猛暑やコロナ流行の再拡大などの影響で、今年の夏も外出を控えたい。それならおうちにいながら映画館気分で、映画鑑賞ができればうれしいですよね。
でも、映画を見るための機器を揃えると配線がごちゃごちゃしそうで気が重い、という意見も多いのではないでしょうか。いまのプロジェクターはWi-FiやBluetoothなどの無線接続に対応していないものが多く、有線接続が避けられないため、どうしても配線の問題が出てきてしまうのがネックでした。
しかし、実は最低限の配線で簡単にホームシアターを楽しむ方法があるのです。それが、ストリーミングデバイスを活用する方法です。
必要なのはストリーミングデバイスとプロジェクターの二つだけ
ストリーミングデバイスとは、インターネットを通じて音楽や映像などを楽しめる機器のこと。具体的には、Google ChromecastやFire TV Stickがストリーミングデバイスに当たります。手のひらに乗るくらい小型で、Wi-Fi環境さえあれば、テレビなどのHDMI端子に「挿す」だけで映画が楽しめるという優れものなんですよ。
どちらのストリーミングデバイスも数千円という手軽な価格
筆者宅でも、自粛生活が始まった2020年の春にFire TV Stickを購入しました。それ以前にもAmazonプライムなどの動画配信サービスをスマホやタブレットで楽しんでいましたが、もっと大きな画面で見たいという欲求を抱き始めていたところでした。
そんな中で購入したFire TV Stickは、テレビに挿してWi-Fiに接続するだけでネットの動画を見ることができるので、とても便利! おうち時間の充実におおいに役立ったものです。
さて、Fire TV Stickを使ってテレビで動画配信サービスを楽しめるようになると、もっと欲が出てくるかもしれません(笑)。映画館に行く機会も減ったことだし、どうせなら家にいながら映画館のような大画面で映画を楽しみたい! そう思うようになったら、家庭用プロジェクターの出番です。
ホームプロジェクターと聞くと大がかりな装置を思い浮かべがちですが、最近のプロジェクターはとてもコンパクト! テレビと同じくHDMI端子が付いていることが多く、Wi-Fi環境さえあれば、ストリーミングデバイスを挿すだけで動画を楽しむことができるので、有線がごちゃつく心配もありません。
イメージとしては、テレビをプロジェクターに置き換えるだけ。スクリーンも付属していることが多いので、プロジェクターとストリーミングデバイスを接続するだけで簡単にホームシアターが出来上がりますよ。
1万円以下で購入できる小型ホームプロジェクター。スクリーンも内蔵スピーカーも付属しているので、ストリーミングデバイス以外の機器の購入は不要
高速インターネット環境があるなら配線も二つだけ
プロジェクターにストリーミングデバイスを挿すだけでホームシアターの完成! といっても、もちろん配線が全くいらないわけではありません。プロジェクターとストリーミングデバイス、それぞれの電源を確保しましょう。逆にいえば、電源の配線以外の有線は不要です。ただし、Wi-Fiルーターで家の中にインターネットを張り巡らせておく必要があります。
インターネットで動画を視聴する場合、光回線なら大容量で高速通信可能なので映像が途切れる心配はありません。ただし、ホームシアターとWi-Fiルーターが遠い場所にある場合、画像が乱れる機会が多くなることも。その場合は、できるだけ同じ部屋や近い位置にルーターを置くことをおすすめします。
我が家の場合、一階リビングにWi-Fiルーターがあり、Fire TV Stickを挿したテレビは二階に置いてあるので、映像が乱れたり固まったりすることも時々あります。ストレスなくホームシアターを楽しむためには、光回線を導入したうえで、Wi-Fiルーターの位置を熟考したいですね。
さあ、この夏は光回線とストリーミングデバイスでホームシアターを作ってみませんか?ビッグローブ光なら高速・大容量のネット回線でさらに安心です。おうちで過ごす夏時間が、ますます楽しくなること間違いなしですよ!
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*1 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。
*2 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。
光回線についてもっと詳しく知りたいという方は、
以下の記事も併せてご覧ください。