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大きいスマホを片手で操作する方法|便利な設定やアプリ紹介

大きいスマホを片手で操作する方法|便利な設定やアプリ紹介

スマホを片手で使いたい

まだまだスマホを片手で使いたいユーザーは多いはず。片手でも操作しやすいiPhone SEのユーザーはいまだに多いですし、Androidでもコンパクトタイプが出ています。

しかし、小型スマホには次のようなデメリットもあります。とくに、最新の高機能な機種を選びたい場合には、小型スマホは選択肢から外れることが多いでしょう。

 

小型スマホのデメリット

  • 機種をあまり選べない
  • 画面が小さいので一度に表示できる情報量が少ない
  • 小型スマホよりも大型スマホのほうが高機能になる傾向がある

 

それなら、大型スマホでも小型スマホのように片手で使う方法を考えてみましょう。

手の小さい人でもスマホを操作しやすくする設定

最近の大型スマホには、あらかじめ片手で使えるような設定があります。これを使えば片手でもかなり操作しやすくなります。

 

片手操作モードの設定(Android)

最近のAndroidスマホでは、多くの機種に片手操作モードがあります。これを使えば、画面の表示サイズを好きな大きさに変えて、好きな位置に配置できます。

しかし片手操作モードは機種ごとに名称が異なり、「片手操作モード」「片手モード」「ワンハンドレイアウト」など、さまざまな名称があります。機種によっては、決まった大きさに縮小し、配置も変更できないこともありますが、この機能を使えば、かなり片手で使いやすくなります。

多くは「設定」で切り替えを有効にして、特定の操作を行うことで切り替えられます。

 

例えば、HUAWEI P20 liteの場合、以下の手順で設定可能です。

①「設定」の「スマートアシスト」を選択

②「ワンハンドUI」の「ミニ画面表示」をON

③ナビゲーションバーに沿って指をスライドさせる

これでミニ画面に切り替わります。

ご自分のスマホでも、ぜひ確認してみてください。

 

簡易アクセス機能(iPhone)

iPhone 6/iPhone 6 Plus以降のiPhoneには「簡易アクセス機能」が追加されています。この機能を使うと、画面表示の全体が下にスライドするので、手が小さい人でも、画面表示の上の方に指が届きます。

※本記事で使用しているiPhoneのスクリーンショットは、iPhone 6sのものです。

簡易アクセス機能は、ホームボタンをダブルタップすることで使用できます。iPhone XSやiPhone XRなどのホームボタンがないiPhoneの場合は、画面の下部を下にスワイプすることで使えます。

 

簡易アクセス機能を利用するには、「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」の順にタップして、「簡易アクセス」をONにすることで利用可能になります。

キーボードの設定(Android)

片手モードになると、キーボードも幅が狭くなるので、片手でも使いやすくなります。また、音声入力を活用すれば操作する部分が少なくなるので、より簡単になります。

ATOKなど、キーボードだけが左右どちらかに片寄って表示される独自の片手操作モードのある日本語入力システムもあるので、使っている日本語入力システムの設定を確認してみてください。

 

キーボードの設定(iPhone)

iPhoneでは、iOS 11からは「片手用キーボード」が用意されています。キーボードが簡単に左右どちらかに寄る機能です。キーボード以外の部分はそのまま表示されるので、画面に表示される情報量は変わりません。

これを使うと、iPhone XやiPhone Plusシリーズでも楽に片手で入力できます。こちらも、音声入力を活用する方法もあります。

手の小さい人でもスマホが操作しやすくなるアプリ

片手操作モードだけでは足りないという人は、アプリを使うと、より使いやすい環境を作れます。

 

Sleipnirブラウザ

Webを閲覧するためのタブブラウザです。Sleipnirブラウザは、多くの操作をジェスチャーで行えるので、片手でも楽に操作できます。タッチパッドやゲームのコントローラーに慣れている人は、馴染みやすいのではないでしょうか。

 

Sleipnirブラウザには、iPhone版とAndroid版の両方があります。無料です。

 

片手でスマホ(Android)

Androidスマホを簡単に片手操作モードにできるアプリです。

端末の片手操作モードとは異なり、タップすることで片手操作モードとフルサイズモードを切り替えることができるので、一時的に片手で操作したいというときには便利です。無料です。

 

片手で楽々操作できる:片手ポインター(Android)

こちらは画面を小さくするためのものではなく、ポインター(矢印)を指の届かないところにまで動かし、タップできるアプリです。画面が大きくても、擬似的な片手操作モードを実現できます。基本的には無料で使用できます。

 

片手キーボード PRO(iPhone)

iOS 11以降のiPhoneでキーボードを片手操作モードにするためには、「片手キーボード PRO」というアプリを使う方法もあります。

キーボードのサイズを自由に決められるほか、日本語入力がスムーズになるさまざまな機能があります。有料アプリで税込480円です。

 

大きなスマホは落としやすいので、ストラップやスマホリングなど、落とさない工夫もあるとより快適に使うことができますよ。

※本記事の内容は、2019年2月14日現在の情報です。

Contributor

成瀬京子

WebマーケティングやAIを主に扱うIT専門ライター。ガラケー時代からの携帯・ガジェットマニアだが、なぜか仕事になりにくいのが悩み。

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