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電子書籍と紙はどちらが良い?メリットを徹底比較

電子書籍と紙はどちらが良い?メリットを徹底比較

書籍を新たに購入する際、紙の本と電子書籍、どちらを選んでいますか? 紙には紙の、電子には電子のメリットがあり、どちらを選ぶべきかわからない方もいるのではないでしょうか。

 

今回の記事では、紙と電子書籍のそれぞれの特徴をまとめました。どちらが自分に合っているか分からない、という方はぜひ参考にしてください。

紙の本を購入するメリット

紙の本には実体があるため「実物を所有する」「お店に買いに行く」という特徴があります。この二つの性質に由来するメリットを見てみましょう。

読み終わった本は売れる

購入時に割引を利用できる電子書籍と違い、紙の本は定価での販売が一般的です。

一方、紙の本には読み終わったあとに売ることができるというメリットがあります。漫画の人気作であれば定価の半額から7割程度で売れることもあり、売却まで見越すと紙の本のほうが総合的には得なケースもあります。

 

ただし、古い書籍の場合はほとんど値が付かないこともあるため、本によって売却価格にムラがある点は注意してください。

古本を買えるのは紙のみ

電子書籍は、書籍のデータを購入することになるため「中古」という概念が存在しません。そのため、価格の安い古本を購入できるのは紙の書籍ならではの特徴です。

 

また、古本の中には、電子化されておらず紙の本も絶版になっている書籍が数多く存在します。流通量の少ない昔の書籍や、プレミア本に出会えるのも紙の本ならではと言えるでしょう。

ページをめくりやすい

紙の本はページをめくりやすい点もメリットです。数十ページ前でも、読みたいところをピンポイントでさっと開くことができます。

タブレットやスマホでは、目次に移動してからページを選択したり、画面を何度もタップする必要があるためストレスを感じることもあるかもしれません。

特装版や初回限定版は紙のみの場合も

書籍にもよりますが、初回限定版や特装版は紙でしか入手できないことがあります。限定版には作者の描きおろしイラストや、購入でしか手に入らないおまけグッズなどがついていることがあり、なかには「通常版と合わせて二冊買う」という人もいるほど。

電子書籍に絞って購入する場合、こういった限定版は手に入らないですよね。

紙の本はコレクション性がある

紙の本の愛好家のなかには、所有すること自体に楽しみを見出している方もいます。壁一面に並んだ本を見ているだけで幸せな気分になるという人もおり、紙の本にはコレクション性があるのです。

電子書籍は本の実物を所有していると実感しにくいため、収集欲を満たすのは難しいかもしれません。

紙の本は書店の購入特典がつくことも

購入時の紙の本独自のメリットといえば、書店での購入特典でしょう。しおりやポストカードなど、書籍購入でオリジナルグッズのプレゼントがもらえることがあります。

電子書籍の購入では手に入らないため、購入特典を狙いたい場合は紙の本に限定されます。

電子書籍を購入するメリット

紙の本に対し、電子書籍の性質は「実物が存在しないこと」です。この点から、紙の本にはない利点が多く存在します。

電子書籍はセールやクーポンがある

電子書籍は、通常ネットショップを経由して購入することが一般的です。電子書籍を購入する際、ショップ独自のセールやクーポンで安く購入できることがあります。

 

例えば、大日本印刷株式会社の運営するサービス「honto」では、電子書籍の購入に使えるクーポンを頻繁に配信しています。割引額が20%を超えることもあり、金額が大きくなるため、電子書籍をお得に購入することが可能です。

電子書籍でしか読めない本がある

実は、書籍はすべてが紙の本になっているわけではありません。自費出版本や知名度の低い漫画作品など、さまざまな理由で「紙で出版すると採算が取れない」と判断された本は、電子のみで出版、という形を取ることがあります。

 

紙の本だけに絞って購入すると、このような電子書籍のみの本に触れる機会は減少するでしょう。

電子書籍は読みたいときにすぐ購入できる・読める

電子書籍の最大の強みと言えるのが、思い立ったときにすぐ読めることです。紙の本であれば「書店に買いに行く」「在庫がなければ取り寄せる」など、実際に読めるまでに多少ならず時間がかかります。通販で購入した場合も、届くまで最短でも1日はかかるため、本の衝動買いが多い方はストレスを感じる場面もあるかもしれません。

 

電子書籍にはこのタイムラグが存在せず、読みたいときにすぐに購入して読むことができます。インターネット回線が繋がっていれば、いつでも読みたい本を好きなだけ読めます。

電子書籍は場所をとらない

紙の本は電子と異なり実体が存在するため、保管に相応のスペースを必要とします。所有する冊数が多いと自宅の一角を本だけに占拠されてしまうこともあるでしょう。

その点、電子書籍であれば場所もとらず、本の収納場所に頭を悩ませる必要はありません。

タブレットを持っていれば大きな画面で読める

タブレット所有者限定ではありますが、電子書籍は紙の本よりも大きな画面で読書ができます。拡大機能もあるため、漫画で迫力のイラストを楽しみたい方や、文庫本などの字が小さく感じる方にはおすすめです。

 

なお、スマホで電子書籍を読む場合は、紙の本より字が小さく読みにくいと感じることもあるかもしれません。

本に求めるポイントによってどちらが良いかは違う

電子書籍と紙の本にはそれぞれ異なる長所があり、一概にどちらが優れているとはいえません。

傾向としては、グッズや本そのものを集めたい場合は紙を、本の中身が読めれば十分、安く買いたいという人には電子書籍が適しているでしょう。

 

まずは、自分が本に求めるのはどのようなポイントかを考えてみましょう。

Contributor

いちはらまきを

今日の晩御飯から不動産・転職までこなすマルチジャンルライター。Twitterでも活動中。Twitter:@IchiharaMakiwo

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