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AQUOS sense4 plusレビュー|大画面ディスプレイとデュアルスピーカーを搭載

AQUOS sense4 plusレビュー|大画面ディスプレイとデュアルスピーカーを搭載

シャープの「AQUOS sense4 plus」が2月10日よりBIGLOBEモバイルに登場しました。AQUOS史上最大の巨大ディスプレイで存在感のある端末、実機を使ってレビューしていきます!

【デザイン】大画面ディスプレイと狭額ベゼルで迫力あり

「AQUOS sense4 plus」はAQUOS史上最大となる約6.7インチのディスプレイ。
重さは約197gと手に持つとかなり重厚感がありますが、サイズと比較したら軽い方かもしれません。

高さは約166mm、幅は約78mm、厚さも約8.8mmあり、片手でラクラク操作、というのは難しいです。ポケットに入れるとはみ出るサイズ感ですね。

ベゼルは非常にスリム。巨大ディスプレイもあいまって、YouTubeなどの動画、スマホで映画を観るという方はかなり没入感を味わえるでしょう。

インカメラは標準+深度のデュアル仕様になっているため、パンチホールが2つあるという珍しいデザインです。

インカメラをよく使うという人には嬉しい機能ですが、せっかくの大画面にホールが2つ開いてしまっているのはちょっと残念だなとも感じます。

今回レビューに使用したのは「ホワイト」。
マットなホワイトというより、メタリックでシルバーのようにも見えるかっこいいホワイトです。
こちらのカラーはカバーをしなくてもあまり指紋のベタベタが目立ちませんでしたが、ブラックやパープルなど暗めの色だと気になるかもしれません。

生体認証は指紋認証と顔認証に対応。指紋認証センサーはカメラのすぐ下にあります。端末を置いたときに持ち上げる必要があるのがネックですね。

顔認証をメインで使いたいところですが、時期柄マスクをすることが多いので、ロック解除は指紋認証がメインという人も多いと思います。

 

カバーをつけるときは、いわゆるマルチカバー指紋認証が隠れて使えなくなってしまうので必ずAQUOS sense4 plus専用のカバーを購入するよう注意しましょう。

【スペック】90Hzの高速駆動と120Hzのタッチサンプリングレートに対応

「AQUOS sense4 plus」のスペックを改めて表にして紹介します。

OS Android™ 10
サイズ 高さ約166mm x 幅約78mm x 厚さ約8.8mm
重さ 約197g
ディスプレイ 約6.7インチ , TFT
解像度 2,400×1,080ドット (フルHD+)
プロセッサ Qualcomm® Snapdragon™ 720G オクタコア(2.3GHz+1.8GHz)
メインメモリ 8GB
ストレージ 128GB
バッテリー容量 4,120mAh
カメラ アウトカメラ:約4,800万画素+約500万画素+約190万画素+約190万画素
インカメラ:約800万画素+約190万画素
本体カラー ブラック、ホワイト、パープル
BIGLOBEモバイル価格 43,200円(税別)

なめらか表示と機敏なレスポンスに対応!

一番の特長はやはり2,400×1,080、フルHD+表示に対応した約6.7インチの大きめディスプレイ。


さらに、「AQUOS sense4 plus」はAQUOSシリーズでは初めて90Hzの1.5倍速駆動と120Hzの倍速タッチサンプリングレートに対応しています。
これによって、素早く操作しても残像が少なくレスポンスが早くなり、高速で画面をタップするゲームなどを快適にプレイすることができます。

ステレオスピーカー搭載

ディスプレイの没入感にあわせて、「AQUOS sense4 plus」は左右にスピーカーを搭載しておりステレオ再生ができます。
画面と音で、臨場感たっぷりの映像が楽しめるというわけですね!

8GBメモリ搭載でサクサク動く

「AQUOS sense4 plus」は8GBものメモリを積んでいます。最近の同価格帯スマホだと4GB~6GBが主流なので、これは大きな特長といえますね。

 

メモリが大きいと、さまざまな処理を同時に行う際のスピードが早くなったり、重いゲームアプリもサクサクプレイできます。

おサイフケータイ、防水防塵、アシスタント呼び出しボタンも変わらず

senseシリーズはおサイフケータイ搭載、かつ防水防塵機能が優れているため、愛用しているという人も多いシリーズです。
今回の「AQUOS sense4 plus」でもそれらの機能は踏襲しており、通常使いを力強くサポートしてくれます。

 

また、シャープスマホの特徴であるPayトリガー、アシスタント呼び出しボタンも健在。

▲上から音量設定、アシスタント呼び出しボタン、電源ボタン

▲nanoSIMカードスロットは2基搭載でDSDVに対応。nanoSIMカードスロット2とmicroSDカードスロットは排他利用となるため、同時に使用することはできません。

【カメラ】メインのクアッドカメラにデュアル仕様のインカメラ、さらに動画サポートも

続いてカメラ機能について。


「AQUOS sense4 plus」のメインカメラは、約500万画素の広角カメラ、約4,800万画素の標準カメラ、約190万画素のマクロカメラ、約190万画素の深度センサーを搭載したクアッドカメラ。
さらに前述の通りインカメラはデュアル仕様で、約800万画素の標準カメラと約190万画素の深度センサーを搭載しています。

 

かなり贅沢な機能に思えますが、実際に撮影してみました。

標準カメラで撮影

▲標準カメラで撮影すると、コントラストがはっきり出る印象

広角カメラで撮影

同じ構図で広角カメラを使って撮影してみました。

▲広角での撮影はやや黄味が強く出て、ざらつきが目立つ

AI「食事」モードを撮影

「AQUOS sense4 plus」はシーンを自動判定するAI機能を搭載しています。

 

インカメラでセルフィ―撮影

2眼搭載のインカメラを試してみました。深度センサーのおかげで、インカメラでも簡単にボケのある写真が撮れます。

 

今回はBIGLOBEの公式キャラクター、びっぷるくんにセルフィ―撮影をお願いしました。

▲こちらは通常のインカメラで撮影

▲インカメラの「背景ぼかし」モードで撮影したセルフィ―

 

きれいに背景がボケてくれましたね!

 

さらに注目したいのは動画機能です。SH-15などにも搭載された「AIライブストーリー」(AIがズームやカット割を自動で行い、プロが編集したようなショートムービーを作ってくれる)や、「フォーカス再生」(撮影した映像を自動でズーム)など、さまざまな動画サポート機能が搭載されています。


SNSに投稿する動画や、子供、ペットの動き回る様子を撮影したい方には色々な楽しみが用意されているのも大きな魅力の一つです。

【ゲーム機能】処理機能は?

8GBメモリに90Hzの高リフレッシュレートを搭載した「AQUOS sense4 plus」。ゲームの操作感やグラフィックをチェックしてみました。

負荷のかかる3Dゲーム「PUBGモバイル」をプレイ。グラフィック設定ではクオリティ「HD」フレーム設定「高」が選択できます。

キャラクターの操作もサクサクと快適に動く印象で特に困ることはありませんでした。やはり画面が大きいとゲームもやりやすいです。

 

さらにリズム系ゲームもプレイ。今回は「太鼓の達人プラス」をプレイしてみました。

「ふつう」モードから「むずかしい」モードまで色々な曲で叩いてみましたが、もたつきもなくしっかり反応してくれました!

「AQUOS sense4 plus」はどんな人におすすめ?

AQUOS sense4 plusの特長は、

 

  • 大型ディスプレイ
  • 迫力のステレオスピーカー
  • 90Hzの1.5倍速駆動と、120Hzの倍速タッチサンプリングレート
  • 8GBメモリ搭載でレスポンスが早い

 

以上の4点。

動画視聴や、素早いレスポンスを求めている人にはうってつけの一台です。

 

コンパクトなスマホが欲しい人がメイン機に持つのは向きませんが、ゲーム用、動画用のサブ機としてかなり使えそう!


基本スペックも高性能なので、もちろんメイン機としてゲームや動画を楽しみたい人にもおすすめ。
かなりタフにエンタメ生活を支えてくれるのは間違いありません!

 

Contributor

瀬谷真矢

新聞記者、オウンドメディアのディレクターなどの職を経験したのち、フリーの編集者&ライターに。初めて訪れるまちで知らない人と飲むお酒が好き。

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