格安スマホの通信速度が遅くなったときの対策
格安スマホの通信速度が遅くなってしまったときの対策はいくつかあります。
まず、コンビニやカフェなど、無料の公共Wi-Fiが提供されている場所を把握しておくことが大事です。公共のWi-Fiは、キャリアの通信速度とは関係なく利用が可能で、基本的に通信速度が安定しています。Wi-Fi環境のない場合には、通信速度が遅くなる時間帯には動画の視聴を控えることも考えの1つに入れておいてください。
通信速度を速くする方法はほかにもある
格安スマホを使っていると、速度制限がかけられていないのにもかかわらず、何らかの原因で電波を受信しづらくなる場合があります。これを簡単に解決できる方法は2つあります。
1つ目は、スマートフォンの電源やモバイル通信を一度切ることです。電波を一度遮断させてから再接続をしてみましょう。この方法で通信速度が安定することがあります。
それでも通信速度が上がらないときは2つ目の方法を使いましょう。場所を移動してみてください。これは人口密集エリアでは特に効果的な方法です。場所を移動して通信の管轄基地局を変えることで、改善することがあります。
また、通信速度を測定できるアプリを入れておくとよいでしょう。通信速度が遅くなった原因がキャリアにあるのか、自分のスマートフォンにあるのかを見極めることができます。
通信速度が遅くなる原因
格安スマホの通信速度が遅くなる原因はさまざまです。
まず、回線が混みあっている時間ほど通信速度が落ちます。一般的には、通勤通学時間など、多くの人が回線を利用する時間帯に通信速度が遅くなる傾向にあります。
また、地域によって通信速度はさまざまです。一般的に都心のほうが遅く、地方や郊外になると通信速度が安定する傾向にあります。格安スマホの場合は、一定のエリアで1つの通信設備を共有して使うため、利用者が多いほど、1人あたりの通信速度が落ちることがあります。これを輻輳(ふくそう)といいます。
以上のように、場合によって通信速度が遅くなることがあるものの、今回ご紹介したような対策によって解決する場合もあるので、ぜひ試してみてください。