格安SIMはここまで使える!かなり使える!
格安SIMの利用を検討する上で、ここでは「実際に格安SIMで何ができるの?」という点にフォーカスしていきます。
格安SIMは、ドコモやソフトバンク、au(KDDI)といった移動体通信の三大キャリアが持っている通信インフラや電波を活用する形で、サービスが提供されています。
では、実際に格安SIMを利用した場合、どのようなことが、どの程度可能なのでしょうか。
大手の通信会社のインフラ設備を借りてサービスを提供していると聞くと、検討されている方のなかには「何かのサービスが制限されるのではないか」と疑問をお持ちの方もいると思います。
また、なかなか具体的なイメージが湧きにくいという方もいらっしゃるかも知れません。
ここではより具体的に、格安SIMでできることを考えていきましょう。
それを考える上でいくつかの押さえるべきポイントがあります。
まずは、データ通信のみなのか、それとも音声通話もするのかといった点です。
格安SIMのサービスが始まった時期には、データ通信のサービスが主体になっていました。
また当初は通信速度も128kbpsのみであったり、非常に低速な通信がメインでした。
その後、データ通信に加えて音声通話サービスが付随するSIMが登場し、現在はBIGLOBEモバイルが提供する格安SIMのように「音声通話+高速でのデータ通信」ができるものもあります。
かつての状況からすると、格安SIM業界ではめざましい発展が起こっているのです。
格安SIMでも使えるサービス
それでは各項目に沿って、一般的な格安SIMできることを見ていきましょう。
音声通話
スマホなどを使っての音声通話は、「音声通話付きSIM」を契約して、SIMが適合するスマホに差し込めば、通常問題なく使えます。
またSkypeなどのサービスを利用すれば、音声通話付きでなくても、音声通話が可能です。
データ通信(インターネット)
もちろん可能です。
LINE twitter Facebook
問題なく利用できます。メッセージの投稿や閲覧のみ行う場合は、1~10Mbps前後の通信速度があれば十分ですが、動画の閲覧を行う場合には10~30Mbps程度の通信速度だと、ストレスを感じることなく使えるでしょう。
パソコン向けサイト(ホームページ)の閲覧
問題無く利用可能です。これも10~30Mbps程度の通信速度があれば快適に利用することができます。
動画閲覧
YouTubeや各種の動画配信サービス、オンデマンドサービスなども利用可能です。
この場合は、かなりのデータを時間あたりにやりとりする必要がありますので、10~30Mbps程度の通信速度があるとストレスなく利用できます。
音楽の再生
これは、スマホの機能に依存する部分が大きいですが、音楽再生機能の付いたスマホであれば問題ありません。各種の音楽ダウンロードサービスも利用可能です。
SkypeなどのVoIPサービス
利用可能です。これも安定した高速通信で快適に利用できます。
ゲームなどのアプリ
もちろん可能です。
Google MAP
問題無く利用可能です。格安SIMに適合するスマホはGPS機能が搭載されているのが基本です。
いかがでしたか?
もちろん一口に高速通信といっても、その上限の速度(理論値)にはサービスによって違いがありますし、電波状況によっては、理論値をかなり下回る通信速度になる場合もありますが、おおよそドコモやソフトバンク、auといった三大キャリアとそのスマホでできることが実現可能であるのがおわかりいただけたのではないでしょうか。