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スマートホーム化に光回線は必須?最新スマート家電とあわせて解説!

スマートホーム化に光回線は必須?最新スマート家電とあわせて解説!

IoTやAIの技術を活用した家電によって、日々の暮らしを豊かにしてくれる、スマートホーム。

 

スマートフォンやパソコンと連携して使えるスマート家電の種類もますます増えており、それらに買い替えるタイミングで、家全体のスマートホーム化を検討している人も多いのではないでしょうか。

 

日常生活を効率的に、快適にするための手助けをしてくれるスマートホームですが、そのために欠かせないのがインターネット環境です。オンライン接続さえできればスマート家電は使えますが、調べてみると「光回線が必須」という声も少なくありません。

 

実際のところ、スマートホーム化のために光回線は不可欠なのでしょうか。本記事では、スマートホーム化に必要なインターネット環境について、最新のスマート家電事情とあわせて取り上げます。


スマートホーム化には光回線が必須?

スマートホーム化に際して欠かせないのが、インターネット。どんなに最新鋭のスマート家電を購入しても、インターネット接続ができなければせっかくの機能をフル活用することができません。

そういう意味では「インターネットが使える」ことは大前提といえますが、そこで気になるのが、必要なインターネット回線の種類です。自宅のインターネット環境といえば光回線が定番ですが、WiMAXやモバイル回線では不十分なのでしょうか。

 

先に結論を述べますと、LTE(4G)や5Gといったモバイル回線では不十分。快適なスマートホーム化のためには、光回線またはWiMAXがおすすめです。

 

複数のスマート家電を同時に利用したり、高画質な映像を楽しんだりするためには、安定した高速通信環境が不可欠。そのため、安定性と通信速度の両方を満たした光回線が最適だと言えます。また、同条件を満たした通信手段としては、WiMAXのホームルーターも選択肢のひとつです。

 

快適なスマートホーム化のためには、モバイル回線だけでは不十分?

とはいえ、モバイル回線も近年高速化が進んでおり、少なくとも「通信速度」については条件を満たしているようにも思えます。

 

光回線やWiMAXを新規契約するにも手間がかかるし、手元のスマートフォンやモバイルルーターでも十分なんじゃないか――。そう考えても不思議はありません。

 

「絶対にダメ」というわけではありませんが、スマートホーム化を快適に進めるには、モバイル回線は必ずしも最適とは言えません。なぜなら、たとえ通信速度を満たしていたとしても、それ以外に複数の懸念点があるからです。

懸念点①「通信速度の安定性」

まず挙げられるのが、通信の「安定性」の問題です。高速化が進みつつあるモバイル回線も、それが無線通信である以上、有線接続ほどの安定性は今のところ望めません

 

特にスマートホームにおいては、複数のスマート家電を同時に利用したり、大容量のデータをやり取りすることもあります。そんな時、通信が不安定になったり、速度が不足していたりするとストレスに感じますよね。モバイル回線はそういったストレス要因が多いため、あまりおすすめはできません。

懸念点②「同時接続数」

2つ目は、「同時接続数」の問題です。

最新のモバイルルーターのスペックを見ると、たくさんのデバイスを同時接続できる機種も少なくありません。なので、純粋に「数」だけを見るとなんとか対応できそうに感じられるかもしれませんが、そううまくはいかないのが現状です。

 

理由①の「安定性」の問題とも重なりますが、スマートホームではさまざまな家電をネットワークに接続するため、一定の通信負荷がかかります。複数のデバイスを接続できたとしても、送受信が常時行われる各デバイスに対処して安定した通信を行うのは、モバイル回線では困難だといわざるを得ません。

懸念点③「通信費」

3つ目は、「通信費」の問題です。

一般的にモバイル回線のプランは、使えるデータ容量があらかじめ設定されています。そのデータ容量を超過すると通信制限がかかり、通信可能な容量を追加で購入しないかぎりは、月末まで通信速度が遅くなってしまいます。

 

このモバイル回線のプラン設計は、スマートホームと相性がよくありません。スマート家電のなかには頻繁にデータ通信を行うものもあるため、あっという間に月々のデータ容量を使い果たしてしまう可能性があります

 

しかもそれが複数のデバイスともなれば、毎月の通信量はかなりのもの。大容量プランを契約することで対処する方法もありますが、前述の2つの理由も考慮すると、容量制限のない光回線のほうが利便性の面でもコスパの面でも無難だといえるでしょう。


ホームルーターやモバイルルーターでスマートホーム化はできる?

以上のような理由から、スマートホーム化に際してのインターネット環境として、モバイルルーターは「あまりおすすめできない」といえます。通信の安定性に不安があるだけでなく、モバイルルーターはそもそも電波の強度が高くないからです。

 

一般的なWi-Fiルーターのように「リビングに設置すれば離れた部屋からでもネット接続できる」ようなものではなく、モバイルルーターは、使いたいデバイスの近くに置く必要があります。スマート家電を使う時、それぞれのデバイスの近くに逐一モバイルルーターを持っていくのは、あまり現実的ではありません。

 

一方で、ホームルーターはまだ選択肢に入ってきます。

スペック面では光回線に敵いませんが、回線工事なしで手軽に導入できるのは大きなメリット。安定性と通信速度もそれなりにありますので、スマートホームでも存分に役割を果たしてくれることでしょう。特に引っ越しが多い人は、光回線よりもホームルーターのほうが適していると言えます。


注目のスマート家電を紹介!

さて、ここまではスマートホーム化に関連したインターネット環境について説明してきましたが、ここからは注目のスマート家電をご紹介。日々進化を続けるスマート家電の中から、3つのジャンルの製品をピックアップして紹介します。

1. ロボット掃除機

スマート家電の代表的存在ともいえるロボット掃除機。そんな「ロボット掃除機」と聞いて、真っ先に「ルンバ」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。動物が乗っかっているほんわか映像や、おかしな挙動をしているおもしろ動画など、SNSでもたびたび話題になっていますよね。

 

ルンバも引き続き最新機種を打ち出していますが、現在はほかのメーカーも参入し、しのぎを削っています。充電ステーションでの全自動クリーニングに、外出先からのスマホ操作、掃除した場所の画面上での確認機能など、便利な機能も次々に実装。

 

また、この分野はまだまだ発展する余地があります。現在は主に平面上の床をきれいにしてくれるロボット掃除機ですが、将来的には段差を乗り越え、階段や別の階も自動で掃除してくれるようになるかもしれません。今後の進化が楽しみな家電だといえるでしょう。

家電②「スマートテーブル」

スマートスピーカーやスマート電球などのコンパクトなスマート家電は定番ですが、大型家電も忘れてはいけません。

 

そこで一例として取り上げたいのが、見た目はテーブルでありながら「家電」としての機能を持ち合わせている、スマートテーブルです。これは、Bluetoothスピーカー、ワイヤレス充電機能、USBポート、ドリンククーラーなどがひとつになった多機能テーブルです。

 

現在はまだ比較的シンプルな機能が中心ですが、「テーブル」としてのサイズ感を考慮すると、拡張性は高いはず。ほかのスマート家電との連携やオンライン接続、AIの活用によって、いろいろな機能を搭載した製品が考えられそうです。

家電③「スマートカメラ」

スマート家電の中でも近年じわじわと普及しているのが、「スマートカメラ(スマートホームカメラ)」です。

 

カメラ型のデバイスにもさまざまありますが、Webカメラなどとは異なり、スマートカメラ自体がコンピューターやストレージを内蔵しているのが大きな特徴。インターネットと接続できるため、パソコンやスマートフォンからいつでもリアルタイムで映像を確認したり、カメラを操作したりすることもできます。

 

用途としては、外出時に子どもやペットの様子を確認したい人や、高齢者の見守りなどの現場でも活躍。ほかのスマート家電と連携し、照明や空調とあわせて活用することもできます。それ以外にも監視・防犯・記録などの幅広い用途が想定されていることから、スマートホームに限らず、企業や店舗でも導入が進んでいます。


快適なスマートホーム化のためには、光回線がおすすめ!

これまでにも多種多様な製品が生み出されてきた、スマート家電。

 

コストや住宅環境などの問題もあり、いまいち普及していない印象のある家電もありますが、まだまだジャンルとしては発展途上。ここ数年のAI技術の急速な発展と普及に後押しされ、これからますます進化していくことが予想されます。

 

ただし、スマートホーム化のためにはインターネット環境が不可欠。モバイル回線だけでは心もとないので、光回線やWiMAXをあらかじめ導入したうえで、スマート家電を揃えるようにしましょう。回線選びに悩んでいる方は、この機会にビッグローブ光をぜひご検討ください。

 

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*1 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。

*2 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。

Contributor

けいろー

フリーライター。ネット大好きゆとり世代。趣味のブログをきっかけに依頼をもらうようになり、勢いで独立。書評・アニメ・グルメ・旅行など何でもござれ。

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