近年は新型コロナウイルスだけでなく地震や台風、大雨といった災害にも注意が必要になっています。災害はいつ起こるか分かりません。そのため、有事の際の対応方法だけでなく、災害に備えた知識も必要です。
最近は災害対策アプリがたくさんありますので、まだ何も準備していない方はここから始めてみてはいかがでしょう。ということで今回は、災害時に役立つ防災アプリ5選を紹介します。
目次
Yahoo!防災速報
まず、災害時に素早く情報が得られるアプリとして「Yahoo!防災速報」と「特務機関NERV防災」を紹介します。
「Yahoo!防災速報」は、緊急地震速報や豪雨予報といった災害情報を通知してくれるアプリです。防災情報の対象地域は、現在地と国内で合計3地点まで登録できます。
また災害の種類に適した避難場所や、Yahoo!天気でもおなじみの豪雨情報なども確認できますので非常に便利です。さらに、「防災手帳」機能を使えば、避難場所やハザードマップの登録や防災用品のチェックもできますので、災害対策アプリとしても役立つでしょう。
特務機関NERV防災
「特務機関NERV防災」は、地震や津波などの速報や洪水や土砂災害といった防災気象情報を、利用者の現在地や登録情報に最適化して通知してくれるアプリです。的確な情報を得ることで、ユーザーが迅速かつ正確な行動が取れるように考慮して作られています。
「NERV」ということでエヴァ好きの方向けのアプリだと思われるかもしれませんが、そういった要素はなく、使いやすい災害アプリなのでご安心を。
「特務機関NERV防災」で扱っている情報は天気や災害情報だけでなく、特別警報や河川情報、Jアラートなど、さまざまです。また、音声読み上げ機能も付いているため、画面を見なくても情報が得られるのもうれしいところでしょう。
次に、災害に備えるために何をすればいのか知識を得られるアプリを紹介します。
東京防災アプリ
「東京防災アプリ」は、実際に災害が起こった際に役立つ情報が網羅されたアプリです。
なお「東京防災アプリ」には、すべての機能が利用できる「フル版」と災害情報などの重要機能だけに特化した「ライト版」があるので、まずは「ライト版」から試してみるのがおすすめです。
「東京防災アプリ」には、以下3つのモードが搭載されています。
・東京防災モード:防災の基礎知識および、有事の際に取るべき行動などが学べるモード
・東京くらし防災モード:普段の生活の中で行える防災対策が学べるモード
・災害時モード:防災マップや安否確認などが利用できるモード
防災ログ~非常食・グッズの期限管理
「防災ログ~非常食・グッズの期限管理」は、非常食や備蓄食料、防災グッズといったいわゆる防災グッズを管理するためのアプリです。
災害に備えた備蓄品の賞味期限などをチェックして、在庫を管理することができます。
災害時に最低限必要なグッズが把握できるため、まだ対策をしていない人にはうってつけです。
また「モノ管理サービス~アイテムログ(β)」へ無料登録することで、「家族で決めておくべきこと」という掲示板共有機能と、登録グッズのバックアップやPCブラウザからの確認ができるようになります。
- iOS版「防災ログ~非常食・グッズの期限管理」のダウンロードはコチラ
※Android版は配信されていません。
防災情報 全国避難所ガイド
最後に、有事の際になくてはならない、緊急時の避難所を確認できるアプリも紹介しておきます。
「防災情報 全国避難所ガイド」は、全国の避難所や帰宅困難者一時滞在施設、津波避難施設などが13万件以上紹介されているアプリです。
避難所を検索する機能が充実しており、ARカメラ・コンパス機能やTwitterライフライン表示など役立つ機能が盛りだくさんです。また、各種災害情報に加え、安否登録・安否確認、避難勧告・指示やJアラート、Lアラート情報も受信することができます。
備えあれば憂いなし。もしもときのために今から準備を!
今回は、災害時に役立つ防災アプリ5選ということで「Yahoo!防災速報」、「特務機関NERV防災」、「東京防災アプリ」、「防災ログ~非常食・グッズの期限管理」、「防災情報 全国避難所ガイド」を紹介しました。
実際に災害にあった後ではできることが限られますので、できるだけ早めに対策を行うべきでしょう。有事の際に備えて、今回紹介したアプリをぜひ役立ててください。