いくら格安SIMがリーズナブルといっても、通信速度が遅かったら敬遠してしまいますよね。アプリをダウンロードするのに時間がかかったり、YouTubeなどの動画サービスの再生が遅くてイライラしたり……なんてストレスがたまります。
そこで今回は、通信速度を測れるアプリをもとに、複数の通信事業者の通信速度を測ってみました。
アプリを使って実際の速度チェック&比較
今回は、Speedtest.netというアプリを使って、通信事業者6社の速度計測を行っています。同日の午前と午後にそれぞれチェックしてみました。
通信速度「Mbps」で何がわかるの?
通信速度は「Mbps」(メガビーピーエス)という単位で示されます。
Mbpsとは、1秒当たりに転送できるデータの量をあらわす単位であり、「数値が大きいほど高速」ということになります。
「上り」はアップロード、つまりメールの送信やデータのアップロードなど、データを送信する速度を指します。
一方で「下り」は、インターネットの閲覧やアプリのダウンロード、動画視聴など、データを受信する速度を指しています。
一般的にスマホを使っていて「速い」「遅い」と感じるのは、データを受信(ダウンロード)をするときです。そのため、通信速度をチェックするときは「下り」の値をみるのがポイントといえるでしょう。
1度目の計測
まずは1度目の通信速度テストです。
計測地:東京都品川区、屋内
計測日時:水曜日 11時頃
計測アプリ:Speedtest.net
端末機種 | 通信事業者 | 上り(Mbps) | 下り(Mbps) | |
---|---|---|---|---|
1 | iPhone6 Plus | mineo/タイプA | 4.41 | 8.55 |
2 | iPhone7 Plus | au | 2.33 | 9.86 |
3 | iPhone7 | BIGLOBEモバイル/タイプD | 4.93 | 12.68 |
4 | AQUOS PHONE ZETA SH-04D | docomo | 11.42 | 17.78 |
5 | iPhone7 Plus | Softbank | 20.4 | 28.48 |
6 | iPhone6 | IIJmio/タイプD | 6.58 | 12.8 |
「上り(アップロード)」の数値において、BIGLOBEモバイルはSoftbank、docomo、IIJmioについで4番め、「下り(アップロード)」においても4番めの通信速度となっています。
2度目の計測
次に、同日の午後に、2度目の計測を行ってみました。
計測地:東京都品川区、屋内
計測日時:水曜日 16時頃
計測アプリ:Speedtest.net
端末機種 | 通信事業者 | 上り(Mbps) | 下り(Mbps) | |
---|---|---|---|---|
1 | iPhone6 Plus | mineo/タイプA | 7.28 | 7.58 |
2 | iPhone7 Plus | au | 8.27 | 5.53 |
3 | iPhone7 | BIGLOBEモバイル/タイプD | 16.2 | 14.53 |
4 | AQUOS PHONE ZETA SH-04D | docomo | 7.45 | 11.06 |
5 | iPhone7 Plus | Softbank | 22.61 | 23.14 |
6 | iPhone6 | IIJmio/タイプD | 6.08 | 2.21 |
比較してみると、BIGLOBEモバイルは、「上り(アップロード)」ではSoftbankについで2番め、「下り(ダウンロード)」においても2番めに通信速度が速いという結果が出ました。
同じ場所、同じ通信サービスや端末を使っても、時間によってけっこう差が出るものなのですね。
同じ端末、回線、同時刻で計測してもバラつきがあるので、あくまでも参考程度、ということなりますが、BIGLOBEモバイルのSIMは、MVNOの中では比較的通信速度が速く、大手キャリアの通信速度にも遜色ないパフォーマンスで利用できることがわかります。
無駄なくデータを読み込むBIGLOBEモバイル
このようにスピードテストでは、通信事業者それぞれの通信速度がわかりやすくなっています。
しかし、こうした通信速度の数字にはあらわれにくいものの、BIGLOBEモバイルはユーザーが快適に格安SIMを利用できる技術を用いているのです。
そのひとつが、長年のインターネット事業で培ったトラフィックコントロールです。
たとえば動画視聴をする場合、通常は大量のデータを読み込むため、パケット通信容量が大きくなります。
一方、BIGLOBEモバイルでは、始めは一気にデータを読み込んだ後、帯域を絞り込んで制御するトラフィックコントロール技術により、無駄なデータ通信を行わず、通信料を節約しながら、途切れにくい速い動画再生を実現しています。
トラフィックコントロールは、ダウンロードのスピードも制御するため、通信速度テストなどでは数字が遅く反映されがちですが、実際に使ってみると、低料金でスムーズでストレスのない通信サービスが体感できますよ。
BIGLOBEモバイルならデータ通信量を気にせず、動画・音楽楽しみ放題!
BIGLOBEモバイルには、エンタメフリー・オプションというYouTubeやApple Musicなどの対象サービス利用時にかかるデータ通信量をカウントしないサービスがあります。
BIGLOBEモバイルで音声通話SIMの3GB以上のプランを契約している場合、月額480円(税別)から利用できます。
格安SIMへの乗り換えを検討されている方は、ぜひこのオプションサービスもチェックしてみてくださいね。
※本記事の内容は、2018年4月25日現在の情報です。