があります。
選ぶときは、まず自分がワイヤレスイヤホンを使いたいシーンを考えましょう。使いたいシーンから、重視するポイントがわかります。そのポイントに合わせて機種を選ぶと、失敗しにくいでしょう。
音質が気になる場合は、家電量販店の店頭で試してみることもできますよ。
BIGLOBEモバイルでスマートフォンを購入すると、ワイヤレスイヤホンを同時に購入することができます。
左右一体型と完全ワイヤレスイヤホンの2種類があります。スマートフォン代金と一緒に分割払いで購入できるので、無理なく支払いが可能なのもうれしいですね。