サブスクリプションサービス、通称サブスク。毎月定額で利用でき、動画配信や飲食、レンタルサービスなど、さまざまなサービスが存在します。非常にお得で便利なサービスですが、うまく活用できないと、月額料金分損をしてしまうことも。
不要なサブスクがあるなら、解約して費用を節約してみませんか? この記事では、サブスクの断捨離と、必要か不要かの判断基準について紹介します。
目次
現在どのサブスクに加入しているかチェック
サブスクを複数契約していて、自分がどのサービスを利用しているか把握できていない人もいるかもしれません。断捨離の前に、まずは加入中のサブスクをリストアップしてみましょう。
支払いサービスの明細から確認すると確実
利用中のサブスクをリストアップするには、支払いに利用しているサービスの明細をチェックすると確実です。クレジットカードの明細や、Google Play・PayPalなど、日常使いしている決済サービスを確認してみましょう。
iPhoneのApple IDから確認する方法
iPhoneユーザーで、iTunesアカウントで支払いをしている方なら、お手持ちのiPhoneから契約中のサブスクをチェックできます。
下記の記事で具体的な方法を紹介していますので、参考にしてください。
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iPhoneのApple IDで契約中のサブスクを確認する方法
サブスクの断捨離はどう判断する?
サブスクのリストアップが終わったら、さっそくサービスを整理していきましょう。ただし、何でも解約すれば良いわけではありません。あくまで、必要かどうかを判断し、不要なものだけ解約するのが大切です。
解約するかどうか判断するポイントは、人によって異なります。ここでは例として4つの考え方を紹介します。
サービスに見合った支出かを整理してみる
解約の是非を考えるうえで、重要なポイントが「料金に見合っているかどうか」です。効果や楽しみ方に対して支出が大きすぎると感じるなら、解約した方がいいかもしれません。
たとえば、漫画の読み放題サービスだと「読みたい漫画が少ない」「自分の好きな漫画は別途課金が必要になる」などの問題を感じるユーザーもいます。
「月額を払ってまで利用するほどではないかも」と感じるなら、解約候補に入れてみてもよいでしょう。
元が取れているかを考える
「〇〇し放題」系のサービスなら、元が取れているかを基準にするといいでしょう。
たとえば、一杯400円のコーヒーが月額2,000円で飲み放題になるサービスを考えてみましょう。この場合、月に5杯以上飲んでいれば「元を取れている」ということ。ここが継続可否の分かれ目です。
「利用が減ったので個別に注文/購入した方が安い」という場合、解約するのも選択肢の一つです。
そもそも本当に必要かを考える
勢いで契約して惰性で使っているけれど、無くてもあまり困らない。このようなときも、解約を検討してよいでしょう。
たとえばおしゃれなお菓子の月額購入サービスを例に考えてみましょう。毎月届くお菓子をあまり消費できず、持て余してしまっている場合などは、自分には合っていないのかもしれません。
このように、サービスが自分に合っていないのであれば、あえてサブスクで利用する必要はないこともあります。
サブスクは「スポット利用」もアリ
サブスクというと長期で継続利用するイメージがありますが、短期間だけのスポット利用が合っていることもあります。
たとえば動画配信サービスであれば、昼間子どもが家にいる長期休みの間だけ契約する、といった利用もアリ。生活にあわせて必要なタイミングだけ契約すれば、余分な月額料金を払わず、賢くサービスを受けられます。
不要になった際の解約忘れにだけ注意してくださいね。
必要なものだけに絞りコストパフォーマンスを高めよう
魅力的なサービスが多く、ついあれもこれもと契約したくなるサブスク。しかし、数が増えると月の支出は増加するため、必要なものだけに絞って不要な出費を抑えることが大切です。
この記事を読んでドキリとした方、一度契約中のサブスクを見直してみてはいかがでしょうか?