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話題の「メタバース」と「VRChat」は何が違う?初心者向けメタバース入門!

話題の「メタバース」と「VRChat」は何が違う?初心者向けメタバース入門!

最近、メディアやSNSで「VRChat」という言葉を目にするようになりました。

 

Twitterでは以前からしばしばトレンド入りしていたので、聞き覚えのある人もいるかもしれません。近頃は「メタバース」関係の話題でテレビや新聞でも取り上げられるようになったことで、目にする機会がさらに増えた――という印象ですね。

 

しかし一方で、実際に「VRChat」を利用してみた経験のある人はまだまだ少ないでしょう。「メタバース」との違いもあやふやに感じられているかもしれません。「VRChat」とはどのようなサービスなのか。そして「メタバース」とは何が違うのか。まとめて説明します。

最近話題の「メタバース」って?

「VRChat」について説明する前に、最近よく耳にするようになった「メタバース」という言葉について確認しておきましょう。

 

「メタバース」の厳密な定義はまだ定まっていませんが、広い意味では「バーチャル空間(仮想空間)のこと」だと言えます。映画『マトリックス』や『レディ・プレイヤー1』、『サマーウォーズ』、『攻殻機動隊』、あるいは『ソードアート・オンライン』といった作品の中で描かれている世界がそれです。

 

「VRChat」は、そんな「メタバース」の1つとして挙げられているサービスプラットフォームです。少しややこしいかもしれませんが、「メタバースは特定のサービスの名称ではない」こと、そして「VRChatはサービス名である」ことさえわかれば、両者の違いも自ずと見えてくるはずです。

「VRChat」って何? VRサービスじゃないの?

 では、そんな「メタバース」の1つに数えられる「VRChat」とは、いったいどのようなサービスなのでしょうか。

 

一言で説明すると、「VRChat」は仮想空間で世界中のユーザーと交流ができるコミュニケーションサービス。一般的には「ソーシャルVR」と呼ばれるジャンルに分類されています。

 

「ソーシャルVR」も耳馴染みのない言葉ですね。「空間版SNS」と言えばイメージしやすいでしょうか。従来のSNSは文字や画像、音声でコミュニケーションをしますが、ソーシャルVRでは相手と同じ「空間」に入って、身振り手振りや握手などを含む身体的な交流も行えます。

 

また、読んで字の如く「VR空間でチャット(おしゃべり)ができるサービス」という印象が強い「VRChat」ですが、できるのは会話だけではありません。

 

毎日のように開催されるさまざまな催しに参加できる「イベント会場」もしくは「コミュニティ」としての性質も持っているほか、シューティングにゴルフ、ビリヤード、麻雀にボードゲームなど、ありとあらゆる「ゲーム」で遊べるサービスでもあるのです。

 

さらに付け加えると、「VRChat」という名称ではあるものの、実はVR機器は必須ではありません。スペックを満たしたパソコンさえあれば誰でもプレイできますし、Steamから無料でインストールして、今すぐにでも始めることができます。

仮想空間をビジネス活用?次々にVRChatへと飛び込む企業

昨今の「メタバース」ブームによって、ますます注目が集まりつつある「VRChat」。以前からいくつかのイベントは開催されていましたが、この仮想空間をビジネスに活用するべく、近年は一般企業も続々と参入してきています。

JRやビームス、ディズニーまで出展!? 世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット」

たとえば、「バーチャルマーケット」。これは株式会社HIKKYが主催する世界最大のVRイベントであり、来場者は3Dアバターや3Dモデルなどを自由に試着・鑑賞・購入できます。

 

2018年の初開催時の企業出展は2社のみで、一般クリエイターによるサークル出展が中心でしたが、回を重ねるごとに規模も拡大。2021年開催の「バーチャルマーケット2021」では、約600の一般サークルと、約80社もの企業が出展。来場者数も100万人超を記録しました。

 

出展企業は、VRに関係のある企業やゲーム会社だけではありません。JR東日本、SMBC日興証券、ローソン、ビームス、テレビ朝日、大丸松坂屋百貨店、ディズニーストアなど、さまざまな業界の有名企業が出展しています。こうして並べてみると、とても幅広いジャンルから出展されていることがわかりますよね。

最新の電気自動車をバーチャルでもお披露目!日産自動車の取り組み

また、最近はバーチャルマーケットのようなイベントへの出展だけでなく、独自に「VRChat」を活用しようという企業も見られるようになっています。

 

その最たる例が、日産自動車です。

 

2021年11月には、銀座で運営する「NISSAN CROSSING」を再現したバーチャルギャラリーを「VRChat」内にオープン。さらに2022年5月には、メディアでも話題になった新型軽電気自動車「日産サクラ」のお披露目会を開催し、メタバース空間での試乗会まで行われました。

 

日産のバーチャルギャラリーは今もVRChat上で公開されており、誰でもアクセスすることができます。実際に日産サクラを間近で見て試乗することもできますので、気になる方は訪れてみてはいかがでしょうか。

 

https://www.nissan-global.com/JP/INNOVATION/DESIGN/DESIGNWORKS/VR-CROSSING/

まずは実際にメタバースの世界に飛び込んでみては?

以上が、「VRChat」と「メタバース」の関係性についての説明となります。

 

「メタバース」という言葉はまだ定義が不確かではありますが、「VRChat」をはじめとした仮想世界が次々に誕生し、世界中のユーザーによって利用されていることは間違いありません。

 

「メタバースの世界を実際に体験してみる」という意味でも、「VRChat」はおすすめのサービスです。初心者向けに案内してくれる親切な日本人ユーザーもたくさんいますので、少しでも気になった方は、試しに覗いてみてはいかがでしょうか。

 

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Contributor

けいろー

フリーライター。ネット大好きゆとり世代。趣味のブログをきっかけに依頼をもらうようになり、勢いで独立。書評・アニメ・グルメ・旅行など何でもござれ。

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