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本好きのためのブックホテルとは?魅力とオススメ宿3選

本好きのためのブックホテルとは?魅力とオススメ宿3選

ネットが普及して本を読まなくなったと言われますが、その一方で、読みたい本のリストがどんどん長くなるという人も多いはず。

でも読む時間があまり取れず、読みたい本がどんどん溜まってしまうということはありませんか?夏休みなど、じっくり時間を取れるときには、まとめて読みたいですね。

 

そこでおすすめなのが、ネットの本好きの間で話題の「本を楽しむための宿」。たくさんの本に囲まれて過ごしたり、時間を気にせず本を読んだまま寝落ちしたり、本を楽しむために泊まる場所で、まさに本好きの天国です。

本を楽しむための宿ってどんなところ?

今回ご紹介する「本を楽しむための宿」は、宿によってシステムや部屋のタイプはいろいろですが、たくさんの本を取り揃えていて、ライブラリーや自室で、好きなだけ本を読めるようになっている宿です。

 

本を読むために一人で来ている人も多いので、一人旅でも気楽に使えます。大きくてオシャレな本棚は写真にも映えますよ。

読む本は自分で持っていくの?

多くの宿は、大きなライブラリーがあって、何冊でも自由に選んで読むことができます。自分ではなかなか選ばないような本と出会うことができるのも、楽しみの一つ。

自分で読みたい本を持ち込む宿もあるので、事前に確認しましょう。

部屋の代金と本の代金は別?

本を読むことが基本の宿なので、ライブラリーの本は無料で読むことができます。ライブラリーでのコーヒーが無料という宿も。軽食などは別料金のところが多いようです。

気に入った本を買い取るときには本代がかかりますが、買取可能かどうかは宿によって異なります。

本好きにおすすめの宿3選

本をゆっくり楽しむ、新しい本と出会う、などをコンセプトとしている宿の中から、ネットで話題の3軒をご紹介します。

※本記事の内容は、2019年8月13日現在の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

箱根本箱

引用元:一休.com

 

「箱根本箱」のコンセプトは「本をテーマにしたインタラクティブ・メディアホテル」。ラウンジ、レストラン、客室など、館内の至る所に本があります。合わせて約1万2,000冊の本を自由に読むことができるのが魅力。気に入った本は購入して自宅まで配送してもらうこともできます。

 

本の種類は、新書、古書、洋書、写真集などさまざま。「衣食住休遊知」の6つのジャンルで、気軽に読める本を中心に揃えています。普段、あまり本を読まないという人でも読みやすい本が多いのが特徴です。

 

本を選んでいるのは日販のブックディレクションブランド『YOURS BOOK STORE』ですが、作家や俳優など、本好きの著名人がセレクトした「あの人の本箱」というコーナーもあります。

 

本を楽しむためのホテルとして有名ですが、料理も自慢の宿です。箱根のローカルガストロノミーと題した、地域の食材を重視したイタリアンが自慢。

すべての客室に温泉露天風呂があるので、読書で疲れたらゆっくりお湯に浸かることができます。

※ガストロノミーとは、文化と料理の関係を考察することで、美食術や美食学などと訳されます。

 

BOOK AND HOTEL TOKYO

画像提供:BOOK AND HOTEL TOKYO IKEBUKURO

 

コンセプトは、本好きの夢の一つ「泊まれる本屋」。「BOOKSHELF」エリアの部屋では、本棚の奥にベッドがあるので、まさに本の中で眠ることができます。

 

本棚に泊まるだけでなく、個室に本を持ち込んでゆっくり眠ることのできる客室「BUNK」エリアも用意されているので、好みの部屋を選んでください。トイレやシャワールームは共同ですが、1泊3,800円(税別)からと、手頃な価格も魅力です。宿泊なしのデイタイム利用も可能。

 

「BOOK AND BED TOKYO」は、池袋、新宿、浅草、心斎橋、京都、福岡の6箇所に展開しています。

池袋店には約3,500冊の本があります。数はそれほど多くないですが選びぬかれたセレクトで、気になっていたけど読んだことのなかった本や、これまで出会うことのなかった本に出会えるかも。本を購入することはできません。

 

THE RYOKAN TOKYO YUGAWARA

画像提供:THE RYOKAN TOKYO YUGAWARA

 

「THE RYOKAN TOKYO」という名前ですが、場所は湯河原です。通常の宿泊プランの他に「積ん読解消パックプラン」が用意されていて、読書を楽しむことができます。コーヒー、紅茶、ハーブティーが飲み放題で、読書灯やしおり貸し出し、スマホ預かりサービスもあるので、読書と温泉だけに浸ることができます。

 

この旅館のコンセプトは、「積ん読解消」のために心地よい環境を提供することなので、本は他の宿のようにたくさんおいてありません。自分で持ち込むのが基本です。他の宿泊客が寄贈した本もあります。

 

読むだけでなく書く方には「大人の原稿執筆パックプラン」も用意されています。スタッフが原稿の進捗を確認してくれたり、感想を言ってくれるので、普段よりも執筆が捗るかも。プリンターや充電コード、アダプターの貸出もあります。

 

客室は、通常の温泉旅館の他に、お手頃なドミトリーを用意。湯河原の温泉をお手軽価格で楽しむことができます。

 

非日常的な空間で、本の世界に浸ろう

一言で「本を楽しむための宿」と言っても、3つの宿はまったく異なります。それぞれとても個性的な宿で、独特の魅力があります。

いつも本を手放さないという人はもちろん、普段あまり本を読まない方にも、本の面白さを再発見する機会になるのではないでしょうか?

Contributor

成瀬京子

WebマーケティングやAIを主に扱うIT専門ライター。ガラケー時代からの携帯・ガジェットマニアだが、なぜか仕事になりにくいのが悩み。

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