コロナ禍で普及!手軽に楽しめる「オンライン飲み」
コロナ禍の外出自粛でテレワークが増え、「Zoom」などのチャットツールを使ったオンライン会議が一気に広まりました。
同時に普及しつつあるのが「オンライン飲み」。
「お互いをカメラで写しながらお酒を飲むだけでしょ??」なんて思っていたものの、実際に始めてみると何ともラクチンで、楽しい……!
スマホやパソコンひとつで、自宅にいながら遠方の友人とも飲み会ができる気軽さや、自分のお酒やおつまみだけ用意すればできるリーズナブルさ、移動の時間を気にしなくていい気楽さがオンライン飲み会のメリット。
「普通の外食飲みよりもラクかも!?」という声もちらほら聞きます。
今後、コロナが収束してからもひとつのコミュニケーションツールとして定着しそうですよね。
そんな便利なオンライン飲みですが、オンラインならではの気をつけたいポイントも。
「これからオンライン飲み会に参加してみたい!」と思っている人も、「何度か参加したけどよくわからない」という人も。
これから紹介する3つのポイントを押さえて臨むと、もっと充実したオンライン飲みが楽しめますよ~!
ポイント1:オンライン飲みはとにかく飲みすぎる……!
普段の飲み会では気にしていた終電や帰宅時間を気にしなくていいのがオンライン飲みのよいところ。
逆にいえば、時間の制限がないのでついつい飲みすぎてしまうのが注意ポイントです。
筆者のまわりでも、オンライン飲み会に参加した人たちは口を揃えて「つい飲み過ぎちゃうんだよね……」と言っていました。
「あとは寝るだけ」と、自宅でリラックスして飲むので、気が緩んで酔いが回りやすい気もします。
「家飲みだと外よりも飲みすぎてしまう」という人は多いと思いますが、お金があまりかからないのも、お酒が進む理由のひとつかもしれません。
たまに飲みすぎるくらいはよいですが、「終盤の記憶がない」「次の日、二日酔いで何もできなかった」という事態を避けたい人は「オンライン飲みは飲みすぎる傾向がある」と意識しておくだけでも、酒量にセーブがかけられるかも……?
ポイント2:解散するタイミングを逃しがち
ポイント1と似ていますが、オンライン飲みには「帰りの時間を気にしなくてよい」=「飲み会を終えるタイミングがわからない」という注意点があります。
その結果、気づいたら深夜で、その分お酒の量も増えてついつい飲みすぎる……という流れにもなりやすくなります。
「Zoom」の無料ユーザーで、3人以上で飲み会を開く場合は、基本的に40分ごとにミーティングルームが終了します。
終了10分前にお知らせが出るので「この回が終わったらお開きにしよう」などと決めやすいですね。また、「たくのみ」を使用すると開始時に終了時間を設定することができます(といっても、ワンクリックで「二次会」に進めるのですが……)。
時間制限がない場合は、あらかじめメンバーで終了時間を決めておくのがおすすめ。
「なんとなく抜けにくいので、最後まで付き合ってしまう」という流されがちな人も、はじめに退室時間を決めて宣言しておくと、いきなり抜けるよりもスムーズでしょう。
ポイント3:同時にみんなが話せない
これは注意点というよりは、オンライン飲みの決定的なデメリットといえるかも。
複数人でオンライン飲みをしていて、二人以上が同時に話すと、音声が混ざって誰が何を話しているかわからなくなります。
そのため、必然的に一度に発言できるのは一人だけ。一人が話している間、他のメンバーは話を聞き、誰かが話し終えたら順番や交代で話すような形式になります。
普通に居酒屋で飲んでいるときのように、同じテーブル内で席が近い2~3名がそれぞれ別の話題で盛り上がる、ということができないんですね。
会議なら、一人ずつ話すスタイルでも問題ないかと思いますが、ワイワイしたい飲み会では、「自分が話すときに全員から注目されると落ち着かない」「声がかぶらないようにお互いが気を使いすぎて、結果シーンとしてしまう」というケースも……。
これは性質上どうにもなりませんが、2~4名くらいまでの、会話がしやすい人数での開催に絞ったり、全員がまんべんなく話せるように何かお題を出したりと、工夫して楽しみましょう。
「Zoom」の場合は、ミーティングに参加している参加者を、さらに小さなグループに分けることができる「ブレイクアウトルーム」機能を使うのも手かもしれません。
- 「Zoom」のブレイクアウトルーム機能について詳細はこちら
以上、オンライン飲み会で気をつけたい3つのポイントでした!
これらを踏まえて、楽しいオンライン飲みを満喫してくださいね~♪